資産購入再検討のRBA理事会でタカ派に転じるのか注目! 「7月5日週の注目点とイベントスケジュール」

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2021年7月4日

資産購入再検討のRBA理事会でタカ派に転じるのか注目! 「7月5日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は米雇用統計が発表され、予想を上回った新規雇用者数、予想よりも悪かった失業率や平均時給と、強弱入り混じる結果に米ドルの反応は限定的でした。

ただ、前日までに期待感で買われていた米ドルがジリジリと売られ、ドル円は111円前半まで押し戻されました。

雇用統計の結果が強弱入り混じる結果だったことで米金利は低下、金利の低下により米株3指数はそろって上昇し史上最高値を更新しています。

 

今週は重要指標や要人発言は少ないですが、注目の集まっているRBA理事会やカナダ雇用統計、先日大きくタカ派に転じたFOMC議事要旨などが予定されており、取引材料としては十分ではないかと思っています。

また、中国共産党結党100周年記念日には、習近平国家主席が欧米など各国に対し挑発的な発言も出てきており、中国リスクには気を付けておきたいと思います。

 

◎今週の注目点

 

1)RBA理事会

 

注目度:かなり高い

織り込み度:タカハト予想が分かれている

バイアス:ドル高による豪ドル安バイアスがかかっている

 

5月のRBA理事会で「7月の会合で資産購入について再検討する」と発表したことで、今週のRBA理事会に注目が集まっている。

 

豪州では雇用統計など経済指標を見る限りでは強い経済、コロナ禍からかなり経済回復しているように見えます。

経済指標の結果を見ると、早期の引き締めに動いても良いのではないかとの予想が出ています。

 

ただ、中国からの経済圧力や、足元ではデルタ株などコロナ変異種の感染拡大からロックダウンを実施する都市も出てきています。

このような状況を見ると、まだ緩和政策を続ける可能性があると予想もあります。

 

このようにタカ派とハト派の両方の予想が出ているだけに、どちらの結果が出てきても大きな動きに繋がるのではないかと思われます。

結果と声明文、ロウRBA総裁の発言に注目して、今後の方針をしっかりと見極めたいと思います。

 

 

 

2)FOMC議事録

 

先日のFOMCでは予想を上回る経済見通しが発表され、ドットチャートでは利上げ時期の前倒しが示唆されました。

FRBのタカ派が進んだFOMCの議事録が公表され、内容に注目が集まっています。

どれだけのメンバーがタカ派に移ったのか、引き締め時期や利上げ時期についてのヒントが出てこないか、FOMC議事要旨の内容に注目です。

 

 

 

3)経済指標

 

カナダ雇用統計

ワクチン接種が進み、感染も落ち着いてきているカナダで、どこまで経済が回復しているのか、雇用がどこまで回復しているのか、雇用統計に注目です。

雇用統計の結果が良ければ、次の金融政策会合でもう一段の引き締め期待が高まるのではないかと思われ、カナダドルが買われやすい状況が出来るのではないかと思います。

 

 

ISM非製造業景況指数

米国ではワクチン接種が進み、規制解除もかなり進んでいます。

コロナの影響を最も受けた飲食店やサービス業などの回復もだいぶ進んでいるのではないかと思われ、非製造業の景況感も高い数字が出てくるのではないかと思っています。

ISM非製造業景況指数の結果が良い数字が出てくれば、引き締め期待が高まると思われます。

 

 

 

 

 

◎今週の注目通貨

 

 

1)豪ドル

 

基本は豪ドル売り目線。

 

米国の引き締め期待が進み、米ドル買いが進むほど豪ドルは売られやすくなると思っています。

ただ、今週発表のRBA理事会で引き締めなどが発表されれば、豪ドル買いが進む可能性はあります。

理事会の内容を確認して、ハト派姿勢を続けるようであれば豪ドル売りを継続していきたいと思います。

 

 

 

2)米ドル

 

基本は米ドル買い目線。

 

FRBによる引き締めは8月のジャクソンホール・シンポジウム、もしくは9月FOMCで発表されるのではないかと思われ、タカ派期待が進みドル買いが進んでいます。

今週のFOMC議事要旨やISM非製造業景況指数で引き締め期待がなくなるとは思えないので、米ドルが売られたところを押し目として買い拾っていきたいと思います。

 

 

 

3)カナダドル

 

基本はカナダドル買い目線。

 

原油価格は高値安定しており、ワクチン接種が進んでいることなどからカナダドルは堅調に推移すると見ています。

また、米ドル買いが進んだことで豪ドルやNZドルが下落する中で、カナダドルの下落幅は限定的でした。

このことから、次の引締め期待が高まればカナダドル買いが始まる準備は出来ていると思っています。

そのためにも、今週発表の雇用統計で良い数字が出てきてくれることを期待しています。

 

 

 

4)ユーロ

 

基本はユーロ売り目線

 

欧州ではデルタ株などコロナ感染者が増えてきていることがユーロの重しになっている。

また米ドルが買われ始めたことで、相対的にユーロ売りが進みやすい状況となっている。

FRBやBOE、BOCなど主要各国の中銀がタカ派に転じている中で、ECBはハト派を継続していることもユーロの重しとなっている。

コロナ感染者数などを見ながら、FRBのタカ派が進みドル買いが進めば、さらにユーロ売りが進むのではないかと見ている。

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

7月5日(月曜日)

 

米国休場(独立記念日)

 

10:00 JPY 黒田日銀総裁発言

10:30 AUD 豪小売売上高・建築許可件数

10:45 CNY 財新サービス業PMI

14:00 JPY 日銀地域経済報告(さくらレポート)

16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)

16:45 EUR イタリア総合・サービス業PMI(改定値)

16:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)

16:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)

17:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)

17:30 GBP 英総合・サービス業PMI

 

 

7月6日(火曜日)

 

02:00 EUR デギントスECB副総裁発言

13:30 AUD RBA理事会・金融政策・声明文発表

15:00 AUD ロウRBA総裁記者会見

16:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言

17:30 GBP 英建設業PMI

18:00 EUR ドイツZEW景況感指数

18:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数・小売売上高

22:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)

23:00 USD ISM非製造業景況指数

 

 

7月7日(水曜日)

 

23:00 CAD カナダIveyPMI

 

 

7月8日(木曜日)

 

03:00 USD FOMC議事要旨(6月16日分)

11:30 AUD ロウRBA総裁発言

20:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)

21:30 USD 米新規失業保険申請件数

 

 

7月9日(金曜日)

 

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(伊ベネチア、10日まで)

 

00:00 USD 原油在庫量

15:00 GBP 英GDP

19:00 GBP ベイリーBOE総裁発言

19:00 EUR ラガルドECB総裁発言

21:30 CAD カナダ雇用統計・失業率

 

 

7月10日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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