今週も円安が進むのか?日銀の動きに注目! 「3月28日週の注目点とイベントスケジュール」

TOP > 注目点とイベントスケジュール > 今週も円安が進むのか?日銀の動きに注目! 「3月28日週の注目点とイベントスケジュール」

2022年3月27日

今週も円安が進むのか?日銀の動きに注目! 「3月28日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週も円安が進み、ドル円やクロス円が大きく上昇しています。

円安進行のスピードが速く、ボラティリティが高くなっています。

今週も円の動きがマーカットの中心となり、ボラティリティの高い相場が予想されます。

 

また、今週は月末・四半期末・年度末の週なので、季節要因の動きには注意しておきたいと思います。

欧州と英国は本日よりサマータイムに移行しています。

マーケットオープン、クローズ、ロンドンFIX、など1時間前倒しとなっているので注意しておきたいと思います。

◎今週の注目点

 

1)円安

 

日銀は緩和政策を継続し、YCC(イールドカーブ・コントロール)を続けています。

YCC(イールドカーブ・コントロール)は10年債利回り0.25%をターゲット上限に設定しています。

現在は0.23%まで上昇してきており、指値オペを通告するのではないかと注目が集まっています。

先日も日銀は指値オペを事前に通告し、指値オペを実施しました。

ただ、事前に指値オペを通告したことで国債に買いが入り、指値オペによる買い入れ額はゼロでした。

今週は前回の指値オペを通告した金利水準を超えていることから、指値オペを実施されるのではないかと注目されています。

指値オペが実施された場合は、円安が進むのではないかと考えています。

指値オペを実施する場合、事前に通告するのか、それとも告知なしに実施するのかにも注目です。

 

また、要人発言から円安容認の発言が出てこないか、また、円安けん制発言が出てこないか注目です。

円安けん制発言が出てきた場合は円高が進む可能性があります。

これまで進んだ円安が一気に巻き戻す可能性があるので注目です。

今週も先週に続き、円安がマーケットの中心になるのではないかと思っています。

 

 

 

2)経済指標

 

欧州物価指標

欧州でも物価上昇が問題となっていて、ECBは物価上昇を抑える為にAPP(資産購入プログラム)の前倒し終了を発表しています。

今週はフランスやドイツ、ユーロ圏などで物価指標であるHICP(消費者物価指数)の速報値が発表されます。

HICP(消費者物価指数)が予想以上の伸び、前回値よりも上昇していた場合、ECBの引き締めの加速に繋がるのではないか、ユーロ買いが進むのではないかと注目しています。

 

 

米雇用統計

今週はADP雇用統計、NFP雇用統計が発表されます。

FRBは利上げを加速させ、0.5%利上げの可能性を検討しています。

雇用統計の結果が良ければ、0.5%利上げの可能性が高くなるのではないかと注目しています。

特にNFP雇用統計と一緒に発表される平均時給に注目です。

平均時給が予想以上の伸びを見せた場合は、人件費高騰から物価上昇に繋がるのではないか、物価上昇の可能性に繋がれば利上げの加速に繋がるのではないかと注目しています。

 

 

PCEデフレーター

PCEデフレーターはFRBが最も注目している物価指標です。

FRBは物価上昇を抑えることに必死です。

PCEデフレーターが予想以上の伸びを示した場合は、利上げ加速観測に繋がり、ドル買いが進むのではないかと注目しています。

 

 

ISM製造業景況指数

米国では、引き締めが進み経済を冷やすのではないかと注目が集まっています。

また、ロシアへの制裁などからエネルギー価格の上昇や商品価格の上昇が進み、物価の上昇が景気を冷やすのではないかと注目しています。

景気の後退が進む見始める場合、景況感に現れます。

景気後退が懸念され始めてないか、ISM製造業景況指数に注目です。

 

 

 

3)要人発言

 

FRB

先日のFOMCで0.25%利上げを発表し、残りのFOMCで毎回0.25%利上げが示唆されました。

ただ、FOMC後の要人発言からは0.5%利上げに関する発言が続き、利上げ加速の可能性が高くなっています。

0.5%利上げの可能性が高くなるのと同時にドル買いが進んでいます。

今週も発言から利上げ加速観測が進むのか、発言後にドル買いが進むのか、金利が上昇するのか、値動きとともに注目です。

 

 

ECB

ECBは先日の理事会でAPP(資産購入プログラム)の前倒し終了を示唆しました。

次の注目は年内利上げの可能性です。

ウクライナ情勢による景気見通しと物価見通し、それに対するECBの対応について、それぞれのECB理事会メンバーがどのように考えているのか?

年内利上げの可能性があるのか?

