離脱延期申請は通るのか!? EU加盟国の反応は!? ~9月9日の注目点とイベントスケジュール~

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2019年9月9日

離脱延期申請は通るのか!? EU加盟国の反応は!? ~9月9日の注目点とイベントスケジュール~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

 

先週は、リスクオフの調整なのか、リスクオンに流れが変わったのか、株価やクロス円は上昇しています。

 

今週は、このままリスクオンの流れになるのか!? またリスクオフの流れになるのか注目しています。

 

米中関係がおとなしいのも気になります。 上手くいっているように見えて、落とす発言をするのがトランプ大統領です。 トランプ砲が出てこないか気になるところです!

 

目次

◎本日の注目点

 

1)Brexit

 

先週、英国議会では合意なき離脱を阻止するために、離脱期限を延期申請する法案が上下院で可決しました。 あとは、エリザベス女王が承認すれば法として成立、これによりボリス・ジョンソン首相による合意なき離脱の可能性が低くなります。 注目点は多くく分けて3点です。 

 

ただ、これに対しフランスがノーを表明しています。 EU離脱期限の延期は加盟国の1か国でも反対をすれば認められません。 他に反対する国が出てこないかどうか!? 注目です。

 

また、離脱期限の延期申請する法案が成立したことで、ボリス・ジョンソン首相がどのような行動に出るのか!? 再度、解散総選挙を提案するのか!? 注目です。

 

あとは、このまま英国議会が休会になるのか!? 離脱交渉は継続されるのか!? 注目しています。

 

先週は合意なき離脱の可能性が後退したように見られ、ポンドの調整買い戻しが入りました。 ただ、個人的には合意なき離脱の可能性は変わっていないような気がしています。 合意なき離脱の可能性が再燃してくれば、ポンド売りが再開するのではないかとみて売り場探しをしたいと思います。

 

 

 

 

2)リスク要因

 

英国の合意なき離脱の可能性が後退したこと以外にも、先週は香港で逃亡犯条例改正案が撤回されリスクオンの動きになりました。 ただ、香港のデモ活動は変わらず続いています。 11日から一帯一路サミットが予定されているため、それまでに収めようとする中国政府がどのような手段に出るのか!? 再度リスクとして浮上してくるのか!? 注目しています。

 

その他にもリスクがあります。 どれもリスクオン要因として出てきてもおかしくないので注目しています。

 

・米中貿易戦争

・日韓関係

・北朝鮮ミサイル基地

・印パ、カシミール問題

・人民元安、韓国ウォン安

・イラク、中東問題

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

9月9日(月曜日)

 

08:50 JPY 日GDP

17:00 GBP ブリハBOE外部理事発言

17:30 GBP 英GDP

20:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)

 

 

9月10日(火曜日)

 

04:00 USD 米消費者信用残高

 

 

 

 

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