重要指標が少なく要人発言と地政学リスクに注目の1週間! 「5月10日週の注目点とイベントスケジュール」

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2021年5月9日

重要指標が少なく要人発言と地政学リスクに注目の1週間! 「5月10日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は雇用統計でサプライズが出たことで、久しぶりの大相場となりました。

今週前半は先週の雇用統計を引きずる展開となるのか注目しています。

 

また、週末には英選挙の開票作業が進み、大方の結果が出てきている模様です。

注目されていたスコットランドの選挙ではスコットランドの独立を訴えているSNPが過半数には届かなかったものの、議席数を伸ばしています。

この結果をマーケットがどのように受け止めるのか、週明け月曜日の窓開けがあるのか注目です。

 

◎今週の注目点

 

 

1)要人発言

 

FRB(米国)

先週の雇用統計で予想を大幅に下回る結果が出てきたことで、米金利は一時1.48%まで下落、ドル売りが進みドル円は108円前半まで下落しました。

ワクチン接種が進み、カナダ中銀に続き引き締め期待が高まっていたFRBが、先週の雇用統計の結果をどのように受け止めるのか、各要人の発言に注目。

また先週、イエレン財務長官が米金利について発言したことで米金利が上昇する局面がありました。

イエレン財務長官を含めFOMCメンバーが、今後の金利や政策についてどのような考えを持っているのかにも注目です。

 

 

BOE

英国は先週の政策発表で、資産購入額の減額に1票入りました。

今後、引き締め期待が高まる中、どのような時期・ペースで引き締めに向かうのか注目。

 

 

BOC

カナダ雇用統計は弱い結果となったが、この結果を受けて引締め政策を継続するのか?

それとも一旦様子見で、引き締めは先延ばしとなるのか発言内容に注目したい。

引き締め期待から、雇用統計で下落したカナダドルは戻してきているだけに、引き締め期待が後退すればカナダドルの下落に繋がる可能性が高いのではないかと注目している。

 

 

ECB

今のところECBメンバーの要人発言は出てきていないが、予定のない発言が出てきたときに大きく動くのではないかと注目している。

先週もラトビア中銀の総裁が6月の引き締めについて発言するとユーロは急騰しました。

マーケットはECBの引き締めについて注目しているだけに、引き締めに繋がるような発言が出てくるとユーロ買いで敏感に反応すると思われます。

また、ドル安が進んだこともあり、ユーロ高が進んでいます。

ECBメンバーからユーロ高懸念が出てこないか注目です。

 

 

 

2)英選挙

 

英国では先週末から地方議会選挙の開票作業が進んでいます。

注目のスコットランドの開票作業は終了し、スコットランドの独立を訴えているスコットランド民族党(SNP)が過半数に1票届かなかったものの第1党を維持しました。

同じくスコットランドの独立を訴えている緑の党が2議席伸ばし、8議席を確保しています。

スコットランドの独立に対して協力し、ジョンソン首相に対して国民投票の実施に向けて圧力を強めるのではないかと思われます。

その他の地方議会選挙に加えて、ロンドン市長選の結果を受けて、ジョンソン首相の支持率がどのように変化するのかによって国民投票の期待が変化するのではないかと思われます。

国民投票の期待が高まれば、英国のリスクととられポンド売り。

国民投票を否定すれば英国のリスク後退でポンド買いに反応するのではないかと注目しています。

 

また、11日にはエリザベス女王の施政方針演説が予定されており、与党の方針がわかるのではないかと思われます。

スコットランドの独立国民投票以外にもEUとのアイルランドの国境問題や漁業権の問題など、政治リスクを抱えていることから、与党の方針に注目が集まります。

 

 

 

3)地政学リスク

 

中国の人権問題に対する各国の圧力に対して、中国は報復活動に出ています。

先週も豪州に対して、中豪戦略対話メカニズム下のすべての活動を無期限に停止してリスクオフに傾くなど、今週も中国の行動でリスクオフになる可能性があります。

 

また、米国では米最大の石油パイプラインがサイバー攻撃を受けて業務停止しています。

原油が遅れないとなると経済活動や生活に大きな影響を与えることになります。

復旧までにどのくらい時間がかかるのか?

また、サイバー攻撃がどこから攻撃されて、米国が報復に出るのか?

新しい地政学リスクに発展するのか注目です。

 

その他では、ロシアとウクライナ、イランなど中東リスクなどにも注意しておきたいと思います。

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

5月10日(月曜日)

 

10:30 AUD 豪小売売上高・NAB企業信頼感指数

 

 

5月11日(火曜日)

 

03:00 USD エバンズ・シカゴ連銀総裁発言

08:50 JPY 日銀金融政策決定会合における主な意見(4月27日分)

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)

18:00 EUR ドイツZEW景況感指数

18:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数

23:30 GBP ベイリーBOE総裁発言

23:30 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

 

 

5月12日(水曜日)

 

01:00 USD ブレイナードFRB理事発言

02:00 USD 米3年債入札

02:00 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言

02:15 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁

09:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数

15:00 GBP 英GDP(1~3月期)(速報値)

15:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)

18:00 GBP ベイリーBOE総裁発言

21:30 USD 米CPI(消費者物価指数)

22:00 USD クラリダFRB副議長発言

23:30 USD 原油在庫量

 

 

5月13日(木曜日)

 

02:00 USD 米10年債入札

21:00 GBP カンリフBOE副総裁

21:30 USD 米新規失業保険申請件数

 

 

5月14日(金曜日)

 

00:00 CAD マックレムBOC総裁発言

01:00 GBP ベイリーBOE総裁発言

02:00 USD 米30年債入札

05:00 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言

21:30 USD 米小売売上高

23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

 

 

5月15日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

02:00 USD カプラン・ダラス連銀総裁発言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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