2018年9月25日の記録室 ~要人発言と長期金利~

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2018年9月26日

2018年9月25日の記録室 ~要人発言と長期金利~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

◎昨日の注目点

 

・NAFTA再交渉の先行き懸念発言

・NAFTA懸念なのにカナダ株、長期金利堅調

・追加関税の影響か!? 中国株低迷

・主要国長期金利上昇、新興国長期金利低位安定

・円安、フラン安、長期金利を見るとリスクオン相場か!?

・日10年債利回りの上昇が気になる、指値オペが出てもおかしくないか!?

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


9月26日6:00時点

 

 

 

◎世界の株価

 


9月26日6:00時点

 

 

 

◎各国長期金利

 


米10年債利回りチャート

 


日10年債利回りチャート

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

金融政策決定会合議事要旨
「大方の委員は、『物価 安定の目標』の実現にはこれまでの想定より時間がかかるものの、 2%に向けたモメンタムは維持されていることから、現在の強力な金融緩和を粘り強く続けていくことが適当であるとの認識を共有」
「複数の委員は、わが国では、物価が弱めで推移しているにもかかわらず、事あるごとにいわゆる出口観測が 高まるのが実情であり、今回のガイダンスには、こうした見方への対応としての効果も期待されるとの認識を示した」
「複数の委員は、物価の見通しが下振れするこのタイミングでフォワードガイダンスを導入し、目標実現に対するコミットメントを強化することは適切であると指摘した」

菅官房長官
「日本時間27日未明の日米首脳会談、北朝鮮問題について綿密に打ち合わせ」
「FFR、日米双方の利益となるような議論を予想」

王毅・中国外相
米国との交渉、脅しや圧力のもとでは行えない
「米中の対立は双方にとって損となる」
「通商不均衡、対話を通じた解決を」

黒田東彦日銀総裁
2%の実現には、これまでの想定よりも時間がかかると見込まれ
「今後とも、強力な金融緩和を粘り強く続けていくことが重要と判断」
「低金利は当面の間、いつまでもというわけではない」
「当面の間とは特定の期間を念頭におかず」
「政策修正以降の株や為替は落ち着いており、意図が誤解無く受け止められている」
「貿易戦争の影響、限定的とみるが看過できず」
「日米金利格差の拡大で他の条件が一定ならドル高円安に」
追加緩和策はいろんな方法がある

プラートECB理事
昨日のドラギECB総裁の発言は何も目新しいニュースではない
「賃金上昇は依然緩やかだが、上がっている」
賃金上昇がインフレに影響を与えるには時間がかかる

アルバイラク・トルコ財務相
「政府は必要なら銀行を支援する用意がある」
「中銀の独立性を巡る憶測は終わった」

ブリハ英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「1年で1回か2回の利上げの可能性」
「ブレグジットに関する仮定を変更する段階ではない」

ピーター・ナバロ国家通商会議(NTC)委員長
「中国が報復すればトランプ米大統領は追加関税を課すだろう」

茂木敏充経済再生相
「(FFRで)大きな方向では一致をみることができた」
「(FFRで)個別項目は首脳会談で合意したうえで発表したい」

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表
「我々の望みはカナダが米・メキシコ貿易協議に参加すること」
「NAFTA交渉においてカナダとの間には依然として大きな隔たりがある」
「カナダは主要な問題について譲歩していない」
NAFTA再交渉、カナダに残された時間は少ない

トランプ米大統領(国連総会での演説)
「北朝鮮との間では大きな進展があった」
「金正恩委員長が示した勇気に敬意を示す」
「文在寅大統領と安倍首相、習近平主席に謝意を表明」
「貿易は公平で互恵的であるべき」
OPEC諸国が原油価格を引き下げることを望む

メイ英首相
英国のEU離脱(ブレグジット)について2回目の国民投票はな

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