中国連休明け、米中関係どうなる!? ~2月11日の注目点とスケジュール~

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2019年2月11日

中国連休明け、米中関係どうなる!? ~2月11日の注目点とスケジュール~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は、オセアニア通貨を中心にリスク通貨が売られていきました。 ユーロ圏では、フランスとイタリアの政治問題や景気減速懸念がユーロ売りに繋がり、EU離脱の不透明感からポンドが売られ、買われる通貨がないため、しょうがなくドルが買われていった!? そのような週末でした。

 

東京が休場の今朝、ストップ狩りを狙ったのではないかというようなフランでのフラッシュクラッシュ! 週の始まりから、騒がしくなっています。

 

 

目次

◎本日の注目点

 

1)米中通商協議

 

ライトハイザーUSTR(米通商代表部)・ムニューシン財務長官 訪中予定で、米中間の通商協議に注目が集まっています。 米中関係の悪化→中国の景気後退→リスクオフ→オセアニア通貨の下落など、多くの所に影響を与えるだけに、注目度が高いと思われます。 本日すぐに合意とはならないと思いますが、進捗状況の要人発言には注意しておきたいと思います。

 

また、中国は連休明けの動きになります。 午前中、中国の動き出しにも注意したいと思います。

 

 

 

2)英国離脱交渉

 

離脱案の再交渉を求め、メイ首相とEUで話し合いが行われています。

 

14日の英国議会採決に向けて、何か合意できるか!?

それとも、このまま平行線で何も決まらないのか!?

 

こちらもヘッドラインや要人発言に注目しておきたいと思います。 基本は何か合意出来れば、ポンド買いにつながるのではないかと思っています。 逆に、合意なき離脱に近づくような発言が出た場合は、ポンド売りですが、こちらは確定しない限りは手を出さない予定です。

 

 

 

3)欧州景気・政治懸念

 

イタリアとフランスの関係が報道されています。 また、イタリアでは極右化、フランスではマクロン大統領の支持率低下と終わらないデモと、それぞれの国内でも問題を抱えています。 その他にも、欧州全体で景気減速が懸念されています。 ユーロ/ドルはレンジ下限に近付いていますが、ここから反発上昇する気がしません。 ファンダメンタルズ的には、今回こそ下抜けブレイクするのではないかと思っています。 そのため、イタリア・フランスの問題、欧州景気の悪化に注目しています。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

2月11日(月曜日)

 

ユーロ圏財務相会合

ライトハイザーUSTR(米通商代表部)・ムニューシン財務長官 訪中予定

 

16:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)

16:30 CHF スイスCPI(消費者物価指数)

17:00 EUR デギントスECB副総裁発言

18:30 GBP 英GDP・貿易収支

22:30 CAD 貿易収支

23:00 USD クノット・オランダ中銀総裁発言

 

2月12日(火曜日)

 

01:15 USD ボウマンFRB理事発言

09:30 AUD 住宅ローン比率・住宅投資・NAB企業信頼感指数

 

 

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