米PPI(生産者物価指数)は米金利を動かすキッカケになるか? 「11月15日の注目点とイベントスケジュール」

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2022年11月15日

米PPI(生産者物価指数)は米金利を動かすキッカケになるか? 「11月15日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日早朝にウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「10月CPIはある時点のデータに過ぎず、一定期間のCPI動向を見る必要がある」「インフレ率が低下しているという明確で強い証拠ない限り、金利は引き下げられない」などの見解を示し、米利上げが減速するとの思惑を牽制したことでドル買いが進みドル円は140円台を回復しています。

その後、ブレイナードFRB副議長がBloombargのテレビイベントで「おそらく利上げペースを減速するのが間もなく適切になるだろう」と発言するとドルが伸び悩む場面もありました。

 

本日も要人発言で金利が動き、ドルの方向性が変わる可能性があるので発言に注目しておきたいと思います。

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

英雇用統計

英国の物価上昇要因に人手不足があります。

雇用が改善し、平均賃金が予想を下回るようであれば物価低下に繋がるのではないかと注目されています。

平均賃金が予想を下回り、どこまで低下しているのかに注目です。

 

 

 

米PPI(生産者物価指数)

先週のCPI(消費者物価指数)は予想を下回る結果となりましたが、今後も低下していくのか注目されています。

生産者物価指数は仕入れ価格のようなものなので、生産者物価指数が予想以上の結果となると今後のCPI(消費者物価指数)も予想以上の結果になる可能性があります。

生産者物価指数が予想に対してどのような結果が出てくるか注目です。

 

 

 

豪四半期賃金指数

RBA理事会では雇用と賃金に注目が集まっています。

特に注目されているのが四半期に一度発表される賃金指数です。

賃金指数が予想を下回る結果となれば、RBA理事会はよりハト派となり引き締めを終了させる可能性があるのではないかと注目しています。

賃金指数の結果と豪ドルの動きに注目です。

 

 

 

2)要人発言

 

FRB

先週発表されたCPI(消費者物価指数)やミシガン大学消費者信頼感指数で発表された期待インフレ率は予想を下回り、インフレの低下が期待されています。

インフレ低下の期待からFRBは引き締めを後退させ、ターミナルレート(利上げの終了水準)も低下するのではないかと予想されています。

このことで金利は低下し、今まで買われていたドルが売り戻されています。

FRBの要人がインフレ低下を好感し、引き締めの後退を考えているようであれば金利低下・ドル売りが加速するのではないかと、要人の発言に注目しています。

 

 

 

ECB

欧州では物価高が進んでいます。

引き締めを進めるのか、経済を優先させるのか、発言に注目しています。

ウクライナとロシアの情勢も少し落ち着き、ウクライナが優勢と報道されていることから欧州経済にはプラスに働くのではないかと思われています。

このことから経済よりも物価抑制を優先させ、引き締めを一段と進めるのではないかと予想されています。

ECB理事会メンバーからタカ派な内容の発言が出てこないか、今まで売られていたユーロが買い戻されないか注目したいと思います。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

11月15日(火曜日)

 

G20首脳会談(バリ島)

 

12:00 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言

16:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(改定値)

17:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)(改定値)

19:00 EUR ドイツZEW景況感指数

19:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数・GDP(改定値)

22:30 USD 米PPI(生産者物価指数)・ニューヨーク連銀製造業景況指数

23:00 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言

 

 

11月16日(水曜日)

 

00:00 USD バーFRB副議長発言

02:30 EUR エルダーソンECB専務理事発言

09:30 AUD 豪四半期賃金指数

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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