2025年4月30日
4月28日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・4月米ダラス連銀製造業景況感指数が▲35.8と前月の▲16.3から大幅に悪化し、2020年5月以来の低水準を記録すると全般ドル売りが活発化し、ドル円は前週末の安値142.59円を下抜けて一時141.99円まで値を下げた
・ベッセント米財務長官は「我々は強いドル政策を堅持している」と述べたほか、「欧州中央銀行(ECB)はユーロ押し下げのために利下げを行うだろう」と話し、足もとのユーロ高に言及した
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
4月29日6時時点
4月29日6時時点
◎昨日の株価
4月29日6時時点
◎昨日の要人発言
トランプ米大統領
「ゼレンスキー・ウクライナ大統領は以前より落ち着いており、合
「プーチン露大統領には攻撃をやめて、合意に達することを望む」
三村財務官
「米側から円高・ドル安が望ましいとの話はなかった」
「米財務長官の発言に関する報道は100%事実無根」
中国人民銀行(PBOC)副総裁
「一部の対外貿易企業は米国の関税により困難に直面しており、一
「中国には雇用を支援するための十分な政策手段がある」
「適切な時期に預金準備率と金利を引き下げる」
国家発展改革委員会(NDRC)の趙副主任
「中国はエネルギーと食料の安定供給を保証する」
「米国は中国のエネルギー輸入において小さなシェアしか占めてい
「米国からの穀物を購入しなくても中国の食料供給に影響はない」
ビルロワドガロー仏中銀総裁
「フランスやヨーロッパで景気後退は見込んでいないと改めて強調
「欧州にはまだ利下げの余地がある」
「欧州において追加的なインフレは見られない」
「トランプ政権の政策はうまく機能していない」
「現在は非常に大きな経済的不確実性の時期にある」
クノット・オランダ中銀総裁
「トランプ関税によるリスクが不透明なため、次回のECB理事会
「トランプ関税の影響は、短期的には需要ショックが優勢となり、
「ECBは中長期的なインフレリスクを注視している。長期的に
赤沢経済再生相
「日米会談の詳細は調整中」
「一連の関税措置撤廃を強く求めるポジションには変わりない」
「関税以外に投資や経済的措置で折り合えないか探る」
ベッセント米財務長官
「我々は強いドル政策を堅持している」
「多くの国が、有効な提案をしてきている」
「欧州中央銀行(ECB)は、ユーロを下落させるために利下げを
「中国との通商交渉の過程はコメントできない」
「中国は、貿易摩擦を激化させたくないだろう」
「日本との通商交渉は実体のあるものだった」
「出来るだけ早く通商合意を締結したい。インドが最初の締結国に
デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「入手しているデータは、2025年第1四半期の緩やかな成長を
「インフレ率は、我々の目標付近で推移する見通し」
「会合毎のアプローチが適切な金融政策を導き出す」