今週はオセアニアの金融政策発表と米金利に注目! 「10月4日週の注目点とイベントスケジュール」

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2021年10月3日

今週はオセアニアの金融政策発表と米金利に注目! 「10月4日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は米金利の上昇と、金利上昇によるドル買いが注目された1週間でした。

FOMCが終了してから、FRBの利上げ期待が高まり米金利は1.2%台から1.5%台後半まで上昇、ドル円は109円前半から112円にタッチするところまで上昇しました。

 

また米金利の上昇からドル買いが進み、ユーロドルも下落。

節目だった1.17ドルを割り込み、ユーロドルは1.15ドル台まで下落しています。

 

今週も米金利が注目される1週間となりそうです。

 

日本では自民党総裁選が注目され、岸田氏が新総裁となりました。

海外からの反応は安倍政権の踏襲、変わらない政治などとの反応からネガティブな反応が多いような気がします。

また岸田新総裁は分離課税の増税にも発言していることから、株価の上値を重くしたとの反応もありました。

今後の政権や日経平均にも注目したいと思います。

 

また、今週から豪州はサマータイムに突入しているので、豪州指標は1時間前倒しになっているので要注意です。

 

◎今週の注目点

 

1)雇用統計

 

ADP・NFP雇用統計

年内のテーパリングが確実視され、来年利上げ期待が注目される米国で、雇用統計に注目が集まります。

雇用統計で注目されるところは雇用者数が伸びているのかと、給与がどこまで伸びているのかの2点に注目が集まっています。

 

失業給付金も終了し、学校も新学期が始まった後の雇用統計です。
なので、コロナウイルスに対する影響以外は雇用回復の障害はなくなっているので、どこまで雇用者数を伸ばすことができるのかに注目です。

 

また、規制が解除され、経済活動を再開している状況で人材不足が注目されています。

コロナウイルスを警戒して、復職しない人も多く、人材不足が注目され、求人と求職者の需給バランスが崩れています。

このことから人材確保のため給与が上昇しているのではないかと注目を集めています。

人件費の高騰はコスト増で、インフレ加速の要因になるので注目です。

 

 

 

カナダ雇用統計

カナダ金融政策はテーパリングに最初に動きましたが、現状は引き締め停滞している状況です。

米国同様に、新学期が始まり雇用者がどこまで回復しているのかに注目。

雇用統計の結果を受けて、引き締めの終了に向けて動くことができるのか、期待感に注目です。

 

 

 

2)金融政策発表

 

RBA理事会

先月の理事会で資産買い入れ額を50億豪ドルから40億豪ドルに引き締めを始めたことから、今回は政策変更はないと予想しています。

今回の注目は声明文です。

中国恒大集団のデフォルト懸念や、中国経済の後退懸念による資源価格の下落などが、豪州経済にどこまで影響しているのか、声明文の内容に注目が集まります。

目新しい内容が出てこなければ、大きな動きに繋がらないのではないかと考えています。

 

 

 

RBNZ理事会

RBNZ理事会では、一時年内0.5%の利上げ期待が高まっていましたが、少し後退して0.25%の利上げ期待に変わっています。

ポイントは不動産バブルとコロナ感染者数です。

前回の理事会では、利上げ期待が高まっていましたが、理事会の数日前にコロナ感染者が出てロックダウンを始めたことで利上げは見送っています。

今回の理事会で利上げをすることができるのか、今後の利上げについてどのような声明文が出てくるのか注目です。

 

 

 

3)デフォルト懸念

 

債務上限問題

米国では先週の議会でつなぎ予算を成立させ、政府機関の閉鎖は回避しました。

ただ、債務上限の適用は続いており、デフォルト懸念は残っています。

今週の米国議会で債務上限の引き上げもしくは適用停止措置を決めることができるのか注目です。

また、債務上限と併せてインフラ投資法案など予算も議論されるので、予算にも注目です。

揉めるようであれば格下げ懸念も出てきて、株価下落などリスクオフが進む可能性があるので注目です。

 

 

 

中国恒大集団デフォルト懸念

今週は国慶節で中国市場は休場ですが、中国恒大集団に関するヘッドラインは続々と出てきています。

また、第2の中国恒大集団や、中国恒大集団の参加に関するヘッドラインが出てきています。

デフォルト懸念や中国の景気後退懸念が出てくるとリスクオフが進む可能性があるので注意したいと思います。

 

 

 

4)利上げ期待・金利

 

米国利上げ期待

米金利は先週上昇し、一時は1.5%台後半まで上昇しました。

今まではコロナ禍からの経済回復で雇用に注目が集まってきていましたが、一時的といった物価の上昇が高止まりして下がらない状況から、物価高に注目が移ってきているようです。

今週の雇用統計でも、時給の上昇は人件費コストの増に繋がり、物価上昇に繋がります。

また、原油価格の高止まりなど燃料価格の高騰もコスト増に繋がり、物価上昇に繋がります。

物価上昇を抑える為に、早期利上げに繋がるのではないかと注目。

また、利上げ期待により金利が上昇した場合、株価下落などに繋がる可能性があるので注意しておきたいと思います。

 

 

 

英国利上げ期待

英国でも利上げ期待が高まっています。

ベイリーBOE総裁の発言から利上げ期待が高まっていることと、英国では燃料価格の急騰から物価上昇が問題になっていることから早期利上げがあるのではないかと注目されています。

11月の英中銀(BOE)は「Super Thursday」なので、政策変更の可能性が高いことから、11月利上げ期待の可能性が噂されてきています。

燃料、ガソリン価格、天然ガス価格の上昇が続くようであれば、物価上昇に繋がり、利上げ期待が高まるのではないかと考えています。

上昇している英金利に注目したいと思います。

 

