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◎4年間負けなし長期リピート系トレード完全攻略(実践編)PART2

 

実践編のPART1でお話しした「通貨ペアの選び方」の条件に合致してる通貨ペアは?

 

 

ズバリ!!スイスフラン(CHF)のペアです。

 

 

ここではなぜ、長期リピート系トレードにおいてスイスフラン(CHF)が優位性があるのか?ということをお話ししたいと思います。これを理解すれば、もうあなたは長期投資において通貨ペア選びで迷うことはなくなるでしょう。

 

◎リピート系トレード通貨選び3つのポイント なぜスイスフラン??


条件1 プラススワップ金利が付くこと


長期リピート系トレードは、含み損を長期間抱えることを前提としているので、その間も利益をしっかりとれるという事が重要ですね。なのでプラススワップ金利が付く通貨ペアを選ぶ必要がありますが、どの通貨ペアがスワップ金利が高いのでしょうか?

 

 

要するに、金利の低い通貨ペアを売って、金利の高い通貨ペアを買うとプラススワップ金利が高くなるという事です。

 

 

【政策金利の高い通貨(2019年1月現在)】

USD(2.5%)、AUD(1.5%)、NZU(1.75%)、CAD(1.75%)

 

 

【政策金利の低い通貨(2019年1月現在)】

CHF(-0.75%)、EUR(ー0.4%)、JPY(ー0.1%)

 

 

メジャー通貨の中で金利の高い国と低い国をピックアップしてみました。これを見るとCHF(スイスフラン)がマイナス金利で、圧倒的に金利が低いです。

 

 

そこで、私が選んだ対象通貨ペアはUSD/CHF、AUD/CHF、CAD/CHF、NZU/CHFの4通貨です。

 

 

これらの通貨ペアを長期保有しておくことは、含み損を抱えていても、コツコツとスワップ金利で稼いでくれるので、含み損になること自体は全く問題ないと考えています。

 

 

【僕の1口座の例を挙げてみます】

機関:2017年9月17日~2018年11月3日(約1年1か月)

通貨ペア:NZ/CHF,CAD/CHF,AUDCHF

損益:¥1,143,212 為替差益:¥1,063,554 スワップ金利:¥79,658(スワップ金利比率7%)

 

 

MT4のFX業者はスプレッドは小さく、スワップ金利もよいです。スワップ金利の良い業者を選ぶと、利益の10%程度がスワップ金利による利益になります。長くやっていくと、スワップ金利はボディーブローのように効いてきますのでより良いFX業者を選びましょう。

 

 

 


条件2 月足チャートでレンジ上限、下限付近に価格が位置してること


 

リピート系トレードは基本的に、長期スパンのレンジトレードだと思っています。ということは、月足レベルでレンジを形成しているチャートの通貨ペアを選ぶ必要があるんです。その条件に当てはまり、しかも、買いであればレンジ下限(できるだけ安く買いたいので)から買い注文を入れたいのです。価値あるものを安く買うというのは、トレード、商売の基本だと思っています。

 

 

その条件に当てはまっているのも、CHF(スイスフランクロス)なのです。

 

 

USD/CHF、AUD/CHF、NZU/CHF、CAD/CHFのレンジのどの位置に価格があるかを見てみましょう。

 

 

 

 

 

 

上の4つの月足チャートをみると現在の価格が全てレンジ下限に価格が位置しています。

 

 

メジャー通貨は特に各国の経済状況などのバランスをとるために、大きなレンジの中で上げ下げしています。もちろん100%そうなるわけではないのですが、長期でレンジを作ってるということは、中央銀行がこのあたりの価格までくれば、上げたい、下げたいという思惑がチャートからもある程度は読めると考えています。(レンジ下限のフランショック時のヒゲが業者によって違うので無視してます)

 

 

このように、最低月足レベルでのレンジ上限下限からの仕掛をすると、上値や下値が限定されてると推測でき、有利な価格でポジションを取ることができます。そのゾーンを僕はリピートゾーンと呼んでいます。

 

 

ちなみに日本人が好むAUD/JPYのチャートと比較してみましょう。

 

 


上のAUD/JPYのチャートを見ると分かるように、僕のリピートゾーンよりもかなり高い位置に価格があることが分かります。

 

 

