お盆や夏休みで取引量低下、クラッシュには要注意!? 「8月8日週の注目点とイベントスケジュール」

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2022年8月7日

お盆や夏休みで取引量低下、クラッシュには要注意!? 「8月8日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は注目されたRBA理事会では大方の予想通りの利上げ発表でしたが、一部の予想よりも利上げ幅が小さかったことで豪ドル売りが進み、その後声明で既定路線の利上げを否定するなどハト派な内容で豪ドル売りが加速しました。

 

同じく注目されていた英中銀(Super Thursday)は予想通りの利上げでしたが、テンレイロBOE外部理事が0.25%利上げを支持していたことや、インフレーションレポートでリセッション懸念を強めていたことからポンドが大きく売られました。

 

また、ペロシ米下院議長が台湾を訪問したことに中国は反発し、台湾を囲むように実弾軍事演習を実施し、弾道ミサイルを発射し数発が台湾上空を通過、日本のEEZ(排他的経済水域)内に5発着弾するなど強硬姿勢をとっています。

日米の外相会談中止や米国との軍事対話を取りやめ、気候を巡る協議を停止するなど関係悪化からリスクオフが進んでいます。

 

今週はお盆休みや夏休みで取引量が低下している中で、重要指標の発表や中国のリスクなどがあるので、取引は慎重にしておきたいと思います。

◎今週の注目点

 

1)経済指標

 

米CPI(消費者物価指数)

FRBは7月に0.75%利上げを実施。

ただ、9月の利上げに関して「利上げのペースはデータ次第」としながらも、0.5%の利上げの可能性に触れたことでドル売りが進んでいました。

先週の雇用統計の結果が強かったことで9月FOMCで0.75%利上げの可能性が高まっています。

今回のCPI(消費者物価指数)で予想以上の結果が出てくると、インフレ抑制のために9月FOMCの0.75%利上げ確率が高まり、前回FOMC後に売られたドルの買い戻しが出てくるのではないかと注目しています。

さらに、大幅に物価高が進んでいた場合は9月FOMCを待たずに緊急FOMCで利上げという可能性もあるので、CPI(消費者物価指数)の結果には注意しておきたいと思います。

 

 

 

ミシガン大学消費者信頼感指数

FRBによるハイスピードの引き締めと物価高による景気後退懸念による消費者の景況感を確認したいところ。

特に注目は期待インフレ率で、期待インフレ率が予想通り下がっているようであればインフレピークアウトが意識され9月FOMCの0.5%利上げの可能性が高まるのではないかと思っています。

期待インフレ率が予想以上の結果となれば、インフレ抑制のために9月0.75%利上げの可能性が高まるのではないかと思っています。

CPI(消費者物価指数)の結果と併せて注目しておきたいと思います。

 

 

 

英4~6月期GDP(速報値)

英国は物価高と英中銀の引き締めの影響から景気後退が懸念されています。

英中銀は米国やカナダ、ニュージーランドに比べて利上げペースがゆっくりです。

今回のGDPは速報値なので予想と結果が乖離する可能性があります。

予想よりも悪い結果だった場合は次回の英中銀の利上げペース鈍化に繋がるのではないかと注目しています。

逆に良い結果で、英国経済の底堅さが見えてきた場合は利上げペース加速に繋がるのではないかと思います。

 

 

 

2)リスク要因

 

お盆・夏休みリスク

欧米はすでに夏休みに入り取引量が低下しています。

さらに週後半は日本もお盆休みに入ることから本格的に取引量が低下するのではないかと思われます。

取引量が低下することでストップやリミットが効かず、思わぬ価格で決済されるリスクや、フラッシュクラッシュのリスクが出てくるのではないかと思っています。

取引量が低下している中で、注目度の高い米CPI(消費者物価指数)など経済指標の予定もあるので、いつも以上の値動きになる可能性もあるので注意しておきたいと思います。

 

 

 

中国リスク

ペロシ米下院議長の台湾訪問は、バイデン米政権の劣勢が伝えられる11月の米中間選挙を睨んだ政治的なパフォーマンスとの見方も出ています。

習中国国家主席は、秋の第20回共産党大会を控えて、バイデン米大統領との会談で「火遊びをすれば自分も燃える」と警告するなど強硬姿勢をとっています。

台湾上空を弾道ミサイルが通過し、日本のZZE(排他的経済水域)内に着弾するなど、軍事面でも強硬姿勢をとっています。

日米対中関係の悪化からリスクオフが進む可能性があるので要注意です。

取引量が低下している中でのリスクオフはクラッシュに繋がる可能性もあるので注意しておきたいと思います

 

 

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

8月8日(月曜日)

 

14:45 CHF スイス失業率

 

 

8月9日(火曜日)

 

09:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数

20:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)

 

 

8月10日(水曜日)

 

02:00 USD 米3年債入札

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)

15:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(改定値)

21:30 USD 米CPI(消費者物価指数)

23:30 USD 原油在庫量

 

 

8月11日(木曜日)

 

東京市場休場(山の日)

 

00:00 USD エバンズ・シカゴ連銀総裁発言

02:00 USD 米10年債入札

03:00 USD カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言

21:30 USD 米PPI(生産者物価指数)・失業保険申請件数

 

 

8月12日(金曜日)

 

02:00 USD 米30年債入札

03:00 MXN メキシコ政策金利発表

08:30 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言

15:00 GBP 英4~6月期GDP(速報値)

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(改定値)

16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)(改定値)

23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

 

 

8月13日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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