2018年06月11日週の注目材料

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2018年6月10日

2018年06月11日週の注目材料

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

06月11日(月曜日)

シドニー市場休場

15:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)
16:00 CZK チェコCPI(消費者物価指数)
16:00 TRY トルコGDP
17:30 GBP 鉱工業生産・貿易収支
20:00 GBP NIESR GDP予想

06月12日(火曜日)

米朝首脳会談(シンガポール)

02:00 USD 3年物・10年物国債入札
17:30 GBP 失業率・雇用者数増減・平均所得
21:30 USD 米CPI(消費者物価指数)

06月13日(水曜日)

02:00 USD 30年物国債入札
03:00 USD 財務諸表発表
09:30 AUD Westpac消費者信頼感
11:00 AUD ロウRBA総裁発言
17:30 GBP 英CPI(消費者物価指数)
18:00 EUR 雇用者数増減
21:30 USD 米PPI(生産者物価指数)
23:30 USD 原油在庫量

06月14日(木曜日)

03:00 USD FOMC政策金利・声明文発表・金利見通し
03:30 USD パウエルFRB議長記者会見
10:30 AUD 失業率・雇用者数増減
11:00 CNY 中国 鉱工業生産
12:30 AUD エリスRBA総裁補佐発言
16:30 SEK CPI(消費者物価指数)
17:30 GBP 小売売上高
20:45 EUR ECB理事会・政策金利発表
21:30 EUR ドラギECB総裁記者会見
21:30 USD 小売売上高

06月15日(金曜日)

シンガポール休場

07:30 NZD 製造業PMI
12:00前後 JPY 金融政策決定会合・政策金利発表
15:30 JPY 日銀黒田総裁記者会見
17:00 EUR ノボトニー・オーストリア中銀総裁発言
18:00 EUR 欧州CPI(消費者物価指数)
23:00 USD ミシガン大消費者信頼感指数

06月16日(土曜日)

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

※赤文字は大きく動きそうなイベント
   は指標トレード予定のイベントです。

 

 

最近は政治で為替が動くことが多いようです。

今週の政治は週末に行われているG7(G6プラスONE)!

貿易関連・関税関連の話題が中心ではないかと思います。

貿易戦争、関税が消費や生産コストに影響してくることで、株価や為替に影響が出てくると思われます。

 

また、最大の注目は米朝首脳会談がうまくいくかどうか⁉

1回の首脳会談で、すべての話がまとまるとは思えませんが、何かとお騒がせな2人の会談です。

注目度はMAXです。

 

 

今週の最大の注目指標は、欧州です。

先週から、欧州・ECB関係の要人発言でタカ派発言が続き、ユーロは反発上昇を続けています。

14日にはECB理事会が予定されています。

9月で終了のQEが、延長されるのか⁉ 減額されるのか⁉ 終了するのか⁉

市場関係者は注目しています。

 

見方も色々で、テーパリングが進めばユーロ買いにつながるという見方!

ユーロ高が欧州経済の足かせになり、経済を冷え込ませユーロ売りにつながる!

まだまだQEを希望する、イタリア等からEU離脱やユーロとは別通貨という声が上がってくる!

などと、EU・ユーロにとって好材料・悪材料が入り混じっています。

それだけ注目度が高いイベントではないかと思います。

 


EUR/USD日足チャート

 

 


EUR/USD時間足チャート

 

 

 

今週はFOMCも開催されます。

今回会合での利上げ確率はほぼ100%!

注目は利上げよりも、声明文とドットチャートです。

現在、長期金利が3.0%に近く、年4回の利上げ期待度も上がってきています。

ドットチャート次第では、110円台を超え上昇トレンドが再開するのではないでしょうか?

 


USD/JPY日足チャート

 

 


USD/JPY時間足チャート

 

 

 

先週は、予想以上の利上げをしたトルコ中銀ですが、思ったよりもトルコリラ買いにはつながりませんでした。

今週のトルコの動きにも注目です。

 


USD/TRY日足チャート

 

 

 


USD/TRY時間足チャート

 

 

 

 

最近は各国の長期金利が注目されています。

記録比較のため、主要・注目の長期金利を載せています。

 


米10年債利回りチャート

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 


英10年債利回りチャート

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 


日10年債利回りチャート

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

週末からの要人発言

トランプ米大統領(ツイート)
「トルドー加首相とマクロン仏大統領に、彼らは莫大な課税を課さなくてはいけないと伝えてくれ」
「欧州連合(EU)は1510億ドルの貿易黒字を得て、カナダは米国の農民を失業させている」
「トルドー加首相には憤りを感じる」
「加首相は米加関係について何年もの間の話を色々持ち出すが、カナダが米国産の乳製品に300%の課税していることは持ち出さない」
「(カナダは)米国の農民を傷つけ、米国の農業を殺している」
「ロシアのG8復帰を認めるべき」

アルトマイアー独経済相
「G7がどのように終わるかは誰も分からない」

ショルツ独財務相
「英・EU離脱が合意に至るか確証ない、企業は最悪のシナリオに備えなければならない」

トゥスクEU大統領
「G7サミットでの議論は難航が予想される」
「米国と他国は、イラン核合意に関して見解が異なる」
「米国にイラン核合意に戻るように強制できない」
「我々は、引き続き米国に国際秩序を乱すことは意味がないと説得する」

バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官
「英国によるバックストップ措置(北アイルランドのみ関税同盟に残す)の英国全土への適用の要請は拒否する」

コンテ伊首相
「トランプ米大統領のロシアのG7復帰提案を支持する」

ビスコ伊中銀総裁
「いかなる政権も財政に与える限定的な政策しか取れない。そうでなければ崖から転落するリスクをもたらす。新政権は、身の丈に合わない財政措置を取るべきではない」

メイ英首相
「ブレグジット(英国の欧州連合からの離脱)交渉は簡単ではない
「トランプ米大統領とは幾つかの点で見解の相違があるが、英国と米国はこれまで成功裏に協力的同盟関係にあった」

G7当局筋
「合意に到達できず、G7声明公表できない可能性が高い」

サルビーニ伊副首相兼内相(同盟党首)
「北大西洋条約機構(NATO)に対して、難民・移民流入への対応を巡り支援を要請する」

メルケル独首相
「欧州連合(EU)加盟国は、ロシアのG7復帰への条件は整っていないとの見解で一致」

フリーランド加外務相
「(ツイッターでカナダに対して攻撃的なトランプ米大統領)サミットでの言葉には誠意ある」
「(G7声明公表について)高官が依然として取り組んでおり、困難な作業」

メイ英首相
「6月のEU首脳会議後、閣僚とブレグジット(英・EU離脱)に関して会談」
「EUサミット後に閣僚がブレグジット文書を仕上げる」

 

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