このような場合、下落余地が大きく、下落した場合大きな含み損を抱え、強制ロスカットになる可能性が高いので手を出しません。仮にAUD/JPYが68円を下まわてっきたらAUDJPYの買い戦略もよいかもしれませんね。

 

 


条件3 中央銀行の思惑


ここまで話してきた中でスイスフランクロスの買い戦略が優位性があるという事が分かりましたが、スイス中央銀行の意向とマッチした戦略かどうかが非常に重要になってきます。そこで、この10年間のスイス中銀の金融政策を振り返ってみたいと思います。

 

 

2008年リーマンショックによって、世界は未曽有の大恐慌に見舞われました。為替は安全通貨である、円とスイスフランに資金が集まりました。円高、スイスフラン高の相場となりました。

 

(ユーロフラン 月足チャート)

 

 

日本は、極度の円高になると輸出企業を中心の経済としてるため、赤字決算になり大打撃を受けます。スイスも同様、極度のスイスフラン高になると大打撃を受けます。。

 

 

なぜスイスフラン高がスイスにとって大打撃になるのか?それはスイスの地理にあります。

 

 

 

スイスの地図を見ても分かるように、周りをフランス、イタリア、ドイツ、オーストリアのE_U加盟国に囲まれています。しかし、スイスはEUには加盟していません。しかしながら、簡単にEU加盟国に行くことができます。僕らで言う「海外」という感覚ではなく、「隣の県」に行くような感覚らしいです。

 

 

そうなると、スイスフラン高によって、様々なものがスイス国内では割高になってしまうのです。

 

 

例えば、テレビを買おうと思ったときに、スイス国内では10万円、隣のドイツでは5万円だったとしたらスイス国民はどうするでしょう。もちろんドイツで買いますよね。要するに、極度のフラン高によって、国内消費が一気に落ち込んだのです。

 

 

この事態をどうにかしないといけないという事で2011年9月スイス中銀は為替介入を実施しました。フランを売ってユーロを買ったのです。なんと1時間で1000PIP程度EUR/CHFは上昇しました。

 

 

(ユーロフラン 週足チャート)

 

 

そして、介入後、EUR/CHF1.2000まで戻すことができました。その後、スイス中銀はEUR/CHFのの適正価格は1.2000以上だと言い始め、スイス中銀は1.2000を守ることを宣言したのです。

 

 

(ユーロフラン 週足チャート)

 


スイスという国は、歴史的にみても独立心旺盛な国民性で、永世中立国として、どこにも属さないという独特の文化を育んできました。

 

 

例えば、戦時中でも、自国の領空に飛んできた飛行機は連合国でも枢軸国でも、どちらも追撃していたくらいです。このような文化から、秘密性が高いので、世界中の富裕層が投資するプライベートバンクなどの金融産業が成長したのです。

 

 

このような理由からスイス中銀の信用は特にヨーロッパでは高く、1.2000を死守すると言っているのだから、大丈夫との雰囲気が漂い、ヨーロッパを中心に1.2000トレードが盛んになりました。

 

 

1.2000トレードとは僕が名付けましたが、1.2000付近まで落ちてくれば買って、少し上がれば利確する、これを永遠繰り返すという単純なトレードです。買ってもすぐに売るので値は上がらずすぐに戻ってくるのです。1.2000になると、スイス中銀が介入して守る。これの繰り返しでした。

 

 

約3年間,、スイス中銀はフランを売ってユーロを買うという行為を繰り返しましたが、外貨準備もいずれ底をつきます。

 

 

2014年12月とうとう禁断のマイナス金利政策を実施しました。-0.75%の政策金利です。要するに、「スイスフランを買うとお金が目減りしますよ」という措置です。最後の手段だったのですが、その甲斐もなく、フランは売られ続けることはありませんでした。

 

 

(ユーロフラン 4時間足チャート)

 

 

とうとう、スイス中銀も手が尽き、2015年1月15日1.2000の防衛ラインを断念することとなりました。これがスイスショックです。このスイスショックは1時間くらいで3000PIP程度EUR/CHFが下落したようです。FX業者によって下落幅は違います。要するに、売りが殺到して、買い手が全くつかなかったのです。

 

 

 

(ユーロフラン 週足チャート)

 

 

これによって、ヨーロッパを中心に世界中で追証(おいしょう)が発生し、多くのFX会社、個人投資家が、破産倒産となりました。かの有名なアルパリFXの破綻は大きな1例です。スイスショックのボラティリティは中世のチューリップバブル以来とも言われています。

 

 

▷2019年1月現在のスイス中銀の思惑は?