発言内容に注目です。

 

 

BOE

BOEは先日の政策発表で0.25%利上げを発表しましたが、カンリフBOE副総裁が据え置き票を入れるというサプライズでポンド売りが進みました。

また声明文も前回のBOE政策発表の時よりもハト派となっていたことがポンド売りの要因となっています。

今週はBOE要人からタカ派の内容が聞こえてくるのか、それともハト派の内容が聞こえてくるのかに注目。

内容次第ではポンド売りが加速する可能性もあるので注目です。

 

 

 

4)リスク要因

 

ウクライナ情勢

ロシアによるウクライナ侵攻や、ウクライナ軍によるロシア軍の押し戻しなど、ウクライナ情勢に関する報道は次々と出てきています。

ただ、ウクライナ情勢に関する報道は織り込み済みでマーケットの反応は限定的です。

ここからは、ウクライナ情勢の収容が見えた場合はユーロ買いが進む可能性があります。

逆に生物兵器や核兵器を使用した場合、NATOが動く可能性があります。

NATOが動くと第3次世界大戦の可能性が懸念され、再度リスクオフが進む可能性が出てくるので、生物兵器や核兵器の使用には注意しておきたいと思います。

 

また、ロシアへの制裁内容にも注目です。

制裁が進めばエネルギー価格の上昇や商品価格の上昇など経済に影響が出てくる場合があります。

エネルギー価格の上昇や商品価格の上昇が進むと、国によってはリスクに変わります。

制裁内容と商品価格の上昇に注目です。

 

 

OPECプラス閣僚級会合

OPECプラス閣僚級会合にはロシアが入っていますが、どのような会合になるのか注目しています。

原油価格は高止まりしています。

サウジアラビアでは石油施設がドローン攻撃にあい、火災が発生し供給に懸念が出てきています。

このような状況で、OPECプラス閣僚級会合には増産を期待していますが、どのような結果になるのか注目です。

増産するようであれば、原油価格の下押し要因となります。

逆に増産しない、産油の見通しが下方修正されるようであれば、原油価格の上昇に繋がり、世界的なエネルギー価格の上昇に繋がり、リスク要因になるのではないかと注目しています。

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

3月27日(日曜日)

 

欧州・英国サマータイム突入

 

 

3月28日(月曜日)

 

19:00 EUR レーン・フィンランド中銀総裁発言

20:00 GBP ベイリーBOE総裁発言

 

 

3月29日(火曜日)

 

02:00 USD 米2年債・5年債入札

08:50 JPY 日銀金融政策決定会合における主な意見(3月18日分)

09:30 AUD 豪小売売上高

22:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

23:00 USD 米消費者信頼感指数

23:45 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言(23年投票権)

 

 

3月30日(水曜日)

 

02:00 USD 米7年債入札

10:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)

17:10 GBP ブロードベントBOE副総裁発言

18:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数

21:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)

21:15 USD ADP雇用統計

21:30 USD 米四半期GDP(確報値)

22:15 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言

23:30 USD 原油在庫量

 

 

3月31日(木曜日)

 

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国による「OPECプラス」閣僚級会合

 

10:30 CNY 中国製造業・非製造業PMI

15:00 GBP 英四半期GDP(改定値)

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(速報値)

16:55 EUR ドイツ雇用統計・失業率

17:00 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言

21:30 USD 米PCEデフレーター・失業保険申請件数

21:30 CAD カナダGDP

22:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

 

 

4月1日(金曜日)

 

08:50 JPY 日銀短観

10:45 CNY 財新製造業PMI

16:50 EUR フランス製造業PMI(改定値)

16:55 EUR ドイツ製造業PMI(改定値)

17:00 EUR ユーロ圏製造業PMI(改定値)

17:30 GBP 英製造業PMI(改定値)

18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(速報値)

21:30 USD NFP雇用統計・失業率・平均時給

22:45 USD 米製造業PMI(改定値)

23:00 USD ISM製造業景況指数

 

 

4月2日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岡ちゃんマンおススメ分析ツール

TradingView

数多くの通貨ペア、商品、債権、株価指数など取り扱っており、様々な分析が出来るプラットフォームです。

為替・株式・債券・商品など各マーケットは相関性があり、各マーケットを見比べることはトレードにとってプラスになります。

1枚のチャートに為替と株価指数や、為替と商品などを重ねて表示できるのは比較するときにとても便利です。

多くの機能は無料で使えるので試しに使ってみてはいかがでしょう!

 

SNS機能も付いているので、是非フォローしていただけたらと思います↓↓↓

https://jp.tradingview.com/u/okachanman/

 

 

 

 

 

RECOMMEND