コロナショック!? 今週は歴史的な1週間? 「3月2日週の注目点とイベントスケジュール」

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2020年3月1日

コロナショック!? 今週は歴史的な1週間? 「3月2日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週はCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響で、どのマーケットもリスクオフに傾きました。

ダウ平均は過去最大幅の下落を記録するなど、リーマンショックと比べられるほどになっています。

 

ある経済学者が今回のCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響とリーマンショックと比べていました。

リーマンショックはリーマンブラザーズという銀行、サブプライムローンという金融商品が原因であったため、経済と金融の専門家が最悪の状況を見通すことが出来、その状況から回復するための金融政策を考えることが出来たそうです。

 

ただ、今回のCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響については、経済と金融の専門家ではウイルス拡大の最悪を見通すことが出来ない状況で、どのような対処をするべきか判断しづらいとの事でした。

また、リーマンショックの時と比べ、金利も低く資産も拡大している状況で金融政策など打つ手が少ないことも違いのようです。

 

もしかすると、今週は歴史的なショックの1週間になるのかもしれません。

 

 

◎今週の注目点

 

1)COVID-19(新型コロナウイルス)

 

先週からパンデミックが懸念され、世界的に株価は下落、債券市場でも主要国は債券買い、新興国では債券売りがとなり、記録的なリスクオフが進んでいます。

イタリアやフランス、英国、米国、メキシコと世界中に感染者は拡大、国によって検査をしている数が違うので正確な数字は出てきませんが、2月29日時点で感染者85000人、死者数2900人を超えています。

 

株価などはシステムトレードの弊害なのか、売りが売りを生むというような機械的な売りが出てきています。

今週も売りが進む可能性が出てきます。

また、今週は月初めで重要指標が続きます。

COVID-19(新型コロナウイルス)の影響を受けた経済指標が発表され、さらにリスクオフが進む可能性があります。

 

今週もCPI(消費者物価指数)関連のニュース・ヘッドラインから目が離せない状況となりそうです。

 

 

 

2)政策金利

 

RBA

前回の理事会では利下げのリスクなどに触れ、積極的な利下げには否定的な内容でしたが、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響でマーケットの様相は一変しました。

中国依存から離脱している途中とはいえ、中国の影響は受けてしまう豪州経済がどのようになっているのか、これから先が見通しにくい状況で利下げをするのか、RBA理事会に注目です。

 

据え置きであった場合、声明文で次回利下げについてどのように触れているのか、経済見通しはどうなっているのかに注目です。

利下げであった場合は、1回のみの利下げなのか、継続利下げになるのかに注目です。

 

 

BOC

カナダは主要国の中で高金利通貨です。

また、米国では利下げが織り込まれている状況です。

この状況でカナダが据え置きなのか、サプライズ利下げが起こるのか、注目されています。

 

据え置きであった場合、次回利下げや景気見通し、政策ポイントがどこなのか、声明文に注目です。

 

 

 

3)経済指標

 

中国・米国の製造業・非製造業PMI

週末2月29日(土曜日)10:00発表の中国製造業・非製造業PMIで驚きの数字が出ました。

・中国製造業PMI:35.7(予想:45.0)

・中国非製造業PMI:29.6(予想:50.5)

結果の数字も衝撃ですが、予想との乖離も気になります。

今回発表された中国PMIよりも信頼度が高いのが、財新PMIです。

財新製造業PMIや財新サービス業PMIまで上記のような数字が出てきた場合、かなりのリスクオフになるのではないかと思います。

 

また、中国以外で注目なのが米国です。

唯一経済が堅調と思われる米国の景気見通しが悪くならないかと注目されています。

ISM製造業景況指数・ISM非製造業景況指数の数字にも注目です。

 

 

豪州GDP・小売売上高

中国経済からの影響を受けやすい豪州の四半期GDPと小売売上高が発表されます。

今週は豪州政策金利が発表された後に、GDPと小売売上高が発表されます。

声明文で発表された景気見通しの答え合わせとなります。

想定された内容と、結果がズレると大きく下落すると思われます。

特に、弱い結果が出てきたときには、豪ドル売りが加速する可能性があるので要注意です。

 

 

雇用統計

最近の雇用統計は昔に比べ、注目度も下がり、あまり動かない指標となっていました。

ただ、今回はCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響を受けている可能性があるため、予想と結果が乖離する可能性が高まっています。

また、ここで弱い結果が出てくると、FOMCでの利下げが織り込まれる可能性があるため、ドル売りが進む可能性があります。

カナダも同様に、雇用統計に注目です。

 

 

 

4)要人発言

 

今週は2つの中銀で政策金利が発表されるため、政策金利発表後の発言に注目です。

 

また、FOMCメンバーは今週を最後にブラックアウト期間に入ります。

FOMCでは年内利下げが2回なのか、3回なのか、緊急利下げをするのかなど注目が集まっています。

なので、ブラックアウト期間に入る前、今週のFOMCメンバーの発言には要注目です。

 

あとは、英国中銀MPCメンバーも同様、3月利下げがあるのかどうか、発言に要注目です。

 

