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英国、保守党党首選スタート! ~6月10日週の注目点とイベントスケジュール~

 

先週は、ドル安が注目される1週間でした。 予想を大きく下回ったADP雇用統計。 また、NFP雇用統計も予想を下回り、平均時給も予想を下回りました。 ADP雇用統計と同日発表されたISM非製造業景況指数が予想を上回ったとはいえ、全体的に米指標は弱かったと思います。

 

ただ、パウエルFRB議長の「FRBは景気拡大の維持のため適切に行動する」との発言で、「適切に行動」=「利下げ」とマーケットは受け止めたことで、「弱い米指標」=「利下げ」ととらえたと思われます。 利下げとなれば、米ドルにとっては、ネガティブでドル安となるかもしれませんが、企業にとってはポジティブで株価上昇となるようです。

 

また、マーケットクローズ後に、対メキシコ関税を無期限延期と発表。 週明けには、窓開けするか注目です。

 

G20財務相・中央銀行総裁会議が週末開催されています。 共同声明がどのような内容となるかが、今週の流れに影響するのではないかと思います。

 

◎今週の注目点

 

1)英保守党党首選

 

先週7日でメイ首相が辞任しました。 それに伴い、英保守党党首選が始まります。 10日に立候補が締め切られ、候補者が確定します。 その後、英下院議員による投票が複数回行われ、2名の候補者が選ばれます。 最終的に、2名の候補者が方針演説を行った後に、保守党員による決選投票が行われ、7月の22日~26日に次期首相(保守党党首)が決定します。

 

※英保守党党首選については、別途まとめたいと思います。

 

 

2)対トランプ

 

対メキシコ

メキシコ関税が10日からスタートかと思われていましたが、週末に米国・メキシコ間協議が合意となり、関税は無期限延期となりました。 米国とメキシコの国境について、不法移民の取り締まりについて一定の合意ができたのではないかと思われます。 ただ、気になるのが、どのような合意内容だったのか!? また、無期限延期という事は、再開の可能性があるのか!? この辺りが詳しく出ていなかったので気になります。 また、今回の関税とは別に「USMCA」(新NAFTA、米国・メキシコ・カナダ貿易協定)の批准作業があるので、こちらも進むのか注目です。

 

対中国

先週、米国は台湾に軍事用品の売却を決定。 また、台湾を国家として表記、中国は反発必須の挑発をしています。 米国側は、挑発以外にもさらなる関税についても発言しています。 これに対し、中国はレアアースの出荷停止や米国債売却、人民元切り下げ、米国同盟国に対して貿易検査での嫌がらせなど噂されています。 段々と織り込まれてきている米中貿易戦争ですが、新たな内容が出てくれば、再度リスクオフに傾きます。 要注目です。

 

対イラン

米国側は「イランがイラク駐留米軍や船舶の攻撃を計画していたとの見方を示した」とし、空母リンカーンなど緊張状態にあるとしています。 今のところ、緊張状態でとどまっていますが、何かあれば一触即発、軍事行動になりかねないので、注意しておきたいと思います。

 

対トルコ

トルコは、ロシア製ミサイル購入について、選択迫られています。 ロシア製ミサイルを購入するとなれば、米国をはじめNATO(北大西洋条約機構)の関係悪化が懸念されます。 すでに、米国は最新鋭ステルス戦闘機「F35」計画からトルコを除外することを決めています。 また、ミサイル購入となれば、経済制裁は強まると思われます。 トルコリラの水準に要注目です。

 

 

3)G20財務相・中央銀行総裁会議

 

G20財務相・中央銀行総裁会議が終了したことで、マーケットの流れが変わるかどうかに注目です。

 

ここ数週間は、地政学リスクでリスクオフの流れとなっていましたが、先週末には株価堅調、VIX指数低下などリスクオフが後退の兆しが見えてきました。 ただ、世界的金利の低下は、まだまだ安全資産に資金が集中しているとも言えます。 また、上記のようにトランプ大統領を中心に地政学リスクは、多く存在します。

 

リスクを織り込んで株価上昇、流れの転換点となるのか!? それとも、株価上昇はリスクオフの調整反発だったのか!? 注目の1週間になるのではないかと思います。 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

