リスクオン相場は続くのか!? ~7月2日の注目点とイベントスケジュール~

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2019年7月2日

リスクオン相場は続くのか!? ~7月2日の注目点とイベントスケジュール~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は、G20首脳会談を終えて、各マーケットがどのような反応するのか注目が集まりました。 各マーケットの反応は、ポジティブで株価上昇しています。

 

米中関係が改善した(ように見える)ことで、リスクオン相場となっています。

 

本日は、RBAで政策金利発表が予定されており、豪ドルに注目が集まると思われます。

 

本日もリスクオン相場が続くのか……と思っていた矢先に、「米国はEU製品の40億ドルに追加関税を提案」などと出てきています。

 

ビックイベントが過ぎたことで、相場の転換点となりそうな気配です。 様子を見極めたいところです。

 

 

目次

◎本日の注目点

 

 

1)豪中銀(RBA)政策金利発表

 

本日はオーストラリアで政策金利が発表されます。 豪中銀(RBA)は前回会合で0.25%の利下げに動いています。 今回も0.25%の利下げが予想されています。 織込み度も80%を超えており、注目は利下げの後になりそうです。

 

豪中銀の利下げが年2回なのか!? 年3回なのか!? 現在の豪ドル水準は、年2回の利下げを織り込んでいる状況です。 本日の利下げ発表と同時に発表される声明文、もしくはロウ総裁の発言で、もう1回の利下げが見えてくるようであれば、もう一段の豪ドル安。 今回の利下げで一旦落ち着くようであれば、豪ドルの下落も下げ止まり、米中関係次第では豪ドルの反発もあり得るかと思っています。

 

また、1~2割の確率で据え置きも考えられます。 据え置いた場合、声明文では利下げ・緩和は継続されると思います。 据え置きサプライズで買われた豪ドルの売り場探しになると思います。 注目です。

 

 

 

2)欧州議会スタート

 

本日から、欧州議会選挙後の新議会がスタートします。 欧州議会では、イタリア財政が注目されそうです。 早速、昨日はイタリア財政に関する要人発言が出てきています。 昨年末から、年はじめにかけて揉めた、イタリアvs欧州の再来となりそうです。

 

また、今朝、急遽出てきた「米国はEU製品の40億ドルに追加関税を提案」という情報。

 

欧州議会・米欧関税・EU要人後任候補など注目点が多数あります。 要注意です。

 

 

 

3)イラン核合意

 

昨日、イランが核合意で決められた濃縮ウラン貯蔵量をオーバーしたと伝わりました。 トランプ大統領は「イランは火遊び」などと非難しています。

 

米国以外でも、英国はじめ多数の国が非難しています。 制裁!? 武力衝突!? 目が離せない状況になってきています。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

7月2日(火曜日)

 

OPEC加盟国・非加盟国閣僚会合(ウィーン)

新欧州議会スタート

 

13:30 AUD RBA政策金利・声明文発表

15:00 GBP 住宅価格指数

17:30 GBP 建設業PMI

17:30 EUR クノット・オランダ中銀総裁発言

17:30 EUR バシリアウスカス・リトアニア中銀発言

18:30 AUD ロウRBA総裁発言

19:35 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

23:05 GBP カーニーBOE総裁発言

 

 

7月3日(水曜日)

 

米独立記念日(米株式・債券市場早引け)

 

00:00 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言

08:00 AUD サービス業PMI

10:00 AUD 建築許可件数・貿易収支

10:30 JPY 布野日銀審議員発言

10:45 CNY 財新サービス業PMI

 

 

 

 

 

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