中銀メンバー以外でも、上記COVID-19(新型コロナウイルス)に関する発言がリスクオフに影響するため、各要人、ヘッドラインに注意が必要です。

 

 

 

5)スーパーチューズデイ

 

米国の大統領選挙で注目度の高いイベント「スーパーチューズデイ」が予定されています。

大統領選挙の予備選が多くの週で開催されるため、スーパーチューズデイを制することで、大統領選挙候補者に大きく近づくこととなります。

共和党はトランプ大統領で決まりのようです。

 

ただ、民主党は初戦で大きく躍進したブティジェッジ氏、トップを走っているサンダース氏、今朝発表されたサウスカロライナ州の予備選で初勝利を収めたオバマ大統領の副大統領だったバイデン氏が競い合っています。

スーパーチューズデイで民主党候補に誰が近付くのか、注目です。

 

 

 

6)OPECプラス

 

COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で原油価格は大きく下落しています。

50ドルを割り込むと採算が合わなくなります。

価格を上昇・安定させるため、OPEC加盟国と、OPEC非加盟国が協調減産を行っています。

その協調減産を継続するのか、拡大させるのか、協議が予定されています。

協議を前に協調減産について、色々と匂わせている状況ですが原油価格の下落を止められない状況です。

協議でどのような結果が出てくるのか、それによって原油価格の下落が止めることが出来るのかに注目です。

 

 

 

7)英国とEUのFTA交渉

 

今週からEUと英国の間で、離脱後(移行期間終了後)のFTA(自由貿易協定)交渉が始まります。

英国は6月までにFTA交渉がまとまらなければ、合意なき離脱をすると言っています。

これまでも、英国とEUの間で駆け引きが行われてきました。

 

貿易・関税だけでなく、漁業権や防空識別圏、防衛、拠出金・補助金、サプライチェーンなどEUと英国の間で協議していくと思いますが、何から始めるのか、どのようなスタンスで交渉していくのか注目です。

また、ヘッドラインでポンドが大きく動くと思われるため、ポンドは要注意です。

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

3月2日(月曜日)

 

英国とEUによるFTA初交渉

 

10:45 CNY 財新製造業PMI

16:00 TRY トルコ製造業PMI

16:30 SEK スウェーデン製造業PMI

17:45 EUR イタリア製造業PMI(改定値)

17:50 EUR フランス製造業PMI(改定値)

17:55 EUR ドイツ製造業PMI(改定値)

18:00 EUR ユーロ圏製造業PMI(改定値)

18:30 GBP 英国製造業PMI(改定値)

23:45 USD 米製造業PMI(改定値)

 

 

3月3日(火曜日)

 

米国スーパーチューズデー

 

00:00 USD ISM製造業景況指数

09:30 AUD 経常収支・建築許可件数

12:30 AUD RBA理事会・政策金利・声明文発表

15:45 CHF スイスGDP

16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)

17:00 EUR デギントスECB副総裁発言

18:30 GBP 英国建設業PMI

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)・失業率

 

 

3月4日(水曜日)

 

04:50 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言(2020年・2022年投票権)

06:45 NZD NZ建築許可件数

08:50 USD エバンス・シカゴ連銀総裁発言(2021年投票権)

09:30 AUD 豪四半期GDP

10:45 CNY 財新サービス業PMI

16:30 CHF スイスCPI(消費者物価指数)

17:45 EUR イタリア総合・サービス業PMI(改定値)

17:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)

17:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)

18:00 EUR イタリアGDP

18:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)

18:30 GBP 英国総合・サービス業PMI

22:15 USD ADP雇用統計

23:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)

 

 

3月5日(木曜日)

 

OPEC会議

 

00:00 USD ISM非製造業景況指数

00:00 CAD BOC政策金利・声明文発表

00:30 USD 原油在庫量

03:30 EUR ヴァイトマン・ドイツ中銀総裁発言

04:00 USD ベージュブック(地区連銀経済報告書)

08:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言(2022年投票権)

09:30 AUD 豪貿易収支

10:30 JPY 鈴木日銀審議員発言

22:00 GBP ホールデンBOE主席エコノミスト発言

 

 

3月6日(金曜日)

 

OPECプラス会議

 

02:00 GBP カーニーBOE総裁発言

02:45 CAD ポロズBOC総裁発言

08:30 USD カプラン・ダラス連銀総裁発言(2020年投票権)

09:30 AUD 豪小売売上高

10:30 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

17:30 GBP Halifax住宅価格指数

22:30 USD NFP雇用統計・平均時給・失業率・貿易収支

22:30 CAD カナダ雇用者数増減・失業率・貿易収支

23:20 USD エバンス・シカゴ連銀総裁(2021年投票権)・メスター・クリーブランド連銀総裁発言(2020年・2022年投票権)

 

 

3月7日(土曜日)

 

00:00 CAD IveyPMI

01:20 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言(2022年投票権)

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

05:00 USD 消費者信用残高

05:30 USD ジョージ・カンザスシティ連銀総裁発言(2022年投票権)

 

 

3月8日(日曜日)

 

米国サマータイム移行

 

 

 

 

 

 

 

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