英国金融政策決定会合とインフレレポートについて

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2017年12月27日

英国金融政策決定会合とインフレレポートについて

記事を書いた人:岡ちゃんマン

2017年05月11日に発表になった英国の金融政策と、同時に発表されたインフレーションレポートについて簡単にまとめてみました。

☆金融政策について

市場予想 →  政策金利0.25%据え置き
据え置き票:8
利上げ票 :1

結果   →  政策金利0.25%据え置き
据え置き票:7
利上げ票 :1

今回の結果は予想通りだったのですが、想定外はホッグ副総裁が投票しなかったことです。

次回はメンバー構成が変わっているので、勢力図がどうなっているかが注目点になってきます。

☆インフレーション・レポート

英国中銀の目標はインフレ率を2.0%にすることです。

ただし、ブレグジットでインフレが加速することはしょうがないので、当面はインフレ率2.7%までは許容するとのことでした。

今回のインフレーションレポートでは、インフレ率の許容範囲(オーバーシュート率)を2.82%に変更されてました。

2.7%から2.82%に変更されたことにより、CPIが2.82%になるまでは利上げはしないといわれたことになります。

次回、これからの英国の注目点と方向性をまとめたいと思います。

 

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