米中関税合戦を消化する1日 ~8月26日の注目点とイベントスケジュール~

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2019年8月26日

米中関税合戦を消化する1日 ~8月26日の注目点とイベントスケジュール~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

米中貿易戦争の激化で、注目だったジャクソンホール経済シンポジウムやG7首脳会議が霞んでしまいました。

 

米中貿易戦争の影響はオセアニア通貨の売りに、円やフランの買いに、株価は暴落の状態です。 米株価下落でトランプ大統領が火消しに動いてくれればいいのですが……

 

マーケットの注目は完全に米中ヘッドラインとリスクオフ相場に集まっているようです。

 

目次

◎本日の注目点

 

1)米中貿易戦争

 

先週末に中国が対中関税第4弾に対する報復関税を発表すると、トランプ大統領はさらなる報復関税を発表しました。 米株価3指数は暴落、その他世界的に株価先物は暴落しています。 本日は、東京市場・欧州市場・NY市場と関税戦争の影響を消化していく1日になりそうです。 (英国は休場)

 

リスクオフの状況が進むのか!? 株価下落は続くのか!? もし仮に、株価下落が続くようなら、火消し発言が出てくるのか!?

 

米中貿易戦争に関する消化と、ヘッドラインで相場が動いていきそうです。

 

 

 

2)要人発言

 

先週のパウエルFRB議長の講演では、マーケットが織り込んでいる9月利下げを否定しませんでした。 これにより、9月0.25%の追加利下げは織り込まれてきたと思います。 次の焦点は、0.5%の利下げはあるのか!? 9月以降に継続利下げはあるのか!? になってくると思われます。 ただ、FOMC議事録やFOMCメンバーの発言からは、0.5%利下げや継続利下げのようなハト派な内容は出てきていません。 米中の関税戦争激化を受けて、どのように変更してくるのか発言内容に注目です。

 

また、本日はカーニーBOE総裁の発言も予定されています。 先日のジャクソンホール経済シンポジウムで、Brexit・合意なき離脱に関する金融政策について話し合われたのではないかと思います。 あと2か月にせまっている離脱期限に向けて、英中銀の対応策や、その他中銀の対応策について、どのような内容が出てくるのか注目です。

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

8月26日(月曜日)

 

フランスG7首脳会議(24日~26日)

 

07:45 NZD 貿易収支

17:00 EUR ドイツIFO景況指数

21:30 USD 耐久財受注

22:45 GBP カーニーBOE総裁発言

23:00 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言

 

 

8月27日(火曜日)

 

11:00 AUD デベルRBA総裁補佐発言

 

 

 

 

 

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