2018年08月20日週の注目イベントと注目点!!

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2018年8月19日

2018年08月20日週の注目イベントと注目点!!

記事を書いた人:岡ちゃんマン

8/20(月曜日)

トルコ市場早引け(13:00)

21:15 BOC ウィルキンスBOC副総裁発言

8/21(火曜日)

トルコ市場休場(犠牲祭)

00:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
01:00 EUR ヴァイトマン・ドイツ連銀総裁発言
07:00 AUD ロウRBA総裁発言
10:30 AUD RBA議事録公表(8月7日分)
21:00 HFU ハンガリー政策金利発表
21:30 CAD 卸売売上高

8/22日(水曜日)

トルコ市場休場(犠牲祭)
米中次官級通商協議

02:00 USD 2年債入札
07:45 NZD 四半期小売売上高
12:10 AUD デベルRBA副総裁発言
21:30 CAD 小売売上高
23:30 USD 原油在庫量

8/23(木曜日)

トルコ市場休場(犠牲祭)
米中次官級通商協議
カンザスシティ連銀主催・ジャクソンホール会合
米中(160億ドル)追加関税発動予定

02:00 USD 5年債入札
03:00 USD FOMC議事録(8月1日分)
15:00 NOK ノルウェーGDP
16:00 EUR 仏サービス業・製造業PMI
16:30 SEK スウェーデン失業率
16:30 EUR 独サービス業・製造業PMI
16:30 EUR ヴァイトマン・ドイツ連銀総裁発言
17:00 EUR 欧州サービス業・製造業PMI
20:30 EUR ECB理事会議事要旨公表(7月26日分)

  は指標トレード予定

 

 

8/24(金曜日)

トルコ市場休場(犠牲祭)
カンザスシティ連銀主催・ジャクソンホール会合
※パウエルFRB議長発言予定

02:00 USD 7年債入札
07:45 NZD ニュージー貿易収支
08:30 JPY 日本CPI(消費者物価指数)
15:00 EUR 独GDP
16:30 SEK スウェーデンPPI
21:30 USD 耐久財受注
22:00 MXN メキシコGDP
23:00 USD パウエルFRB議長発言予定(ジャクソンホール講演)

8/25(土曜日)

カンザスシティ連銀主催・ジャクソンホール会合

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

◎先週の振り返りと今週の注目点

 

先週はトルコを中心に市場が動いたのではないかと思います。

トルコ・エルドアン大統領が対米反発をすると → リスクオフ

週後半にかけてリスクオフが緩んできた!

 

トルコのリスクオフは安全通貨(円・フラン・米ドル)の買いに動いています。

また、トルコが下落するとデフォルト懸念から、欧州金融危機が懸念

ユーロが売られる結果につながっています。

 

18日の早朝、ニューヨーククローズ間際では、格付け会社フィッチ・S&Pがともに格下げを発表

ただ、トルコはもともとジャンク扱いのため、影響は限定的ではないかとの見方が多数

 

トルコ関連で注目しておきたいのは、各国長期金利です。

トルコと関連が高いトルコ・スペイン・イタリアの長期金利利回りは上昇。

ドイツは逆に利回り下落しています。

 


USD/TRY時間足チャート

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 


スペイン10年債利回りチャート

 


イタリア10年債利回りチャート

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

トルコ関連以外で注目が集まったのが、米中貿易・関税問題です。

ともに23日には追加関税を発動という状況で、もう一つ注目されているのが人民元安です。

対米ドルで最安値付近まで中国人民元が下落し、米国は注視しています。

 


米ドル/人民元 週足チャート

 

 

主要通貨ではユーロが大きく下落しました。

対米ドルで ”1.1500” を割り込み、 ”1.1400” まで割り込んで ”1.1310” までユーロ安が進みました。

週末 ”1.1440” 付近まで買い戻されていますが、トルコ問題が解決するまではユーロ安圧力は続くとみています。

 


EUR/USD 日足チャート

 


EUR/USD 時間足チャート

 

 

ドル円は、材料難が続く中、リスクオフの円買いで下落

1週間日替わりのようにリスクオン・オフが繰り返され、狭いレンジの中で動く展開となっています。

今週は23日~25日でジャクソンホール会合が予定されていて、24日にはパウエルFRB議長発言が予定されています

次回利上げ、12月利上げがほぼ織り込まれている状況で、動きづらいとは思います。

仮に、12月利上げを否定した場合には、ドル円下落方向にブレイクする可能性を想定しています。

 


USD/JPY 日足チャート

 


USD/JPY 時間足チャート

 

 

あとは、個人的に注目しているのは、カナダです。

カナダについては、別でまとめているので、以下をご覧ください。

 

Bigサプライズ‼ 8月17日発表のカナダCPI(消費者物価指数)が3.0%に!

 

 


CAD/JPY 日足チャート

 


CAD/JPY 時間足チャート

 

 

今週から、日・欧・米が夏休みが明けて、相場が少しづつ活性化してくると思います。

英国は、先週16日からBrexit交渉再開しています。

ヘッドラインが出てくる可能性もあります。

米中通商会議も開かれます。

トルコに対する各国のスタンスも出てくると思われます。

(カタールは150億ドル、フランスも支援を発表)

 

また、RBAFOMCECBと金融政策決定会合の議事録が発表されます。

月末に向けて、材料が出始めてくるので注意していきたいと思います。

 

今週もよろしくお願いします。

 

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