注目の政策発表や指標発表多数の1週間! 「7月18日週の注目点とイベントスケジュール」

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2022年7月18日

注目の政策発表や指標発表多数の1週間! 「7月18日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週はカナダ中銀によるサプライズ利上げが発表されました。

カナダが1.00%利上げを発表したことで、来週のFOMCで1.00%利上げの可能性が高まっています。

 

反対に黒田日銀総裁は追加緩和の可能性に言及するなど緩和姿勢を強調したことで円安が進んでいます。

ドル円は一時139.30円まで上昇しています。

 

今週は重要指標も多く、注目のECB理事会や日銀金融政策決定会合なども予定されています。

今週はボラティリティの大きな1週間になるのではないかと期待しています。

◎今週の注目点

 

1)金融政策

 

ECB理事会

注目度:かなり高い

織り込み度:0.25%の利上げは織り込み済み

バイアス:ユーロ安

ポイント:利上げ幅と欧州景況感

 

欧州は物価高から0.25%利上げは織り込み済み、一部では0.5%利上げ予想もありますがメイン予想は7月0.25%利上げして9月に追加で0.25%利上げが有力です。

今回の利上げ幅が0.25%なのか、それとも0.5%なのか、利上げ幅に注目です。

ただ、サプライズで0.5%利上げとなってもユーロ買いに反応するかは微妙だと思っています。

もう一つの重要な部分として、引き締めによる欧州景況感が重要だと思っています。

利上げを進めることでどこまで景況感に影響が出てくるのか、声明文や記者会見に注目です。

0.5%利上げもしくは7月利上げに加え9月の連続利上げを示唆したとしても、ユーロ圏の景況感悪化が見えてくるようであればユーロ売りに傾くと思っています。

引き締めプラス景気の下支えがあるようであればユーロは底堅く推移できるのではないかと注目しています。

 

 

 

日銀金融政策決定会合

注目度:高い

織り込み度:現状維持を織り込み済み

バイアス:円安

ポイント:緩和維持、追加緩和姿勢を維持するのか

 

先週、黒田日銀総裁が「必要があれば躊躇なく追加緩和する」と発言したことで円安が進みました。

今回の日銀金融政策決定会合でも、先週の発言同様に追加緩和姿勢を維持するのかに注目です。

もし追加緩和姿勢を維持するような内容が出てくると円安が進み、1ドル=140円も見えてくるのではないかと注目しています。

また、その他にも物価、景況感、成長率など今後の見通しにも注目です。

スタグフレーション懸念が高まれば円売り加速に繋がるのではないかと思っています。

 

 

 

RBA理事会議事要旨

先週発表された雇用統計は予想以上の結果が出てきました。

雇用後継の結果を受けて次回利上げ期待も進んでいます。

7月のRBA理事会議事要旨の内容が利上げに前向きな内容であれば8月の利上げ期待もさらに進むのではないかと注目しています。

 

 

 

2)経済指標

 

NZ四半期CPI(消費者物価指数)

ニュージーランドの物価がどこまで上昇しているのかに注目。

予想以上の物価が発表されるようであれば、さらなる利上げ幅に繋がる可能性がありあます。

どのくらいの物価が発表されるのか注目です。

また、四半期に一度しか発表されないので注目度も高く、大きく動く可能性があるので要注意です。

 

 

 

英雇用統計

雇用統計では雇用者数や失業率よりも平均賃金に注目です。

英国では物価高だけでなく景気後退、政治リスクなど多くの問題を抱えています。

その中でも、物価高の要因の一つとなっているのが人手不足です。

EUから離脱したことで欧州からの働き手がいなくなったことと、コロナ禍で早期離脱者が多い事で人手不足となっています。

人手不足から人件費の高騰に繋がるので、どこまで人件費が高騰しているのか平均賃金に注目です。

 

 

 

英CPI(消費者物価指数)

英国では物価高が問題となっています。

物価高が予想以上に進んでいた場合は8月の会合で0.5%利上げの可能性が高くなるのではないかと注目を集めています。

物価高により利上げ幅が進んだとしてもポンド高に繋がるかは微妙です。

利上げや量的緩和の解除などの影響で景気後退懸念に繋がり、株価下落・ポンド安に反応する可能性もあります。

指標結果とマーケットがどのような反応をするのか併せて注意しておきたいと思います。

 

 

 

カナダCPI(消費者物価指数)

カナダ中銀は先週の政策発表で予想外の1.00%利上げを発表しました。

追加利上げの可能性を示唆し、金利の引き上げのペースはインフレの評価次第としています。

今週発表の物価が予想以上の結果となると、さらなる利上げの可能性が高くなるのではないかと注目しています。

 

 

 

カナダ小売売上高

カナダ中銀は大幅利上げを発表し、追加利上げも示唆しています。

先週発表された1.00%利上げの影響は今回の小売売上高には影響ありません。

ただ、引き締めの影響により消費が低下し景気後退の可能性が出てくると、今後の引き締めに影響があるのではないかと注目しています。

小売りが予想以上の結果だった場合は、景気は底堅いと判断して引き締め加速に繋がるのではないかと思っています。

 

 

 

製造業・サービス業・総合PMI

世界的に物価上昇が問題となり、各国中銀が引き締めを加速させています。

引き締めを進めることで景気後退が懸念されています。

どこまで景気後退を懸念しているのか、各国の景況感を確認するためにPMIに注目です。

また、今回のPMIは速報値なので予想と結果の乖離が大きくなる可能性があるので注目です。

 

 

 

 

3)リスク要因

 

欧州ではガス供給が停止するのではないかとの懸念からユーロの上値が重くなっています。

また、イタリアではドラギ首相が辞任の意思を固めており、今週も再度辞任を表明するのではないかと言われユーロの上値を抑えています。

中国ではコロナ感染を抑える為に、再度ロックダウンが懸念されて、景気後退に繋がるのではないかと懸念されています。

その他にも引き締めによる株価下落などのリスクもあります。

リスク要因には注意しておきたいと思います。

 

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

7月18日(月曜日)

 

東京市場休場(海の日)

 

07:45 NZD NZ四半期CPI(消費者物価指数)

22:00 GBP ソーンダースBOE外部理事発言

 

 

7月19日(火曜日)

 

10:30 AUD RBA理事会議事要旨

11:00 AUD ブロックRBA総裁補佐発言

15:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金

18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)

21:30 USD 米建築許可件数

 

 

7月20日(水曜日)

 

02:45 GBP ベイリーBOE総裁発言

08:10 AUD ロウRBA総裁発言

15:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)

21:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)

23:00 USD 米中古住宅販売戸数

23:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)

23:30 USD 原油在庫量

 

 

7月21日(木曜日)

 

07:45 NZD NZ貿易収支

12時前後 JPY 日銀金融政策決定会合

15:30 JPY 黒田日銀総裁記者会見

20:00 TRY トルコ金融政策発表

21:15 EUR ECB理事会・政策金利・声明文発表

21:30 USD 米失業保険申請件数・フィラデルフィア連銀製造業景況指数

21:45 EUR ラガルドECB総裁記者会見

 

 

7月22日(金曜日)

 

08:30 JPY 日CPI(消費者物価指数)

16:15 EUR フランス製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

16:30 EUR ドイツ製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

17:00 EUR ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

17:30 GBP 英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

21:30 CAD カナダ小売売上高

22:45 USD 米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

 

 

7月23日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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