外国為替証拠金取引のレバレッジ規制について

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2017年12月29日

外国為替証拠金取引のレバレッジ規制について

記事を書いた人:岡ちゃんマン

今週は要人発言が多数あったので、要人発言をまとめるつもりでしたが、レバレッジ規制についての情報が出てきたので、先にまとめたいと思います。

要人発言については週末、もしくは週明け早々にまとめたいと思います。

2017年09月27日遅くに「金融庁がFXにおけるレバレッジ規制を25倍から10倍程度に引き下げることを検討」という情報がありました。

この情報による波紋は大きく、SNS上では批判や困惑、独自の見解であふれていました。

FX業者・証券会社には問い合わせが殺到しているらしいです。

FX会社・証券会社の株価も大きく下げたようです。

個人的見解は後半にまとめるとして、まず注意点と準備想定をまとめたいと思います。

注意点

まだ決定ではないので慌てないこと

現在、検討している状況で有識者会議や事業者協会との意見交換を経て、来年の導入を目指している

なので、急遽レバレッジが変更されるわけではないので、慌てて業者を変更したりトレードスタイルを変更する必要はない。

海外業者を勧めてくるアフィリエイターに注意

レバレッジ規制が厳しくなることで、海外口座を進めるアフィリエイターが増えます。

海外口座がすべてダメとは言いませんが、出金リスク等を考慮していく必要があります。

また税金面で、国内業者は分離課税で一律20%ですが、海外業者は雑所得になるので累進課税が適用され、稼ぎすぎると最大50%の税金がかかってきます。

想定と準備

想定

長期トレードをしている人は、ポジションに対する資金管理を計算しなおす必要があります。

また、専業・兼業トレーダー共に運用計画(想定・目標収入)を見直す必要があります。

準備

上記の想定を見直して、資金を増やすのか⁉ポジション数を調整するのか⁉ロット数を調整するのか⁉準備しておく必要があると思います。

もしくは、リスクや税金等を考慮して海外口座をしっかりと調査しておくのもいいかもしれません。

ここからは、個人的見解です。

今回のレバレッジ規制の理由は、破産者の増加依存症の増加ということですが、、、、

規制することが解決になるとは思えません。

破産者の増加に対応するなら、資金管理の徹底投資に関する教育をもっとするべきだと思います。

レバレッジを下げたところで、破産する人は無理な投資を続けると思います。

また、急変動に対してはゼロカット(追証なし)の徹底のほうが効果があるように思います。

依存症に関しては、カジノを作って、、、公営ギャンブルをCMして、、、NISAや投資信託を勧めて、、、レバレッジ規制は矛盾しているように感じます。

今回の規制は株に誘導して、株価を上げたいというような思惑を感じます。

長くなりましたが、想定と準備はしておくべきだと考えます。

 

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