6月9日(日曜日)

 

G20財務相・中央銀行総裁会議

 

 

6月10日(月曜日)

 

英保守党党首選(候補者締め切り)

 

08:50 JPY GDP

11:00 CNY 中国貿易収支

17:30 GBP GDP

21:30 CAD 建築許可件数

 

 

6月11日(火曜日)

 

02:00 GBP ソーンダースBOE外部理事発言

07:45 NZD 製造業売上高

10:30 AUD NAB企業信頼感指数

15:00 EUR ノボトニー・オーストリア中銀総裁発言

15:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)

17:30 GBP 失業率・平均賃金

18:00 GBP テンレイロBOE外部理事発言

21:30 USD PPI(生産者物価指数)

 

 

6月12日(水曜日)

 

02:00 USD 3年債入札

08:25 AUD ケントRBA総裁補佐発言

09:30 AUD Westpac消費者信頼感指数

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)

17:15 EUR ドラギECB総裁発言

18:00 EUR デギントスECB副総裁発言

18:00 AUD エリスRBA総裁補佐発言

20:00 TRY トルコ政策金利発表

21:30 USD CPI(消費者物価指数)

23:30 USD 原油在庫量

 

 

6月13日(木曜日)

 

英保守党党首選(第1回議員投票)

ユーロ圏財務相会合

 

02:00 USD 10年債入札

03:00 USD 月次財政収支

08:01 GBP RICS住宅価格指数

10:30 AUD 雇用者数増減・失業率

15:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)

16:30 CHF SNB(スイス国立銀行)政策金利・声明文発表

17:00 CHF SNB(スイス国立銀行)記者会見

18:00 EUR 鉱工業生産

21:30 CAD 新築住宅価格指数

 

 

6月14日(金曜日)

 

EU財務相理事会

 

02:00 USD 30年債入札

07:30 NZD 製造業PMI

11:30 CNY 中国鉱工業生産

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)

16:30 SEK スウェーデンCPI(消費者物価指数)

18:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)

21:30 USD 小売売上高

21:55 GBP カーニーBOE総裁発言

23:00 USD ミシガン大消費者信頼感指数

 

 

6月15日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント数

 

 

 


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岡ちゃんマン

岡ちゃんマン
福岡県出身1980年生まれ。 若いころは、植木職人として修業。根っからの職人気質。体調を崩し、自宅でPCだけでもできるビジネスを探していたところ2009年にFXと出会う。FXの様々な経験から、導き出したのが「独自のファンダメンタルズトレード」現在は、自宅でFXをしながら、悠々自適な生活を送る。当ブログでは日々の「トレード戦略」「ファンダメンタルズ解説」の記事を執筆

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川ちゃん

川ちゃん
1975年生まれ。21歳の時、大学在学中に会社を設立。24歳の時にはすでに年商約5億円にまで会社を成長させる。その後、経営のかたわら経済の勉強をしていく中、金融業界の影響の大きさに気づき、2006年から資産運用を始め経営者から投資家に転身する。現在は「いにしえトレード戦略責任者」として、ここ数年に渡り年間5000万円から1億円を稼ぎ続けている楽しいことが大好きで、トレード仲間と食事をしたり、旅行に行くのが趣味のちょっぴり寂しがり屋。今までFXを趣味で教えてきた人数は6年間でおよそ500人にも及ぶ。ここ数年、「億トレ」の実績を出してきたので、「稼ぐ為の考え方」を多くの方に伝えることを使命としている。

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上田

上田
若いころは、料理人として活躍。スペインで富豪宅のお抱えコックやパリのリッツホテルに勤務。日本とユーロを行き来することで為替差益の面白さに気づく。帰国後飲食店・カルチャースクール経営お酒大好きでソムリエ資格保有。 2013年、投資の世界に足を踏み入れるしかしながら、中々思うような結果が出ず、岡ちゃんマンに弟子入り。現在、アシスタントとして奮闘中。 トレードスタイルは、押し目買い戻り売りの順張り派。 トレーダーの考えをできるだけ、初心者にも分かるように書いていきたいです。

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