4月24日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

TOP > ファンダ記録室 > 4月24日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

2025年4月25日

4月24日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・昨日から一転トランプ米大統領から「中国と取引なければそれはそれでOK」「パウエルFRB議長は間違い犯したと思っている」などの発言が伝わったことで朝方からドル売りが先行、中国外務省が「中国と米国はまだ関税について協議していない。必要であれば関税戦争も辞さない」と表明するとドル売りが加速

・トランプ米大統領が「我々は中国と会談している」と明らかにすると、米政権の対中姿勢緩和を期待しドルは持ち直した

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


4月25日6時時点

 

 

 

 

 

 


4月25日6時時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


4月25日6時時点

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

トランプ米大統領
中国への関税は今後2-3週間に設定
「関税がいつ引き下げられるかは中国次第」
「中国と取引なければそれはそれでOK」
パウエルFRB議長は間違い犯したと思っている

「ウクライナとロシアの合意巡り、自分の中に期限ある」
「期限後は異なる態度を取ることになるだろう」
我々は中国と会談している
(中国との貿易協議)今朝会談した

林官房長官
「赤沢経済再生相の訪米は調整中、現時点では決まっていない」
「為替については日米財務相間で緊密に議論していく」
「為替は日米財務相会談の調整がつけば議論する予定」

加藤財務相
「現地時間24日に日米財務相会談」
「為替相場は市場によって決まるもの」
「為替の過度な変動は経済・金融に悪影響を与える」

中国外務省
中国と米国はまだ関税について協議していない。必要であれば関税戦争も辞さない
「いかなる協議であっても尊重が条件」
「米国が対話を望むなら、脅しをやめるべき」
「米国による関税の津波はWTO規則に違反している」

レーン・フィンランド中央銀行総裁
欧州中央銀行(ECB)は、大幅な利下げの可能性を排除すべきでない
「経済的なリスクが顕在化しつつある」

レーンECB専務理事兼主任エコノミスト
「金融政策を前もって確約することはできない」
「ユーロ高とエネルギー価格の低下がディスインフレ要因」
「0.25%の金利変更は、欧州中央銀行(ECB)にとっての基準ではない」

ハマック米クリーブランド連銀総裁
「トランプ関税による不確実性が、企業の投資を停滞させている」
5月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ検討は時期尚
6月FOMCでは、データ次第で利下げの可能性

ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「7月までに関税の影響が明確に現れる可能性は低い」
「今年後半には関税の影響が明確になるだろう」
関税によって失業率が急速に上昇する可能性がある
「関税の物価への影響は一時的になると強く確信」
「FRBは政策決定にあたりデータを注視」
「データ重視は政策対応の遅れにつながるリスクをもたらす」

ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「利下げは関税の確実性が増すまで待つべき」
利下げについては概ね合意があったものの、一部で意見の相違があった
「年内にさらなる利下げが行われる可能性」
「物価と金利の動向については様々なシナリオが考えられるものの、当面は下向き」

ベイリー英中銀(BOE)総裁
「英経済にリセッションは迫っていない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND