7月13日(金曜日)の注目点

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2018年7月13日

7月13日(金曜日)の注目点

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

7/13(金曜日)

EU財務相会合
米英首脳会談

20:00 GBP カンリフBOE副総裁発言
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

7/14(土曜日)

01:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

本日は重要指標はありませんが、日本は3連休前の金曜日です。

また、実質五十日です。

昨日のCPI(消費者物価指数)の結果や要人発言から年内4回の利上げ確率が上がってきています。

主要通貨に対してドルが大きく買われています。

 

ドル円は昨年のレンジの上限まで伸びるのではないかと思えるような上昇です。

 


USD/JPY時間足チャート

 


USD/JPY日足チャート

 

 

反対にハト派な内容だった議事要旨や、利上げ時期の不透明感からユーロは売られています。

1.500の節目を抜けると大きく下落しそうなEUR/USDです。

 


EUR/USD時間足チャート

 


EUR/USD日足チャート

 

 

また、注目は米中貿易・関税問題と、訪英中のトランプ大統領の言動に注目したいと思います。

昨日もNATOを抜けるかも的な発言で瞬間ドル円下落などおこっています。

 

また、トルコの政局と中銀からも目が離せません。

 

とりあえず、USD/AUDのshortは昨日、微益のところで一旦利確しました。

EUR/TRYのshortは保有中。CAD/CHFのLongを保有しています。

カナダ買いというよりは、リスクオンでフラン売りで上昇しています。

現在50pipsほど利が乗っていますが、300pips以上いければいいなと思っています。

CAD/CHFは保有するだけでスワップが入ってくるので、ゆっくりじっくりでもいいので上昇してくれればいいなと思います。

 

 


CAD/CHF時間足チャート

 

 

昨日からの要人発言

中国商務省
「今のところ米国との交渉再開について協議していない」
「必要なら貿易戦争も辞さない」

メスター米クリーブランド連銀総裁
「米国の力強い景況感が、今年のあと2回の利上げ見通しを正当化している」

アルバイラク・トルコ新財務相
「トルコ中央銀行は独立しており、経済や市場の状況に応じて必要な措置を講じる」
「中銀による断固とした金融政策の実行を支持する」

トランプ米大統領
「米国はNATOから離脱する必要はない」
「米国のNATOへのコミットメントは依然として非常に強い」
「ドイツが国防費引き上げに合意してくれたことは非常に喜ばしい」

米格付け会社ムーディーズ
「トルコ中央銀行の独立性を削ぐ政策は、ソブリン格付けにマイナスとなる」

欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
「十分な政策の柔軟性を保つことが重要」
「QE終了は過去の政策シフトに基づいた予測できるパターンとなるだろう」
「インフレが目標まで上昇するために必要な限り金利は現状の水準に据え置く」

ムニューシン米財務長官
「関税が経済に与える影響を非常に注意深く監視している」
「中国保有の米国債について懸念していない」
「明日、メキシコを訪問する。焦点はNAFTA」

中国の王岐山副主席
「米国が約束を守らないならば通商協議は無意味になるだろう」

ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「インフレは目標の2%に向かっている」
「インフレ目標は対称的であり、2.5%でも問題はない」
「FRBは3.00-3.25%まで金利を引き上げる可能性も」
「インフレが加速すれば今年4回の利上げを支持」

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「昨年、賃金は若干上昇した」
「生産性は非常に低い」
「インフレは徐々に上昇し2%に迫っている。我々は目標に近づいている」
「経済は良好だが、インフレ目標は完全には達成していない」
「鈍かった賃金上昇率について、本当の原因はまだ見つけられていない」
「斬新的な利上げ結果に満足している」
インフレは我々の目標にかなり近づいている」

トランプ米大統領(英サン紙が伝える)
「メイ英首相は良い人だが、EU離脱のアドバイスを聞こうとしなかった」
「ボリス・ジョンソン氏は偉大な首相となる素質を有している」

菅義偉官房長官
「金融緩和の継続は全く問題ない」

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