日銀、FOMC、英中銀と政策発表ラッシュの1週間! 「3月15日週の注目点とイベントスケジュール」

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2021年3月14日

日銀、FOMC、英中銀と政策発表ラッシュの1週間! 「3月15日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は米国債入札が注目されていましたが、無事に入札を終えて米金利は1.5%前後をキープしました。

ただ、金曜日に米金利は上昇し1.6%を超えてきていて、米金利に合わせて米ドルも上昇しています。

 

欧州とカナダで政策発表がありましたが、欧州は強弱入り混じる内容にマーケットは様子見姿勢。

カナダ中銀は予想通りの発表で無風通過でした。

ただカナダドルはカナダ中銀が政策発表の中で雇用に懸念を示したのに対し、週末発表のカナダ雇用統計で予想を上回る結果が出たことで、カナダ中銀の早期タカ姿勢転換が期待されたのか、カナダドルは大きく上昇しています。

 

◎今週の注目点

 

1)金融政策発表

 

FOMC

注目度:高い

織込み度:現状維持7割・資産購入額の増額3割

バイアス:金利高・ドル高

 

バイデン政権が進める追加経済対策案が可決、1.9兆ドル規模の財政支出が決定しました。

米金利が上昇局面にある中でさらに1.9兆ドルの財政支出、赤字国債が発行され金利はさらに上昇するのではないかと予想されます。

この金利の上昇をどこまで容認するのかが、今回のFOMCのポイントになりそうです。

 

直近の要人発言では金利高は自然なことだとして、金利高を容認する姿勢が見て取れます。

発言内容をそのまま受け取るなら、今回のFOMCでは現状の緩和姿勢を継続すると思われます。

 

ただ、金利高は財政圧迫につながる可能性などもあるので、ある程度で金利高を抑える必要があるのではないかと思います。

金利高を抑える為にはFRBが債権を購入する額を増やす必要があり、追加緩和の発表に繋がるのではないかとの予想です。

 

7:3の確立で現状維持の割合が高いと思われていますが、FOMCまでの数日間で織り込み度がどのように変更するのか、結果がどうなるのか、発表を受けて金利がどのように推移するのか注目です。

 

 

日銀

注目度:高くなっている

織込み度:現状維持8割 ETFなどの購入額調整2割

バイアス:円安方向

 

今回の日銀金融政策決定会合では、政策の点検が注目されている。

噂ではETFなどの購入額の調整が入るのではないかといわれています。

 

またマーケットでは米金利の上昇が注目されていますが、日本の金利も上昇しています。

日本では量的緩和をYCC(イールドカーブ・コントロール)を使っていて、10年債利回り0.1%~0.2%をターゲットとしています。

日本の10年債利回りは一時0.175%まで上昇しており、このままいくとターゲット上限の0.2%の到達してしまいます。

上限に達したときに指値オペで強制的にターゲット内に抑え込むのか、それともターゲット上限を拡大するのか注目が集まっています。

 

先日の黒田日銀総裁の発言ではターゲットの拡大はなさそうなので、指値オペを使い上昇を抑えるのではないかと思います。

指値オペ、ターゲットの拡大以外で金利上昇に対応する方法があるのかを含めて、声明文と記者会見に注目したいと思います。

 

 

BOC(英中銀)

注目度:中くらい

織込み度:据え置きを織り込み済み

バイアス:特になし(多少のポンド上昇基調あり)

 

世界的な金利上昇で英金利も上昇しています。

今回の政策発表では据え置きが発表されると思いますが、いずれ利上げが検討されるのではないかと注目されています。

利上げの時期やペースなど、今後のフォワードガイダンスに注目です。

 

 

 

トルコ中銀

トルコ中銀は利上げを行ったことでトルコリラは下げ止まり、リラ円で14円台を推移しています。

このまま引き締め政策を継続するのか、政策金利と声明文に注意しておきたいと思います。

 

 

 

2)経済指標

 

カナダCPI

カナダ中銀は先日の政策発表で雇用に懸念をしてしていましたが、先週末の雇用統計で堅調な雇用が発表されたことから、早期の緩和縮小が期待されるようになりました。

カナダ中銀が注目している点は雇用と物価上昇、対米ドルでの為替レートの3点で、そのうちの1つである物価指標CPI(消費者物価指数)の発表が今週予定されていて、物価上昇率が注目されています。

予想以上の物価上昇が確認されれば、さらに早期の緩和縮小期待が進み、カナダドルの買いが進むのではないかと注目しています。

 

 

NZ四半期GDP

ニュージーランドはコロナウイルスの抑え込みに成功した国ではないかと思います。

なので、コロナの回復期待を受けてNZドル買いが進んでいます。

ただコロナを抑制するために、一時的にかなり厳しいロックダウンをしています。

その影響がどのくらい出ているのか、またどのくらい回復しているのか、四半期GDPの発表で見極めたいと思います。

予想を上回る結果が出てくるようであれば、コロナからの回復期待が大きく進みNZドル買いがさらに進むのではないかと思います。

 

 

豪雇用統計

RBAは晴雨策判断の最重要ポイントに雇用を上げています。

なかでも注目しているのが失業率です。

ここ数回の雇用統計で予想失業率を下回る(改善している)結果が発表され、雇用の早期回復を見せています。

 

先日の政策発表では緩和姿勢を継続するとしていますが、今週発表の雇用統計で予想を下回る(改善する)結果が発表されれば、早期の緩和縮小が期待されると思われます。

豪州もコロナを抑え込むことに成功した国として見られ、コロナからの回復が期待されている中で豪ドル買いが進んでいます。

早期の緩和縮小期待が進むようであれば、豪ドル買いもペースも早くなるのではないかと注目しています。

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

3月14日(日曜日)

 

米国サマータイム移行

 

 

3月15日(月曜日)

 

ユーロ圏財務相会合

 

08:15 AUD ロウRBA総裁発言

11:00 CNY 中国鉱工業生産

21:15 CAD カナダ住宅着工件数

 

 

3月16日(火曜日)

 

EU財務相会合

 

05:00 NZD NZ Westpac消費者信頼感指数

09:30 AUD RBA理事会議事要旨・住宅価格指数

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)

18:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)

19:00 EUR ドイツZEW景況感指数

19:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数

21:30 USD 米小売売上高

22:15 USD 米鉱工業生産

 

 

3月17日(水曜日)

 

08:30 AUD ケントRBA総裁補佐発言

08:50 JPY 日本貿易収支

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)

21:30 USD 米建築許可件数

21:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)

23:30 USD 原油在庫量

 

 

3月18日(木曜日)

 

03:00 USD FOMC

03:30 USD パウエルFRB議長記者会見

06:45 NZD NZ四半期GDP(10~12月期)

09:30 AUD 豪雇用統計・失業率

20:00 TRY トルコ政策金利発表

20:00 GBP カンリフBOE副総裁発言

21:00 GBP BOE(英中銀)政策金利・声明文・MPC投票配分発表

21:30 GBP ホールデンBOE主席エコノミスト発言

21:30 USD フィラデルフィア連銀製造業景況指数・新規失業保険申請件数

21:30 CAD カナダ新築住宅価格指数

22:00 EUR デギントスECB副総裁発言

 

 

3月19日(金曜日)

 

03:00 EUR シュナーベルECB専務理事発言

09:30 AUD 豪小売売上高

12時前後 JPY 日銀金融政策決定会合

15:30 JPY 黒田日銀総裁記者会見

21:30 CAD カナダ小売売上高

 

 

3月20日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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