大統領選挙の次は離脱協議が注目!? 「11月9日週の注目点とイベントスケジュール」

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2020年11月8日

大統領選挙の次は離脱協議が注目!? 「11月9日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

米大統領選挙は大きな暴動もなく無事に終わったようですが、選挙結果はまだ決まっていない。

いつまで戦いが続くのか見通しが立たない状況となっています。

 

トランプ大統領は、最高裁判事をギリギリで保守派を指名するなど、投開票前から現在の状況を含めて戦っていたのではないかと思います。

ということで、大統領選挙の最終結果は来年に持ち越す可能性が高くなっています。

 

◎今週の注目点

 

1)離脱協議

 

EUと英国の間で離脱協議が継続されているが、批准作業のことを考えると今週末くらいまでには結論が出てくるのではないかと注目している。

本来であれば、先月のEUサミットで離脱に関する合意が出来て、EU加盟国と英国で批准作業に入っているはずでした。

EU加盟国の1カ国でも反対が出れば合意内容は白紙、英国も議会で批准されなければ白紙となります。

この批准作業に早くても約1か月かかるとみられていることから、年内で協議をまとめるには11月中旬くらいまでにEUと英国の交渉官の間で合意していないと間に合わない。

 

このことを考えると、今週は集中的に協議が行われ、協議に関するヘッドラインが出てくるのではないかと思われます。

ヘッドラインでポンドやユーロが動く展開が予想されます。

 

 

 

2)米選挙結果

 

大統領選挙の最終結果が今週出てくると思われます。

一部の州では再集計が行われていることや、郵便投票で送れていた分の集計が終わり、最終的な獲得選挙人が確定すると思います。

本来であれば、過半数を獲得した候補が勝利宣言、過半数を獲得できなかった候補が敗北宣言をして選挙が終わるのですが、バイデン候補が勝利宣言したとしてもトランプ大統領は敗北宣言を出さずに法廷闘争に持ち込むと思われます。

負けを認めなければ終わらない戦いなので、トランプ大統領が敗北宣言を出すのか、法廷闘争に持ち込むのか、そのために準備した最高裁判事は味方してくれるのか、選挙の行方に注目です。

 

また、上院議会選挙もジョージア州で再選挙が決定しました。

ジョージア州以外の選挙結果も互角になっており、100議席ある上院議会の議席が50:50になった場合は副大統領が1票入れることになります。

今のままバイデン候補が大統領になった場合、ハリス副大統領となり、民主党が上院議会過半数となります。

なので、上院議会が民主党となれば「トリプルブルー」になる可能性もあることから、選挙の結果にも要注目です。

今のマーケットは「トリプルブルー」会費を織り込んでいるので、上院議会選挙で民主党が過半数をとりそうだとマーケットが動く可能性があります。

 

 

 

3)RBNZ理事会

 

今回の理事会では政策金利は据え置きが予想されていますが、追加緩和に注目が集まっています。

前回のRBNZ理事会でマイナス金利の可能性について触れられていたことや、RBAが10月の理事会で利下げしたことを考えると、RBNZが利下げに動く可能性もあるのではないかと思っています。

 

利下げに動かなくても、次回会合で利下げの可能性が残っているのか?

追加緩和やマイナス金利の可能性があるのか?

声明文や記者会見に注目です。

 

 

 

4)要人発言

 

今週は中銀総裁や副総裁など、重要な要人発言が多数予定されています。

FRBは追加緩和があるのか、ECBは12月の理事会の追加緩和がどのくらいの規模になるのか、BOEは利下げしてゼロ金利やマイナス金利の可能性が残っているのかなど、政策変更についてどのような発言が出てくるか注目です。

 

 

 

5)リスク要因

 

新型コロナによるロックダウン(都市封鎖)や、外出規制・営業規制などが懸念され、いつまで継続れるのか、拡大しないか、新型コロナの拡大に注目が集まっている。

 

また、トルコではエルドアン大統領がウサイルトルコ中銀総裁を更迭、利上げしたことを怒っているのではないかと思われます。

トルコリラは対円・対ドルで連日安値更新している状況で、中銀総裁の更迭という情報がトルコリラの安値更新が加速するのではないかと注目している。

トルコショックの再来、トルコのデフォルトに繋がらないかも要注意です。

 

トランプ大統領がピンチということで、中国が息を吹き返し、ここぞとばかりに各方面に行動を起こさないか注目しています。

豪州には選挙前後から、豪州産品の輸入を停止し始めています。

日本にも尖閣周辺の日本漁船を拿捕・攻撃出来るような法律を作ったりしています。

 

大統領選挙が終わって、リスクオフが後退している状況なので、次のリスク要因に火が着かないか注目しておきたいと思います。

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

11月9日(月曜日)

 

08:50 JPY 日銀金融政策決定会合における主な意見(10月29日分)

09:30 AUD 豪建築許可件数

10:45 CNY 中国総合PMI

17:00 EUR レーン・フィンランド中銀総裁発言

18:25 EUR ラガルドECB総裁発言

19:35 GBP ベイリーBOE総裁発言

21:00 EUR メルシュECB専務理事発言

22:15 CAD カナダ住宅着工件数

23:00 GBP ホールデンBOE主席エコノミスト発言

 

 

11月10日(火曜日)

 

02:20 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言

03:30 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言

09:30 AUD NAB企業信頼感指数

16:00 GBP 英失業率・雇用者数増減・平均賃金

19:00 EUR ドイツZEW景況感指数

19:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数

23:00 EUR クノット・オランダ中銀総裁発言

 

 

11月11日(水曜日)

 

米国(ベテランズデー)、債券市場が休場

カナダ(リメンバランス・デー)休場

 

00:00 USD クウォールズFRB副議長発言(上院議会で証言)

00:00 USD ローゼングレン・ボストン連銀総裁発言

02:00 USD カプラン・ダラス連銀総裁発言

08:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数

10:00 NZD RBNZ政策金利・声明文発表

11:00 NZD オアRBNZ総裁記者会見

22:00 EUR ラガルドECB総裁発言

 

 

11月12日(木曜日)

 

01:00 EUR レーンECB専務理事発言

16:00 GBP 英GDP(7~9月期)(速報値)

16:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)

17:00 GBP ベイリーBOE総裁発言

18:50 EUR デギントスECB副総裁発言

22:00 EUR パネッタECB専務理事発言

22:30 USD 米CPI(消費者物価指数)・新規失業保険申請件数

22:30 CAD 新築住宅価格指数

23:15 EUR メルシュECB専務理事発言

 

 

11月13日(金曜日)

 

00:30 EUR シュナーベルECB専務理事発言

01:00 USD 原油在庫量

01:45 EUR ラガルドECB総裁、ベイリーBOE総裁、パウエルFRB議長発言

03:00 USD エバンス・シカゴ連銀総裁発言

03:30 CAD ウィルキンスBOC副総裁発言

04:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

04:00 MXN メキシコ政策金利発表

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)

17:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)

19:00 EUR ユーロ圏GDP(7~9月期)(改定値)

21:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

22:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言

23:00 GBP テンレイロBOE外部理事発言

 

 

11月14日(土曜日)

 

00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

01:00 GBP ベイリーBOE総裁発言

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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