 

 

5)コモディティ価格

 

商品市場では景気後退、特に中国景気の後退の影響で銅やパラジウムやプラチナなど金属の価格低下に繋がっています。

銀や金価格の上値を抑える要因になっています。

対して、中国では電力不足が注目され、中国が石炭や天然ガスなど火力発電の燃料を仕入れる為、燃料系の資源価格が上昇しています。

この商品市場の二極化が進むようであれば、景気後退と物価高に繋がり、スタグフレーションの懸念に繋がります。

 

中国の製造業が落ち込むと、サプライチェーンとして先進国の製造業に影響が出てきます。

また、原油価格の上昇は部品などの輸送コスト増にもつながり、サプライチェーンと併せて先進国のコスト増に繋がります。

商品市場の二極化は先進国のスタグフレーションの懸念にも繋がります。

商品市場の価格に注意しておきたいと思います。

 

 

 

 

◎今週の注目通貨

 

1)米ドル

 

スタンス:米ドル買い

 

利上げ期待から米金利が上昇し、ドル買いが進む可能性があると考えています。

注意点としては米国議会で債務上限の引き上げもしくは適用停止の議論が進まず、デフォルト懸念が高まってきた場合です。

米金利と米議会を確認しながら、ドル買いを進めていきたいと思います。

 

注目指標はADP雇用統計・NFP雇用統計・ISM非製造業景況指数に注目!

 

 

 

2)ユーロ

 

スタンス:ユーロ売り

 

主要中銀で日銀とECBだけが緩和政策、緩和拡大路線になっています。

金融政策のスタンスの違いから、売られやすくなっています。

これからのポイントとして物価高とドイツ政権に注目しています。

物価高が進むようであれば、PEPP(パンデミック緊急購入プログラム)の終了に繋がり、ユーロ買いになるのではないかと注意しています。

 

また、ドイツでは連立政権樹立に向けて、連立交渉が始まっています。

連立交渉でどの政党と連立を組むのか、連立交渉で財政拡大・増税・EU共同債などについてどのようなスタンスになるのか注目しています。

財政拡大路線となれば、ドイツ金利は上昇し、ユーロ買いに繋がる可能性には注意しています。

 

 

 

3)豪ドル

 

スタンス:豪ドル買い

 

中国の景気後退により、豪州経済の影響はあるものの、今まで経済制裁で豪州は中国離れを進めていたことが功を奏し影響は限定的ではないかと考えています。

また、中国は経済制裁のため、豪州からの石炭輸入を止めていますが、これが中国の電力不足に繋がり、石炭価格の上昇に繋がっています。

仮に、中国が石炭輸入を再開した場合、豪州経済はイッキに上昇するのではないかと注目しています。

 

また、IMM通貨先物ポジションでは豪ドル売りが歴史的水準まで積みあがっています。

この先物ポジションが解消されるだけでも、大きな豪ドル買いに繋がるのではないかと注目しています。

 

 

 

4)NZドル

 

スタンス:様子見(買い目線)

 

金融政策発表の値動きに注目。

利上げが発表されて上昇するのか、それとも事実の売りに繋がるのかを確認してみたい。

また、声明文で追加利上げなどについて触れられていれば、今後もNZドル買いが進む可能性があるので注目。

内容と値動きから今後の方向性を見極めたいと思います。

ベースは住宅バブルから、今後も利上げをするのではないかと予想していて、買い目線が強いのではないかと考えています。

 

 

 

5)ポンド

 

スタンス:ポンド買い

 

物価上昇、燃料系の資源価格が上昇するようであれば、利上げ期待は高まり、英金利は上昇してポンド買いが進むのではないかと考えています。

要人発言や英金利を確認しながら、ポンドが下げたところを買っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

10月4日(月曜日)

 

中国市場休場(国慶節)

ユーロ圏財務相会合

OPECプラス会議

 

16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)

21:00 GBP ラムズデンBOE副総裁発言

21:30 CAD カナダ建築許可件数

23:00 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言(22年投票権)

 

 

10月5日(火曜日)

 

中国市場休場(国慶節)

 

09:30 AUD 豪小売売上高・貿易収支

12:30 AUD RBA理事会・金融政策・声明文発表

16:45 EUR イタリア総合・サービス業PMI(改定値)

16:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)

16:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)

17:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)

17:30 GBP 英総合・サービス業PMI(改定値)

21:30 USD 米貿易収支

21:30 CAD カナダ貿易収支

22:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)

23:00 USD ISM非製造業景況指数

 

 

10月6日(水曜日)

 

中国市場休場(国慶節)

EUサミット(欧州首脳会議)

 

10:00 NZD RBNZ理事会・金融政策・声明文発表

16:30 EUR ドイツ建設業PMI

17:30 GBP 英建設業PMI

18:00 EUR ユーロ圏小売売上高

21:15 USD ADP雇用統計

22:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁

23:30 USD 原油在庫量

 

 

10月7日(木曜日)

 

中国市場休場(国慶節)

 

00:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁

20:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)

21:30 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

21:30 USD 米新規失業保険申請件数

22:00 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト、シュナーベルECB専務理事発言

23:00 CAD カナダIveyPMI

 

 

10月8日(金曜日)

 

00:45 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言(22年投票権)

01:00 CAD マックレムBOC総裁発言

10:45 CNY 財新サービス業PMI

21:30 USD NFP雇用統計・失業率・平均時給

21:30 CAD カナダ雇用統計・失業率

 

 

10月9日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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