8月3日の注目点

2018年8月3日

8月3日の注目点

記事を書いた人:岡ちゃんマン

8/3(金曜日)

英仏首脳会談
トルコ外相・米国務長官会談

16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)
16:15 CHF スイスCPI(消費者物価指数)
17:30 GBP サービス業PMI
21:30 USD NFP雇用統計・平均時給・失業率
21:30 USD 貿易収支
21:30 CAD 貿易収支
23:00 USD ISM非製造業景況指数

8/4(土曜日)

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

今日の注目点はNFP雇用統計とISM非製造業景況指数です。

NFP雇用統計は、以前ほどのお祭り感はなくなりましたが、重要指標には変わりません。

特に注目したいのは、平均時給です。

平均時給、ISMがともに強い結果だった場合はドル買いが進むと思われます。

その場合、トランプ大統領の発言には要注意です。

ドルが順調に買われているときは、ドル高懸念発言がよく出てきます。

 

昨日は英国金融政策発表「Super Thursday」でしたが、政策金利MPCメンバー全員一致での0.25%利上げにポンド買いで反応!

ただ、カーニーBOE総裁の記者会見ではハト派内容にポンドは売られ、元の水準以上に下落してしまいました。

 


GBP/USD1分足チャート

 

また昨日イタリアでは、政治不安からイタリア国債利回りが急騰!

独伊長期金利差拡大からユーロが売られました。

ドルの強さもあり、EUR/USDは大きく下落しました。

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 


EUR/USD時間足チャート

 

 

やはり欧州は、火種が燻り続けているので買うイメージが持てません。

なので、EUR/USDのShortポジションを新規で持っています。

ほかに、CAD/CHFのLongもホールド中です。

 

あとは、イラン、トルコ、中国、イスラエルなど、トランプ大統領と対立しているところの要人発言も気を付けたいと思います。

欧米では、夏休みに突入していることで薄商いとなり、ちょっとした発言等で大きく動くこともあります。

週末を迎えるので、ポジション調整は気を付けたいと思います。

 

 

昨日までの要人発言

1日7:28 トランプ米大統領
「次の四半期の経済はさらに良くなるだろう」
「中間選挙前後での政府閉鎖にオープン」

2日1:11 バルニエ欧州連合(EU)首席交渉官
「楽観的なブレグジット協議で満足いく結果に達する見込み」
「ブレグジット交渉の80%はすでに終了した」

2日1:30 ノバク露エネルギー相
「原油市場の安定を目的に生産を引き上げる」

2日2:43 サンダース米大統領報道官
「米国によるトルコへの制裁は2人の上級の政府高官が対象」
「中国への関税について本日遅くに更新する」

2日3:00 FOMC声明
「政策を全会一致で決定」
「FF金利の誘導目標のさらなる段階的な引き上げが、経済活動の持続的な拡大や労働市場の力強い状況、中期的に委員会の対称的な目標である2%に近いインフレと一致すると予想」
「経済見通しへのリスクはおおむね均衡」
「前年比ベースのインフレと食料・エネルギーを除くインフレは2%に近いまま」
「長期的なインフレは概ねほとんど変わっていない」
「労働市場が引き続き強く、経済活動が強い速度で上昇していることを示している」
「ここ数カ月で雇用の伸びは平均して強く、失業率は低いまま」
「家計支出と設備投資は引き続き堅調に伸びている」

2日10:37 雨宮正佳日銀副総裁
「現在の金融緩和を粘り強くて、需給ギャップのプラス状態をできるだけ長く続けていくことが適当」
「金利水準が切り上がっていくことを想定していない」
「2%実現見通しが後ずれしても金融緩和の手を緩めることはない
「金利が急速に上昇する場合、迅速かつ適切に国債買入れを実施する」
「2%の物価目標は長い目でみた為替の安定につながり、為替の安定を通じて経済安定を実現する上で非常に重要」
「ETF買い入れの構成変更は株価形成の円滑化を促すためのもの
「ETF買い入れのペースは市場動向で変動しうる」
「長期金利の上下0.2%の変動幅は政策委員会でおおむね合意されたが、委員間で多少の感覚の違いはある」

2日18:43 中国商務省
「激しさを増す貿易戦争に関して、中国は米国の脅しへの準備が十分出来ている」

2日20:06 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
「9対0で25bpの利上げを決定」
「予測期間にわたり継続的に金融政策を引き締めることは、インフレを2%の目標に持続的に戻すのに適していると判断」
「いかなる利上げも緩やかなペースで、限られた範囲となる可能性が高い」

2日20:08 BOE四半期ごとの物価報告(インフレリポート)
「2018年のGDP見通しを1.4%に据え置き」
「2019年のGDP見通しを1.7%から1.8%へ上方修正」
「2020年のGDP見通しは1.7%」
「1年後のインフレ率は2.15%(前回2.13%)」
「2年後のインフレ率は2.09%(前回2.03%)」
「3年後のインフレ率は2.03%(前回2.00%)」

2日20:48 カーニー英中銀(BOE)総裁
「英国には金融政策の緩やかな引き締めが必要」
「国内インフレ圧力の増加が見られる」
「CPI見通しはエネルギー価格やポンドが要因で若干高い」
「限定的かつ緩やかな利上げが必要」
「政策は歩く必要があり、走る必要はない」
「ブレグジットの結果によっては、BOEは必要なら対応する」
「今後数年で少しの利上げが必要」
「現状の経済を鑑みて利上げは正しい決定だった」
「2019年にBOEから離れることに何の変化はない」

2日21:08 アルバイラク・トルコ財務相
「米国の制裁は受け入れられない」
「米国の制裁がトルコ経済に与える影響は限定的」

3日2:58 サンダース米大統領報道官
「まもなくトランプ米大統領から金・北朝鮮委員長に書簡が届くだろう」

 

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