 

スイス中銀の思惑はスイスショック以降どうなんでしょう?

 

 

結論としては同じでしょう。

 

 

【2015年スイスショック以降のスイス中銀の思惑】

■EUR/CHF1.0000は絶対に割らしたくない。
■EUR/CHF1.2000以上に価格を上げたい

■EUR/CHF1.0000を下回るとスイス中銀が為替介入をしてくるだろうと考えられる。

 

 

(ユーロフラン 月足チャート)

 

 

この様な観点から考えても、今後スイス中銀が極度のフラン高を許容するはずがないと考えられます。

 

 

という事で、現在の高金利通貨ペアであるUSD/CHF(米ドルフラン)、AUD/CHF(豪ドルフラン)、CAD/CHF(カナダフラン)、NZU/CHF(ニュージーフラン)はかなり下値が限定されていると考えています。ということは今この価格で、フランクロスの買いポジションを持つというのはとっても有利な価格であるということなのです。

 

 

下落余地も小さいのでリピート系トレードにはもってこいなんです。

 

 

とはいえ、絶対ということはないので、僕はかなり厳密に損切ラインを置いています。

 

 

AUD/CHF(豪ドルフラン)、CAD/CHF(カナダフラン)、NZU/CHF(ニュージーフラン)の3通貨の損切を0.4程度と考えています。

 

(オージーフラン 月足チャート)

 

上のチャートはオージーフラン(AUDCHF)のチャートです。

 

 

損切りが0.4というとピンと来ないかもしれませんので、ドル円で例えると、1ドル40円くらいですかね。極めてそうなる確率は低いと考えています。

 

 

ここまで、フラン高になると、スイス破綻するでしょう。しかし破綻する時は、フランは売られ極度のインフレを起こすはずなので、フラン安となります。そうなればフランクロスの買いポジションは全て利益確定で終わるでしょう。

 

 

最悪に場合を想定しても、長期リピート系スイスフラントレードは極めて負けにくいロジックだと言えるでしょう。

 

 

ではみなさん、このロジックを使ってリピートEAをぜひ使ってみてください。

 

 

あなたにとって最良の「打ち出の小槌」となるでしょう!!

 

 

川ちゃんでした。ご購読ありがとうございました。

エディター紹介Editor

岡ちゃんマン

岡ちゃんマン
福岡県出身1980年生まれ。 若いころは、植木職人として修業。根っからの職人気質。体調を崩し、自宅でPCだけでもできるビジネスを探していたところ2009年にFXと出会う。FXの様々な経験から、導き出したのが「独自のファンダメンタルズトレード」現在は、自宅でFXをしながら、悠々自適な生活を送る。当ブログでは日々の「トレード戦略」「ファンダメンタルズ解説」の記事を執筆

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川ちゃん

川ちゃん
1975年生まれ。21歳の時、大学在学中に会社を設立。24歳の時にはすでに年商約5億円にまで会社を成長させる。その後、経営のかたわら経済の勉強をしていく中、金融業界の影響の大きさに気づき、2006年から資産運用を始め経営者から投資家に転身する。現在は「いにしえトレード戦略責任者」として、ここ数年に渡り年間5000万円から1億円を稼ぎ続けている楽しいことが大好きで、トレード仲間と食事をしたり、旅行に行くのが趣味のちょっぴり寂しがり屋。今までFXを趣味で教えてきた人数は6年間でおよそ500人にも及ぶ。ここ数年、「億トレ」の実績を出してきたので、「稼ぐ為の考え方」を多くの方に伝えることを使命としている。

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上田

上田
若いころは、料理人として活躍。スペインで富豪宅のお抱えコックやパリのリッツホテルに勤務。日本とユーロを行き来することで為替差益の面白さに気づく。帰国後飲食店・カルチャースクール経営お酒大好きでソムリエ資格保有。 2013年、投資の世界に足を踏み入れるしかしながら、中々思うような結果が出ず、岡ちゃんマンに弟子入り。現在、アシスタントとして奮闘中。 トレードスタイルは、押し目買い戻り売りの順張り派。 トレーダーの考えをできるだけ、初心者にも分かるように書いていきたいです。

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