米上院議会に注目! 半期に一度の金融政策報告と追加経済対策案 「2月22日週の注目点とイベントスケジュール」

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2021年2月21日

米上院議会に注目! 半期に一度の金融政策報告と追加経済対策案 「2月22日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は欧米英でコロナワクチンの接種が進み、経済回復期待から原油や銅などコモディティ価格が上昇。

コモディティ価格の上昇につれて、資源国価格が堅調に推移しました。

 

経済回復期待は米国だけでなく、英国や日本、欧州各国の金利も上昇してきています。

なかでも米国の金利上昇スピードは速く、昨年2月以来の高水準まで上昇、日米金利差は拡大しドル円は一時106円台ミドルまで上昇しました。

日本に金利はYCC(イールドカーブコントロール)のターゲット、0.1%付近に近づいており指値オペが再度注目されるのではないかと期待しています。

指値オペが実施されれば、さらに日米金利差が拡大しドル円の上昇に追い風となるのではないかと注目しています。

 

◎今週の注目点

 

1)RBNZ理事会

 

今回のRBNZは据え置きだと思われ、注目は声明文です。

豪州やNZは欧米に比べて感染者数が少なく、早期の経済回復が期待されています。

 

豪州は経済指標の結果は強いものが多く、今月初めのRBA理事会では緩和政策の早期縮小が発表されるのではないかと注目されていました。

結果は豪ドル高を懸念してからなのか、長期の緩和姿勢が発表されました。

 

NZも豪州同様に経済指標の結果は強く、早期の緩和縮小が期待されています。

今回のRBNZ理事会の声明文や記者会見で緩和政策の縮小について触れられれば、NZドルの上昇の追い風となるのではないかと注目しています。

また、RBA理事会同様にハト派姿勢が示された場合は、NZドルがどのくらい下落するのかに注目したいと思います。

ハト派姿勢にもかかわらずNZドルの下げが限定的であった場合は、NZドルの上昇圧力が強いと思われ、良い押し目になるのではないかと思っています。

 

RBNZ理事会の前日には四半期小売売上高の発表もあるので、前哨戦として見ておきたいと思います。

 

 

 

2)パウエルFRB議長議会証言

 

今週パウエルFRB議長は、米上院議会(銀行委員会)で半期に一度の経済・金融政策についての報告が予定されています。

先週WEB上で半期に一度議会に提出する金融政策報告で「FRBは米経済が完全な回復を遂げるまで、金融政策による強力な支援を継続する」と表明しており、長期の緩和姿勢を示すことが予想されています。

注目は米金利、米10年債利回りは1.3%台まで上昇するなど、上昇し続けている米金利についてどのような姿勢を示すのかです。

上昇について懸念発言が出てくるのか、日本のYCC(イールドカーブコントロール)のように金利の上昇を抑える為に国債買い入れをおこなうのか、パウエルFRB議長の証言内容に注目です。

また、議会証言を受けて米金利がどのように動くのかにも要注目です。

 

 

 

3)追加経済対策案

 

今週、米議会ではバイデン政権が進める追加経済対策案が可決するとみられています。

注目は1.9兆ドル満額成立させることが出来るのかです。

 

米上院議会では実質民主党の過半数が確定しており、バイデン政権は過半数の賛成で可決することが出来る「財政調整措置」を使用し、1.9兆ドルの追加経済対策案を満額成立させるつもりです。

ただ、バイデン政権が進める追加経済対策案に反対している共和党は「財政調整措置」での可決を覆すために、財政赤字の最大枠を超えてはいけないというルール「バード・ルール」に違反するとして、民主党による強行採決を阻止しようとしています。

 

現在のマーケットは1.9兆ドル満額での追加経済対策案を織込んでいると思われます。

仮に減額となれば、失望から株価下落に繋がるのではないかと思います。

 

今週、バイデン政権が進める追加経済対策案がどのような形で成立するのか、それとも成立できずに延期となるのか注目です。

また、株価と米金利の推移にも要注目です。

 

 

 

4)米金利

 

米金利は上昇を続け、コロナウイルス拡大でFRBが超緩和政策後で最も高い水準、昨年2月26日以来約1年ぶりの1.36%をつけました。

どこまで上昇するのか注目が集まっており、マーケットの注目の的となっています。

 

今週は上記のようにパウエルFRB議長の議会証言や、追加経済対策案など金利が動く可能性の高いイベントが予定されています。

他にも2年債、5年債、7年債の入札など、米金利が動きそうな経済指標や、米要人発言が多数予定されています。

米金利が上昇を続けるのか、要人発言で金利高に対し懸念発言が出てくるのか要注目です。

 

また、PCEデフレーターの結果など、実質金利の動きにも注目です。

 

 

 

5)要人発言

 

米要人以外にもカナダ中銀総裁や英欧中銀要人など、要人発言が多数予定されています。

週末にはEUサミットやG20財務相・中央銀行総裁会議が予定されていて、要人発言が多数出てくる可能性があります。

 

欧州ではマイナス金利の深掘り、カナダでは追加緩和などが噂されています。

英国では、一時盛り上がったマイナス金利の噂が後退しているようです。

日銀では政策点検はするが、政策の変更はないという見方が強いようです。

 

このような、各中銀の現在のコンセンサスを推し進める発言が出てくるのか、それとも覆すような発言が出てくるのか要注意です。

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

2月22日(月曜日)

 

18:00 EUR ドイツIFO景況指数

22:45 EUR ラガルドECB総裁発言

 

 

2月23日(火曜日)

 

03:00 GBP ブリハBOE外部理事発言

05:30 USD ボウマンFRB理事発言

06:45 NZD NZ四半期小売売上高

16:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)

23:00 USD 米住宅価格指数

 

 

2月24日(水曜日)

 

00:00 USD 米消費者信頼感指数

00:00 USD パウエルFRB議長発言(半期に一度の金融政策報告)

02:30 CAD マックレムBOC総裁発言

03:00 USD 米2年債入札

09:30 AUD 労働賃金指数・賃金物価指数

10:00 NZD RBNZ政策金利・声明文発表

11:00 NZD オアRBNZ総裁記者会見

16:00 EUR ドイツGDP

21:00 GBP ホールデンBOE主席エコノミスト発言

23:30 GBP ベイリーBOE総裁、ブロードベントBOE副総裁、ブリハBOE外部理事、ハスケルBOE外部理事発言

 

 

2月25日(木曜日)

 

EUサミット

 

00:00 USD パウエルFRB議長発言(半期に一度の金融政策報告)

00:00 USD 米新築住宅販売戸数

00:30 USD 原油在庫量

03:00 USD 米5年債入札

16:00 EUR ドイツGfk消費者信頼感指数

19:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値)

21:00 MXN メキシコGDP(確定値)

22:30 USD 米耐久財受注・GDP(改定値)

22:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

 

 

2月26日(金曜日)

 

EUサミット

G20財務相・中央銀行総裁会議

 

00:00 USD 米中古住宅販売保留

00:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言

02:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

03:00 USD 米7年債入札

05:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

06:45 NZD NZ貿易収支

15:45 CHF スイスGDP

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(速報値)

17:30 EUR シュナーベルECB専務理事発言

21:30 GBP ラムスデンBOE副総裁発言

22:30 USD PCEデフレーター

 

 

2月27日(土曜日)

 

00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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