8月22日の注目イベントと注目点!!

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2018年8月22日

8月22日の注目イベントと注目点!!

記事を書いた人:岡ちゃんマン

8/22日(水曜日)

トルコ市場休場(犠牲祭)
米中次官級通商協議

12:10 AUD デベルRBA副総裁発言
21:30 CAD 小売売上高
23:30 USD 原油在庫量

8/23(木曜日)

トルコ市場休場(犠牲祭)
米中次官級通商協議
カンザスシティ連銀主催・ジャクソンホール会合
米中(160億ドル)追加関税発動予定

03:00 USD FOMC議事録(8月1日分)

 

◎本日の注目点

本日の経済指標・イベントは重要なものばかりです。

 

1)米中通商協議再開(次官級)

貿易通商協議が再開されます。

再度、関税・貿易戦争関連のヘッドラインに注目です。

昨日のトランプ大統領の発言、

「中国、欧州は通貨を操作している」
「今週の貿易協議で中国から多くを予想しない
「中国との貿易摩擦を収束させる期限は存在しない」 

なかなか、進展を期待するのは難しそうな気がします。

ポイントは人民元安ではないかと思います。

中国側も人民元安には反論してますが、内容は信憑性に欠けるもの!

「人民元相場は主に市場の需給で決定される」
「人民元を貿易摩擦の武器として使用しない」
「人民元の柔軟性と市場主導の動きは高まっている」
「中国経済のファンダメンタルズは堅調であり、人民元を妥当な水準で基本的に安定させることは可能」

発言内容は、毎度の内容となっています。

 

通商協議前日から発言の応酬となっているので、23日までの協議期間はヘッドラインに注意したいtです。

また、今回の通商協議は首脳クラスではなく次官クラスなので、明日の追加関税発動は避けられないと思います。

 


米ドル/人民元

 

 

 

2)FOMC議事録公表

昨日のボスティック・アトランタ連銀総裁の「年内利上げ残り1回」との発言!

トランプ大統領は、FRB・パウエル議長の利上げ批判が出ています。

FRBにトランプ大統領の発言は影響しないと思いますが、年内利上げ回数は注目されています。

議事録の内容、注目しています。

 

 

 

3)トランプ米大統領の元顧問弁護士コーエン氏の司法取引

N.Y.クローズ付近に、ヘッドライン!

トランプ米大統領の顧問弁護士であるマイケル・コーエン氏が司法取引
「ある候補者の指示で選挙法に違反した」

その後、元選対本部長マナフォート氏の有罪判決との情報も!

 

ダウ・日経・ドル円急落しています。

トランプ大統領にとって、中間選挙前に痛いヘッドライン

このヘッドラインの行方と、トランプ大統領の対応に注目です。

 


USD/JPY 5分足チャート

 


ダウ平均 5分足チャート

 


日経平均 5分足チャート

 

 

 

 

◎保有中のポジションと本日の戦略

 


CAD/JPY 日足チャート

 


CAD/JPY 時間足チャート

 

保有中のCAD/JPYのLongはホールド中。

チラホラと利上げのような話が聞こえてきました

利上げを織り込んでいくなら、日足チャートの青点線をイメージしています。

ですが、なかなか伸びてくれないので注視はしています。

本日カナダ小売売上高も発表されます。

動機付けになってくれることを期待しています。

 

 


GBP/USD 日足チャート

 


GBP/USD 時間足チャート

 

 

昨日はBrexit交渉にとって、ポジティブなヘッドラインが出てきました。

米ドルが売られていることもあり、GBP/USDは上昇しています。

時間足チャートの緑丸を抜けるか、折り返すか注目しています。

個人的には、戻してくると思っているので、戻るようなら売り戦略(短期)で考えたいです。

※ポンドはヘッドラインでどちらにも動くので、長期保有は難しいと思っています。

 

 


USD/JPY 日足チャート

 


USD/JPY 時間足チャート

 

 

ドル円は膠着状態が続いています。

個人的目線は下落要因が多いように感じます。

8月は米債償還・利払いがあるのでドル売りが出やすいこと。

トランプ大統領リスク。

年内利上げ残り1回発言。

など、マイナス要因が目立ちます。

ただ、下値も限定的で、110円割れると買いが入り始め、下は109円くらいまでを見ています。

ジャクソンホール会合も控えていますので、極端な動きは考えにくいと思っています。

 

 

 


EUR/USD 時間足チャート

 

ドル売りの影響もあったのですが、イタリア・ドイツの長期金利差縮小からユーロが反発

原因は9月のイタリア格付けが10月に延期されたことで、イタリア国債利回りが下落したことではないかと思います。

ただ、それ以外ではBrexit交渉が10月までには合意というようなニュースしかありません。

なので、リスクが先延ばしになっただけなので、ユーロについては売り戦略は変わりません。

緑丸のところで折り返すかと思っていましたが、ドル売りの影響もあるので、もう一段上も考えています。

戻ってきたところ、再度 ”1.1500”割れたら売りでエントリーを考えています。

 

 

◎本日の要チェック

 


8月21日の主要8通貨の強弱グラフ

 


米10年債利回りチャート

 


日10年債利回りチャート

 


ドイツ10年債利回りチャート

 


イタリア10年債利回りチャート

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

◎昨日の要人発言

トランプ米大統領
「米国人牧師めぐりトルコに譲歩しない」
「ロシアへの制裁解除を検討する可能性」

ロウ・オーストラリア準備銀行(RBA)総裁
「次回の行動は利上げの可能性が高く、利下げでない」

中国人民銀行高官
「人民元相場は主に市場の需給で決定される」
「人民元を貿易摩擦の武器として使用しない」
「人民元の柔軟性と市場主導の動きは高まっている」
「中国経済のファンダメンタルズは堅調であり、人民元を妥当な水準で基本的に安定させることは可能」

フォックス英国際貿易相
「欧州連合(EU)は、ブレグジットの対応を誤れば、世界における立場を損なうリスクを冒す可能性」

ロス米商務長官
「自動車関税に関する調査や報告が延期される可能性」

バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官
「ブレグジット交渉は最終段階に入っている」
「交渉はこれからも継続」

英国のラーブ欧州連合(EU)離脱担当相
「バルニエEU首席交渉官とポジティブな議論ができた」
「来週、再び会談することで合意」
「10月に合意できると確信」
「依然として克服するべき大きな課題がある」

カプラン米ダラス連銀総裁
「FRBは段階的に利上げし、中立金利にするべき」
「世界の金融市場や経済の進展を注視」
「米債券利回りを注意深く見守る」

トランプ米大統領の顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏
「ある候補者の指示で選挙法に違反した」

 

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