世界が注目、日銀金融政策決定会合! 「1月18日の注目点とイベントスケジュール」

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2023年1月18日

世界が注目、日銀金融政策決定会合! 「1月18日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は「欧州中央銀行(ECB)は2月の理事会では依然として0.50%利上げの公算が大きいものの、3月の理事会では利上げ幅を0.25%に縮小する道筋への支持が高まっている」との観測報道が伝わりユーロが急落したほかは、全般的に日銀金融政策決定会合を控えて様子見ムードが強い1日でした。

久しぶりに世界が日銀に注目しています。

 

本日は日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁の記者会見で大きく動く一日になるのではないかと注目しています。

◎本日の注目点

 

1)日銀金融政策決定会合

 

注目度:かなり高い

織り込み度:現状維持を織り込み済み

バイアス:円買いトレンド

 

ポイント:出口戦略(金融正常化)と日銀展望レポート

 

12月の日銀金融政策決定会合でYCC(イールドカーブ・コントロール)の金利誘導幅をサプライズで変更したことで、出口戦略(金融正常化)の第1歩ではないかとの観測が高まっています。

先週は読売新聞が日銀が今週の会合で大規模緩和の副作用を点検すると報じたことで、さらに日銀の出口戦略(金融正常化)観測が高まっています。

今まで頑なに大規模緩和政策を継続し、主要中銀でマイナス金利を唯一採用している日銀が出口戦略(金融正常化)に向かうのか、日銀金融政策決定会合に注目が集まっています。

12月に金利誘導幅を変更した後なので今回は現状維持だと思われますが、声明文や記者会見でどのように答えるのか注目です。

また、今回は日銀展望レポートが同時に発表されます。

展望レポートで物価高が続くようであれば、底堅い経済などが示されれば、これを理由に出口戦略(金融正常化)の観測に繋がるのではないかと思います。

出口戦略(金融正常化)の観測が高まれば、まだまだ円買いが進む可能性があるので注目しておきたいと思います。

 

 

 

2)経済指標

 

英CPI(消費者物価指数)

英雇用統計で平均賃金が予想を上回っていた場合、物価も上昇している可能性があります。

英国はEUから離脱したことで出稼ぎの労働力が無くなり、人手不足になっています。

欧米に比べ、スタグフレーションの可能性が高く、景気後退局面でも物価上昇が続く可能性があります。

どこまで物価が上昇しているのか、高止まりしているのか、英CPI(消費者物価指数)に結果に注目です。

 

 

 

豪雇用統計

RBAは引き締めに慎重な姿勢をとっており、雇用状況が悪化している場合は引き締めを終了するのではないかと思っています。

特に注目しているのは労働参加率です。

コロナ後から早期退職など、求人数が減少したことで失業率が低下している状況です。

労働参加率が上昇したうえで失業率が改善しているのかに注目です。

また、中国がゼロコロナを止めて経済活動を再開したことで、豪経済がどこまで底堅くなっているかにも注目です。

 

 

 

3)要人発言

 

FRB

先週のCPI(消費者物価指数)の結果やミシガン大学の期待インフレ率が予想よりも低下していたことを受けて、FOMCメンバーのスタンスに変化が出てきているのか注目しています。

先週まではタカ派な内容が多く聞こえていましたが、ハト派な内容に変化するようであればドル売りが進むのではないかと思っています。

また、来週からはFOMC前のブラックアウト期間に入るので、次回FOMCの織り込みを確認するためにも今週の発言には注目です。

 

 

 

ECB

12月のECB理事会でラガルドECB総裁は景気後退よりも物価抑制を優先させると、タカ派姿勢を示しています。

欧州の物価高は米国以上で、利上げ開始も米国よりも遅かったことから、もう一時利上げを継続するのではないかと思っています。

ECBメンバーがそろってタカ派なのか、それとも物価より景気悪化を重要視するメンバーがいるのか、発言内容に注目です。

 

 

英中銀

英政府は緊縮財政で景気にブレーキをかけている状況です。

そのため12月の金融政策決定会合ではハト派姿勢を示しています。

9名のMPCメンバーの中には据え置きを支持したメンバーもいました。

2月の会合で利上げをするのか、据え置きなのか、どのくらいハト派がいるのか、英中銀MPCメンバーの政策スタンスに注目です。

今週は雇用統計やCPI(消費者物価指数)の結果を受けて、どのような発言が出てくるのかにも注目です。

 

 

 

日銀

今週最も注目されているのが日銀の動向です。

12月の日銀金融政策決定会合でサプライズのYCC(イールドカーブ・コントロール)の金利誘導幅変更でイッキに円高が進みました。

出口戦略の第1歩ではないかとマーケットは注目していますが、黒田日銀総裁は記者会見で出口戦略は否定しています。

日銀金融政策決定会合を挟んでどのような発言が出てくるのか、出口戦略(金融正常化)の観測に繋がるようなら円高が一気に進む可能性があるので注目です。

また、次期日銀総裁の行方と、候補者の政策スタンスにも注目です。

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月18日(水曜日)

 

ダボス会議(世界経済フォーラムの年次総会)

 

12時前後 JPY 日銀金融政策決定会合

15:30 JPY 黒田日銀総裁記者会見

16:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)

22:30 USD 米PPI(生産者物価指数)

23:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁

 

 

1月19日(木曜日)

 

04:00 USD ベージュブック(米地区連銀経済報告)

04:00 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言

08:00 USD ローガン・ダラス連銀総裁発言

09:30 AUD 豪雇用統計・失業率・労働参加率

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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