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ドル安は進むのか? 新年本格スタートのマーケットの反応は!? ~1月7日週の注目点とスケジュール~

 

◎今週の注目点

 

 

 

1)ドル安と株価

 

先週の米指標、ADP雇用統計やNFP雇用統計は予想以上の強い結果が出ました。 ただ、ISM製造業景況指数は予想よりも弱い結果となっています。 フラッシュクラッシュ後ということもあり、強い雇用には反応は限定的。 弱いISMには敏感に反応しています。 新旧FRB議長の講演会では、パウエルFRB議長の慎重な発言に株価は反発上昇しています。

 

今週も注目は、米経済とFRBの動向です。

 

上記のように強い雇用を見ても現在の米景気は良さそうなのですが、ISMのように景気先行指数は少しづつ弱くなってきています。 米金利が逆イールドになったことでリセッション懸念も出ています。 先週のフラッシュクラッシュの要因の一つに挙げられているアップルの下方修正など、米景気後退が注目されています。 今週発表のISM非製造業景況指数や、株価3指数に注目です。

 

また、12月の利上げが注目となったFOMCですが、利上げ終了が注目されています。 利上げ終了だけでなく、FF金利先物で見ると利下げ観測も出始めています。 この状況で注目されるのが、FRB理事と地区連銀総裁のスタンス(考え)です。 利上げ回数、中立金利、利上げ終了時期、米景気などについてどのような発言をするか注目です。 あと、注目された12月のFOMC議事録も公開されるので、どのような話し合いがされたのかにも注目です。

 

 

 

2)中国経済とリスクオフ

 

年末年始に発表された、中国指標は弱い結果が続いています。 米中貿易戦争の影響が大きいのではないかと見られています。 先週、中国人民銀行は預金準備率1%引き下げを発表。 中国株(上海総合)は反発上昇して引けています。 今週も中国経済・中国株に注目です。

また、最近のリスクオフの要因の一つが中国だったので、リスクオフの巻き返しの起点となれるかも注目です。

 

 

 

3)政府一部機関が閉鎖と米予算

 

トランプ大統領は、メキシコとの国境に壁を建設する予算を妥協するつもりはなく、民主党と対立しています。 これにより米予算が承認されず、政府一部機関が閉鎖しています。 トランプ大統領は政府一部機関の閉鎖は長期化すると発言しています。

米議会は、年明け3日からスタートしていますが、昨年の中間選挙で当選した議員に変わっています。 そのことから米議会での民主党の発言権は強くなっています。 今後、大統領・民主党どちらが妥協して、予算案を通過させるのか注目が集まります。

 

 

 

4)フランスのデモと欧州経済

 

フランスではマクロン大統領の政策に対するデモが、まだ続いています。 デモの影響でフランス経済は後退。 フランスでは財政赤字も注目されるようになってきました。 マクロン政権の支持率は低下を続けています。 政権幹部はマクロン大統領から離れていってます。 反対に極右政党のルペン氏は着実に人気を集めています。 フランスの政治不安が欧州政治不安につながらないか心配です。

 

また、昨年の後半から欧州景気にブレーキがかかり始めている中、今年1月からECBの緩和政策は終了。 この影響がどこまで出てくるのか!? 欧州各国、特にイタリア・フランス・ギリシャ・スペイン経済は大丈夫なのか!? 欧州経済指標に注目です。

 

 

 

5)カナダ政策金利

 

カナダ政策金利は据え置きがコンセンサスとなっています。 特に注目は原油安。 昨年の利上げは、原油の高値安定が大きな要因になっていました。 また、最近の経済指標からも強さは感じられません。

ただ、サプライズの多いカナダ中銀です。 ないとは思いますが、利上げを期待してしまいます。 また、米国が利上げ終了懸念が出ている中、カナダ中銀が今後をどのように見ているのか、声明文と記者会見に注目です。

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

1月7日(月曜日)

 

06:30 AUD 製造業PMI

19:00 EUR ユーロ圏小売売上高

21:45 EUR デギントスECB副総裁発言

 

1月8日(火曜日)

 

00:00 USD ISM非製造業景況指数

00:00 CAD Ivey PMI

02:40 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

09:30 AUD 貿易収支

17:30 GBP Halifax住宅価格指数

19:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数

22:30 USD 貿易収支

22:30 CAD 貿易収支

 

1月9日(水曜日)

 

03:00 USD 3年債入札

09:30 AUD 建築許可件数

16:00 EUR ドイツ貿易収支

16:30 CHF CPI(消費者物価指数)

19:00 EUR ユーロ圏失業率

22:20 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

23:00 MXN CPI(消費者物価指数)

 

1月10日(木曜日)

 

00:00 CAD 政策金利・声明文発表

00:15 CAD BOC記者会見

00:30 GBP カーニーBOE総裁発言

00:30 USD 原油在庫量

01:30 USD ローゼングレン・ボストン連銀総裁発言

03:00 USD 10年債入札

04:00 USD FOMC議事録

10:30 CNY CPI(消費者物価指数)

16:00 NOK CPI(消費者物価指数)

17:30 SEK 鉱工業生産

21:30 EUR ECB理事会議事要旨

22:35 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言

 

1月11日(金曜日)

 

02:00 USD パウエルFRB議長発言

02:40 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言

03:00 USD エバンズ・シカゴ連銀総裁発言

03:00 USD 30年債入札

06:45 NZD 建築許可件数

07:30 USD クラリダFRB副議長発言

09:30 AUD 小売売上高

17:20 EUR メルシュECB専務理事発言

18:30 GBP GDP・貿易収支

22:30 USD CPI(消費者物価指数)

 

1月12日(土曜日)

 

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

04:00 USD 月次財政収支

 

 

 

 

 

 


■やる気になりますので、応援お願いします!

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エディター紹介Editor

岡ちゃんマン

岡ちゃんマン
福岡県出身1980年生まれ。 若いころは、植木職人として修業。根っからの職人気質。体調を崩し、自宅でPCだけでもできるビジネスを探していたところ2009年にFXと出会う。FXの様々な経験から、導き出したのが「独自のファンダメンタルズトレード」現在は、自宅でFXをしながら、悠々自適な生活を送る。当ブログでは日々の「トレード戦略」「ファンダメンタルズ解説」の記事を執筆

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川ちゃん

川ちゃん
1975年生まれ。21歳の時、大学在学中に会社を設立。24歳の時にはすでに年商約5億円にまで会社を成長させる。その後、経営のかたわら経済の勉強をしていく中、金融業界の影響の大きさに気づき、2006年から資産運用を始め経営者から投資家に転身する。現在は「いにしえトレード戦略責任者」として、ここ数年に渡り年間5000万円から1億円を稼ぎ続けている楽しいことが大好きで、トレード仲間と食事をしたり、旅行に行くのが趣味のちょっぴり寂しがり屋。今までFXを趣味で教えてきた人数は6年間でおよそ500人にも及ぶ。ここ数年、「億トレ」の実績を出してきたので、「稼ぐ為の考え方」を多くの方に伝えることを使命としている。

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上田

上田
若いころは、料理人として活躍。スペインで富豪宅のお抱えコックやパリのリッツホテルに勤務。日本とユーロを行き来することで為替差益の面白さに気づく。帰国後飲食店・カルチャースクール経営お酒大好きでソムリエ資格保有。 2013年、投資の世界に足を踏み入れるしかしながら、中々思うような結果が出ず、岡ちゃんマンに弟子入り。現在、アシスタントとして奮闘中。 トレードスタイルは、押し目買い戻り売りの順張り派。 トレーダーの考えをできるだけ、初心者にも分かるように書いていきたいです。

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