5月28日~29日の注目点

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2018年5月28日

5月28日~29日の注目点

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

 

05月28日(月曜日)

ロンドン市場休場
NY市場休場

16:00 EUR ビルロワドガロー仏中銀総裁発言
16:30 SEK スウェーデン小売
22:00 EUR メルケル独首相発言

 

今日はロンドン・NY市場が休場で相場参加者が少なくなります。

薄商いで、あまり動かない可能性が高いですが、何か材料が出ると値が飛ぶこともあるので要注意です。

 

注意したいのは要人発言です。

トランプ大統領(ホワイトハウス)は米朝首脳会談関連と貿易・関税に関すること、スペイン・イタリアは政局関連と財政問題、英国・EUはBrexit関連の発言に注意です。

 

あとは、米金利とWTI原油価格に注目したいと思います。

原油価格の下落は、資源国通貨、特にカナダに影響していますが、原油価格の下落は物価(インフレ)の低下にも影響します。

 

インフレの低下から米金利の低下につながっています。

 

原油価格65ドル

米10年債利回り2.9%・2.8%

この節目には注意しておきたいと思います。

 

 


WTI原油価格日足チャート

 

 


米10年債利回りチャート

 

 


CAD/JPY日足チャート

 

 


CAD/JPY時間足チャート

 

 

 

週末からの要人発言

北朝鮮外務次官(朝鮮中央通信)
トランプ米大統領の米朝首脳会談中止決定は世界の希望に沿わない
「北朝鮮は依然として、米国との問題を解決する意思ある」
「金委員長は、首脳会談開催に向けて最大の努力を払った」
「北朝鮮は、米国との問題解決を常に受け入れる」

小野寺防衛相
「米朝首脳会談で重要なのは開催自体ではなく、核・ミサイル・拉致問題を前進させる機会となること。北朝鮮への警戒・監視は継続する」

麻生財務相
「米朝首脳会談の中止、北朝鮮への金融制裁が長引く可能性」

李中国首相(中独首脳会談)
「ドイツ企業に対して一段と扉を開く」

ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事
「重要なことは、トルコ中銀の独立性が保たれること」
「トルコ政治の矛盾を市場は注視している」
「トルコの経済ファンダメンタルは非常によい」
「強いドルがいくつか新興国市場を不安定にしている」

中国外務省
「米朝が妥協点を見出すことを期待」
「米が中国との通商交渉で正しい解答を出すこと期待する」
「米大統領は金委員長と会う意思があるとは言っている」

独Ifoエコノミスト
「景況感の下落基調は止んだ」
「輸出産業には高揚感は見られない」

トルコ外務省
「トルコ政府はあらゆる方法で、米国の経済制裁からトルコ企業を守る」

リーカネン・フィンランド中銀総裁
「インフレ2%超えまで待つ必要があるかもしれない」

サウジアラビア・エネルギー相
「6月のOPEC会合で、協調減産について調整が必要だろう」
「十分な供給量があるかを確かめる必要はある」

サンチェス・スペイン社会労働党党首
「ラホイ首相に対する不信任動議提出を進める」

ラホイ・スペイン首相
「4年の任期を全うする」
「不信任動議はスペインにとって利益とならない」

トランプ米大統領
「北朝鮮から暖かく、生産的な声明を聞けたことはとても良いニュース」
「6月12日に米朝首脳会談が行われる可能性はまだあり得る」

パウエルFRB議長
「米連邦準備理事会(FRB)のフォワードガイダンスは将来は小さな役割になるだろう」

サンダース米大統領報道官
もし6月12日に米朝首脳会談が行われるなら我々は準備が出来ている」

カプラン米ダラス連銀総裁
「中立金利を上げるのは非常に懐疑的」
「米連邦準備理事会(FRB)は段階的に中立水準まで動かすべきだ」

エバンス米シカゴ連銀総裁
「税制が米国のGDPを3%に押し上げるのは不確か」

S&P(格付け会社)
「南アの金融機関は利益になり、資産も健全」
「南アの財政基盤はいまだに弱く、大きな債務が負担になっている」
「南アの見通しは政府の経済と社会改革により」

バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官
「英政府は、EU離脱後に締結する新通商協定を巡る駆け引きをすべきではない」

安倍首相
「米朝首脳会談に向けた努力が進んでいることを評価」
「近いうちにトランプ米大統領と電話会談を行いたい」

ハーパーRBA理事
「住宅価格の下落は利上げを断念させるものではない」
「賃金の上昇はかなり緩やか」

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