FRB緊急利下げ、その他中銀はどうする? 「3月4日の注目点とイベントスケジュール」

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2020年3月4日

FRB緊急利下げ、その他中銀はどうする? 「3月4日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日、G7財務相・中央銀行総裁による緊急会議が行われ、声明が発表されました。

ただ、緊急会合が開かれることは事前に伝わり、株式市場は期待感から上昇していましたが、声明に具体策が盛り込まれなかったことから期待外れ感で米株価は下落しました。

 

また、共同声明で具体策が盛り込まれなかったことから、各中銀・各国での個別対応となると思われ、これからの発表・発言・ヘッドラインに注目が集まります。

 

◎本日の注目点

 

1)各中銀の金融政策

 

本日も各中銀から追加の政策が発表されないか、また、各政府から財政政策が発表されないか注目です。

 

昨日、FRBが0.5% の緊急利下げが行われました。

ただ、G7財務相・中央銀行総裁による共同声明では、具体案が盛り込まれませんでした。

このことから、各中銀によって対応が変わってくると思われます。

 

RBA(豪中銀)は0.25%の利下げを行い、追加緩和の可能性も残しました。

ただ、昨日のRBA理事会で0.5%の利下げという予想も少しあったので、追加利下げが織り込まれてきたとしても豪ドル売りは限定的かもしれないと思います。

RBAが利下げしたことで、RBNZも利下げに動くと予想されます。

 

BOC(カナダ中銀)は本日、政策金利が発表される予定ですが、利下げに動くのではないかと予想されています。

BOE(英中銀)は、次回3月会合で利下げに動くのではないかと思われます。

ここまでの中銀は利下げ余地があるため、利下げという選択肢を選ぶのではないかと予想されています。

 

ECBや日銀は利下げ余地がありません。

このことがG7で共同声明で具体案が盛り込まれなかった理由ではないかと思います。

ECBは利下げではなくTRTLOを次回会合で検討するのではないかとみられています。

日銀は、今のところ具体的な案は見えてきませんが、ETF買いなどで資金供給と株価の下支えをするものとみています。

 

利下げ余地のない中銀については、財政政策に期待が集まります。

特にECB、EUはドイツに財政政策を促していたことから、ドイツ財政政策が注目です。

 

TRTLOについては、過去記事がありますのでご覧ください↓↓↓

「LTRO」と「TLTRO」ここにきてECBの緩和策! ~FX用語解説~

 

 

 

 

2)経済指標

 

豪四半期GDP

昨日0.25%利下げをした豪中銀ですが、追加緩和の可能性を残しました。

そのことから豪州の経済指標は要注目です。

豪GDPは、四半期ごとしか発表されず、今回の数字にはCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響が織り込まれていません。

そのうえで、結果が予想よりも弱い結果だと利下げ期待が高まり、豪ドル売りが加速する可能性があります。

 

財新サービス業PMI

先日中国国家統計局から発表された中国製造業・非製造業PMIが驚き数字が発表されました。

ただ、信憑性では民間が発表する財新サービス業PMIのほうが高く、注目度も高くなっています。

本日発表される財新サービス業PMIの数字も予想よりも弱く、低水準の数字が出てくるようであれば、リスクオフになる可能性もあるので要注意です。

 

ADP雇用統計

緊急利下げに踏み切っていることから、そこそこ悪い数字が出てきても驚きは少ないかもしれませんが、それでもCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響を受けた経済指標ということで注目度は高くなっています。

本日の結果と、結果を受けたマーケットの反応が週末のNFP雇用統計の参考になるのではないかと注目しています。

 

ISM非製造業景況指数

中国製造業・非製造業PMIが驚きの数字が出たことから、米国の景況感にも注意が集まっています。

特に米国は製造業よりもサービス業、消費が重要な国です。

非製造業・サービス業がどのような景況感を持っているのか、注目です。

 

3)スーパーチューズデイ

注目はサンダース氏がリードを広げるか、バイデン氏が追いつけ追い越せで迫ってくるのか、ブルームバーグ氏がどこまで善戦するのか注目です。

今回は、トランプ大統領が再選の可能性が高く、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で大統領選挙予備選の注目度が下がっています。

ただ、COVID-19(新型コロナウイルス)の対策などで失敗し、不景気が来てしまうとトランプ支持率低下になり敗戦となった場合、サンダース氏かバイデン氏かが重要になってきます。

そのため、誰が勝ち上がってくるのか気を付けておきたいと思います。

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

3月4日(水曜日)

 

09:30 AUD 豪四半期GDP

10:45 CNY 財新サービス業PMI

16:30 CHF スイスCPI(消費者物価指数)

17:45 EUR イタリア総合・サービス業PMI(改定値)

17:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)

17:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)

18:00 EUR イタリアGDP

18:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)

18:30 GBP 英国総合・サービス業PMI

22:15 USD ADP雇用統計

23:15 GBP ベイリー次期BOE総裁発言(議会証言)

23:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)

 

 

3月5日(木曜日)

 

OPEC会議

 

00:00 USD ISM非製造業景況指数

00:00 CAD BOC政策金利・声明文発表

00:30 USD 原油在庫量

03:00 GBP ブロードベントBOE副総裁発言

03:30 EUR ヴァイトマン・ドイツ中銀総裁発言

04:00 USD ベージュブック(地区連銀経済報告書)

08:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言(2022年投票権)

09:30 AUD 豪貿易収支

 

 

 

 

 

 

 

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