11月30日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2021年12月1日

11月30日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

◎昨日の注目点

 

・米製薬大手モデルナのバンセル最高経営責任者(CEO)がFTとのインタビューで「オミクロン変異株へのワクチン効果は低下する可能性が高い」と指摘したことが明らかになると、日経平均株価や時間外のダウ先物が急落、リスクオフムードが進み日経平均株価は一時460円超の大幅安

・感染拡大への懸念が高まるとリスク・オフの円買い・ドル売りが先行し日本時間夕刻に付けた112.69円を下抜けて一時112.53円と10月11日以来約1カ月半ぶりの安値を付けた

・パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米上院銀行委員会で「インフレ高進のリスクは高まった」「インフレの高まりが一時的との表現を止める時期がきた」「12月FOMCでテーパリングの加速に関して議論する」などと発言すると、米金融政策の正常化が進むとの見方が広がり一転ドル買いが優勢になり、月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローも観測されて、ドル円は一時113.70円付近まで上昇

・エルドアン・トルコ大統領が「利下げが投資や雇用、生産、成長を後押しする」「利下げはインフレを抑制する」と述べ、低金利を維持する姿勢を改めて強調。トルコ中銀の金融緩和スタンスが継続するとの見方が広がり、リラ売りが進み、トルコリラは対ドルでは一時13.9519リラ、対円では8.15円と史上最安値を更新

・米国株式市場では「オミクロン株」の感染拡大への警戒から売りが先行、パウエルFRB議長の米上院銀行委員会での発言を受けて、金融政策の引き締め加速への懸念が高まると売りが加速し、ダウ平均は一時710ドル超下げる場面があった

・オミクロン株に対し、既存のワクチンや抗体治療薬では効果が低いとの複数報道が相次いだことから経済活動の停滞や移動制限の強化が予想され、エネルギー需要鈍化への懸念が高まり、原油相場は売り優勢となり原油価格は下落し、一時64ドル半ばと約3カ月ぶりの安値を記録

・オミクロン株への警戒感が再び高まり、安全資産とされる金は底堅く始まったが、パウエルFRB議長が緩和縮小の加速を示唆すると、一転し売り優勢となった。

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


12月1日7:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


12月1日7:00時点

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 

CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
(議会証言原稿)
「新型コロナウイルスの変異型『オミクロン株』はインフレの不確実性を増大させる」
「オミクロン株は経済、雇用に下振れリスクをもたらす」
「FRBはインフレが定着することを阻止するため手段を講じる」
インフレを加速させる要因は2022年にかけて継続
「物価上昇はここ数カ月でかなり広がった」
インフレ高進のリスクは高まった
インフレに関する一過性という表現を止めるときがきた
「労働参加率の回復にはかなりの時間が要する可能性」
「労働参加率が横ばいなのは非常に驚き」
インフレ高進が定着しないように手段を講じる
「来年中頃にかけて高インフレが予想される」
「持続的なインフレが実現するリスクが増大」
数カ月早いテーパリングの終了を検討することが可能
「インフレ巡り供給サイドの問題を予測しなかった」
テーパリング終了前倒しの是非を議論するのは適切
「インフレ予測で見逃していたのはサプライチェーンの制約」
「インフレ圧力は2022年後半には落ち着くと予想、しかしながら予測には非常に不確実性がある」

イエレン米財務長官
(議会証言原稿)
「債務上限問題を失敗すると、経済回復が骨抜きになる」
「議会にとっての米債上限問題の重要さは誇張ではない」
「現時点では米国経済の回復は強固」

鈴木財務相
「イエレン米財務長官とは為替について話し合っていない」
「米国の経済情勢とインフレについて財務長官から説明があった」

デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「ユーロ圏のインフレは、欧州中央銀行(ECB)の予測ほど低下しないリスクある」

松野官房長官
「ナミビアからの帰国者のオミクロン株感染を確認」
「オミクロン株確認は国内初、隔離を実施している」

後藤厚労相
「オミクロン株感染者は、ナミビアの外交官」
「官房長官の下、タスクフォースを立ち上げて対応」
「飛行機同乗者71人全員を濃厚接触者として対応する」

プーチン露大統領
「ロシアはドル決済の取引削減を余儀なくされている」
「暗号通貨には高いリスクがある」
「ルーブルのボラティリティを下げなければならない」

ジョンソン英首相
「今年初めのように新型コロナのワクチン接種数を増加させる必要がある」
「オミクロン株による重症予防には追加接種が有効である可能性が圧倒的に高い」

キャサリン・マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員
利上げについて議論するのは時期尚早

デコス・スペイン中銀総裁
「2021年のスペインGDP見通しは大幅に下方修正される可能性」

クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長
インフレ率を2%近くまで下げることがインフレ期待抑制の鍵
「FRBはインフレ指標を注意深く監視する必要」
「賃金上昇は健全だが生産性と一致していない」

米議会予算局(CBO)
米財務省の資金は年末前に尽きる可能性もある

エルドアン・トルコ大統領
「利下げが投資や雇用、生産、成長を後押しする」
「2023年の選挙前に金利は大幅に低下し、インフレ率も低下するだろう」
「自分には金利を決定する権限はない」
「最近の為替レートの変動は経済のファンダメンタルズに基づいていない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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