ECB理事会・カナダ中銀・米CPI(消費者物価指数)が注目か!? 「6月7日週の注目点とイベントスケジュール」

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2021年6月6日

ECB理事会・カナダ中銀・米CPI(消費者物価指数)が注目か!? 「6月7日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は雇用統計に一喜一憂する1週間でした。

ADP雇用統計では予想を大きく上回り、金利は上昇しドル円は110円台に突入しました。

ただ、NFP雇用統計では予想を下回ったことで金利は低下、ドル円は110円台を維持できずに再度109円台に戻す結果となりました。

 

ADP雇用統計で良い結果で、NFP雇用統計で悪い結果が出てくることは多くあることなのであまり驚きではありませんが、また米ドルが動かない展開になるのではないかと懸念しています。

 

今週はECB理事会やカナダ中銀などの金融政策がありユーロやカナダドルは動きそうですが、FOMCを来週に控えてブラックアウト期間に突入しているので、FOMCメンバーの発言がなく、米ドルは来週FOMCを控えていることから動きづらい展開が予想されます。

CPI(消費者物価指数)の発表時や、米財政政策が発表され、動機づいてくれることを期待したいところです。

 

◎今週の注目点

 

1)金融政策発表

 

ECB理事会

注目度:高い

織込み度:現状維持を8割織込み、2割引き締めのヒントが出るのではないかと期待

バイアス:特になし

 

今週のECB理事会はスタッフ予想が同時発表される重要な理事会です。

スタッフ予想は年8回あるECB理事会のうち、3・6・9・12月の年4回発表される経済見通しです。

金融政策の変更は経済見通しが発表されるときに多く発表されることから重要視されています。

 

今回はPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)の縮小が発表されるのかが注目されています。

カナダやNZ、英国が引き締めに動いていることから欧州も引締めに動き、PEPP(パンデミック緊急購入プログラム)の縮小に動くのではないかと期待が高まっています。

ただ、欧州は英国や米国に比べて1歩遅れてワクチン接種が進んでいることや、失業率などが米英に比べて高いことなどから引き締めを発表するのは難しいのではないかと見ています。

それでもヒントでも出てこないか、声明文や記者会見の内容に注目しておきたいと思います

 

 

 

カナダ政策発表

注目度:高い

織込み度:据え置きを9割織込み、一部で引き締めを進める期待が高まっている

バイアス:原油高によるカナダドル買い

 

カナダ中銀はすでにテーパリングに動いており、次の1歩を進めるかに注目が集まっています。

カナダはワクチン接種が進み、ある程度コロナが収束への見通しが出てきています。

また原油高や材木価格の高騰などもあり、カナダ経済に追い風となっています。

このことからもう一段階のテーパリングに期待が高まっています。

 

また、カナダ中銀は過去に2会合連続利上げをしたこともあり、サプライズの多い中銀ではないかと思っています。

今回もサプライズがあるのではないかと期待して、もう一段階のテーパリングの発表やヒントが出てこないか注目しています。

 

 

 

 

2)経済指標

 

米CPI(消費者物価指数)

先週の雇用統計で予想を下回る結果が出てきたことで金利は低下、ドル安が進みドル円は110円台を維持できませんでした。

先月の雇用統計でも予想を下回る結果が出てきたことでドル安になりましたが、次の週のCPI(消費者物価指数)が予想を上回る結果が出てきたことで下げ幅を縮小しています。

今週もCPI(消費者物価指数)が予定されていて、先月以上の数字が出てくると予想されています。

予想を上回る結果が出てくると、先月のように先週の下落を戻し再度110円台に戻す可能性があります。

逆に予想を下回ればもう一段階のドル安が進み、108円台突入の可能性もあるのではないかと思います。

今週発表のCPI(消費者物価指数)に要注目です。

 

 

 

3)米国財政政策

 

米国ではバイデン政権の財政政策、増税に注目が集まっています。

先週、バイデン大統領は法人税増税を規模縮小する方向で妥協案を出してきました。

これによりバイデン政権の税収は減り、計画していた大規模財政出動は縮小しなくてはいけなくなりそうです。

米議会で大規模財政支出が難航、規模縮小ということになれば金利低下に繋がり、ドル安に繋がる可能性があるので要注目です。

 

 

 

4)コロナ感染者数

 

先進国ではワクチン接種が進み、外出規制の解除に向かっています。

ただ、ワクチンが効きにくいのではないかと言われているインド型変異種の感染拡大が注目されています。

英国では6月21日で規制解除の予定となっていますが、インド型変異種の拡大が進み始めていることから、規制解除が先送りされるのではないかと懸念されています。

 

また豪州でも感染者が出てきて、一部地域でロックダウンが実施されています。

豪州は日本と同じで米国や英国に比べワクチン接種が遅れていることもあり、感染者拡大とロックダウンの拡大には要注意。

 

インド型変異種の感染拡大や、外出規制の延期、ロックダウンの拡大など、リスクオフ要因に繋がるので要注目です。

 

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

6月7日(月曜日)

 

15:30 CHF スイスCPI(消費者物価指数)

 

 

6月8日(火曜日)

 

04:00 USD 米消費者信用残高

08:50 JPY 日本国内総生産(1~3月期)(改定値)

10:30 AUD 豪NAB企業信頼感指数

18:00 EUR ドイツZEW景況感指数

18:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数・GDP

21:30 USD 米貿易収支

21:30 CAD カナダ貿易収支

 

 

6月9日(水曜日)

 

02:00 USD 米3年債入札

08:30 AUD ケントRBA総裁補佐発言

09:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)

21:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)

23:00 CAD カナダ政策金利発表

23:30 USD 原油在庫量

 

 

6月10日(木曜日)

 

00:00 CAD マックレムBOC総裁発言

02:00 USD 米10年債入札

15:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)

16:30 SEK スウェーデンCPI(消費者物価指数)

20:45 EUR ECB理事会・政策金利・声明文・スタッフ予想発表

21:30 EUR ラガルドECB総裁記者会見

21:30 USD 米CPI(消費者物価指数)・新規失業保険申請件数

 

 

6月11日(金曜日)

 

02:00 USD 米30年債入札

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)

16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)

23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

 

 

6月12日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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