遅れていた一般教書演説、ドル円上昇の追い風となるか!? ~2月5日の注目点とイベントスケジュール~

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2019年2月5日

遅れていた一般教書演説、ドル円上昇の追い風となるか!? ~2月5日の注目点とイベントスケジュール~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は週明けで、中国春節やアメフトの頂点「スーパーボール」の開催などで流動性の低下、動きづらい展開も予想されていましたが、ストップを巻き込みながらドル円は上昇していきました。 先週末の強い雇用統計は、株価上昇の追い風となり米株価3指数は上昇、長期金利も上昇となりました。

 

 

目次

◎本日の注目点

 

 

1)RBA政策金利発表

 

本日はRBA政策金利発表が予定されています。 予想は据え置きですが、注目は今後のスタンスです。 RBA要人発言では、次の行動は利上げと言っていますが、市場では利下げ予想が出ています。

RBAはオーストラリア経済を考え、低金利を続けてきました。 中でも住宅ローンがネックで利上げを躊躇していました。 そんな中、ウェストパック銀行やナショナルオーストラリア銀行など、オーストラリア内の大手銀行は金利(住宅ローン)を引き上げました。 これにより、RBAはさらに利上げに動きにくく、住宅ローンの負担削減のために利下げに動くのではないかとの、予想が出始めました。

 

さすがに今回は据え置きだと思いますが、同時に発表される声明文や、翌日に発表されるロウRBA総裁の記者会見でどのような発言(スタンス)が発表されるのか注目です。 前回同様、次回の行動は利上げとタカ派であればよいのですが、次の行動は不明や利下げなどハト派になるようであれば、AUDは大きく下落するのではないかと思われます。

 

 

 

2)一般教書演説

 

本来であれば、先月発表される予定だった一般教書演説ですが、民主党との対立や政府機関閉鎖の影響で延期となっていました。 トランプ大統領の今年の抱負・方針が発表されます。 個人的見解としては、公約を何が何でも実行していくのがトランプ大統領です。 一般教書演説で何を発言するのか、今年は何を実行しようとしているのか注目です。

また、政府機関の閉鎖や予算案は暫定で、15日で切れてしまいます。 再度、予算案の合意が必要となりますが、メキシコ国境の壁建設の予算が駆け引きの材料となりそうです。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

2月5日(火曜日)

 

トランプ大統領、一般教書演説

 

09:30 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言

09:30 AUD 小売売上高・貿易収支

12:30 AUD 政策金利・声明文発表

16:30 SEK スウェーデンサービス業PMI

17:45 EUR イタリアサービス業PMI

17:50 EUR フランス総合・サービス業PMI

17:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI

18:00 EUR 欧州総合・サービス業PMI

18:30 GBP サービス業PMI

19:00 EUR 小売売上高

22:30 CAD 貿易収支

23:45 USD マークイット総合・サービス業PMI

 

2月6日(水曜日)

 

00:00 USD ISM非製造業景況指数

03:00 USD 3年債入札

10:30 AUD ロウRBA総裁発言

 

 

 

 

 

 

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