6月27日の注目点

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2018年6月27日

6月27日の注目点

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

6/27(金曜日)

17:30 GBP カーニーBOE総裁発言
20:00 CZK チェコ公定歩合発表
21:30 USD 米耐久財受注
23:30 USD 米週間原油在庫

6/28(木曜日)

EU首脳会議(-29日)

00:00 USD クウォールズFRB副総裁発言
00:30 USD 米2年物変動利付債入札(160億ドル)
01:15 USD ローゼングレン米ボストン連銀総裁発言
02:00 USD 米5年債入札(360億ドル)
04:00 CAD ポロズBOC総裁発言
06:00 NZD RBNZオフィシャル・キャッシュレート発表

 

米朝首脳会談・G7と終了したことで、再度注目は貿易関税問題に向いてきています。

昨日は「ハーレーダビットソン」を個別でツイートするなどしていますが、各国株価等にも影響が出ているように感じます。

 


ダウ平均10分足チャート

 

 

 


日経平均10分足チャート

 

 

ドル円も材料難の中、上値は重く、下値も堅い状況で110.30~109.40間のレンジが続いています。

その他通貨では、円・フランが買われ貿易戦争等リスク回避、リスクオフモードになっています。

ただ、対円と対フランでは買われ方が少し違うように感じますが、それよりも資源国通貨の売られる原因が少し違うようです。

 

 

オーストラリアは、やはり中国の存在です。

中国景気の減速、鉄鉱石価格の下落、トランプ大統領の中国口撃というところでしょうか⁉

 


AUD/CHF時間足チャート

 


AUD/JPY時間足チャート

 

 

 

ニュージーランドは先日の要人発言

NZ準備銀行(RBNZ)
「為替レートは2017年に下落したが、依然として高水準であり、貿易財セクターの活動を抑制している」
「金融政策はかなりの期間、緩和的だろう」

ピーターズNZ副首相
「NZ準備銀行(RBNZ)が近い将来に利上げをするとは思わない」

というような、ハト発言が続いていることが原因ではないかと思います。

 


NZD/CHF時間足チャート

 

 


NZD/JPY時間足チャート

 

 

カナダに関しては、先週の指標(消費者物価指数)の弱さプラス、原油価格の下落ではないかと思います。

なので、カナダの場合は原油価格にも注意したいと思います。

 


CAD/CHF時間足チャート

 

 


CAD/JPY時間足チャート

 

今回、一番根が深いのは米中貿易摩擦・関税問題ではないかと思い、AUD/USDのShortを継続中です。

あとトルコのEUR/TRYのShortも継続中です。

 

 

 

 

昨日からの要人発言

NZ準備銀行(RBNZ)
「為替レートは2017年に下落したが、依然として高水準であり、貿易財セクターの活動を抑制している」
「金融政策はかなりの期間、緩和的だろう」

ルメール仏経済・財務相
「米国が輸入関税を発動した場合、我々は報復する」

ポンペオ米国務長官
「北朝鮮の非核化協議に期限を設けない方針」

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)
「ギリシャの外貨建て及び現地通貨建て長期債務格付けを、『B』から『Bプラス』に引き上げ。ユーロ圏がギリシャに対する債務軽減策で合意したことで、債務リスクが低下した」

安倍首相
「環太平洋連携協定(TPP)がデフレを加速させるとの指摘は当たらない」
「日銀の金融緩和は、為替の円安誘導のための政策ではない」
「日銀の金融政策の趣旨は、米国の理解を確保していきたい」

麻生財務相
「米国の自動車関税に対する協議には、十分時間をかける必要がある」

クーレECB理事
「政策金利は2019年夏に至るまで変わらずに維持される見込み
「来年は月約150億ユーロの満期償還金の再投資を行う」

メクラーSNB(スイス国立銀行)理事
「スイスフランは、依然として高い水準にある」

格付け会社フィッチ・レーティングス
「中国人民銀行の預金準備率(RRR)の引き下げを金融緩和の兆候と見なすのは、時期尚早」

ロウハニ・イラン大統領
「イランはトランプ米大統領の圧力に屈しない」

ザンギャネ・イラン石油相
「先週のOPEC(石油輸出国機構)合意、新しいことは何もなかった」

ハスケル次期英MPC(金融政策委員会)委員
「BOE(イングランド銀行)の利上げ、急ぎすぎるリスクはある
「ブレグジットは英経済の見通しにとっては最大のリスク」
「政策金利の方向性には同意する」
「もし景気が低迷すれば、利下げの余地もある」
「金融市場が崩れるようであれば、量的緩和の拡大もありえる」
「我々が予想して以上に英経済には緩みがあるようだ」

マルムストローム欧州委員(貿易担当)
「現在の時点で、EUと米国が通商問題で話し合う予定はない」

トランプ米大統領
「ハーレー・ダビッドソンは、関税や貿易戦争を言い訳にしている
「同社の米国外への一部移転は以前から計画されていたこと」
「EUから輸入の自動車への追加関税、実施まで長くかからない」
「ハーレー・ダビッドソンは高額の税金を払うことなく、米国では販売できない」

マカファーティ英MPC委員
「英中銀は利上げまで時間を無駄にするべきではない」
「利上げを待ちすぎると、経済への影響は大きくなる」

デギンドスECB副総裁
「インフレが我々の目標へ向っていくことへ自信を持っている」
「欧州経済は堅調であり、広範囲な成長が継続」

レーン・アイルランド中銀総裁
「欧州中央銀行(ECB)の政策がうまくいっていることに自信が増している」
「インフレは回復しているが、目標をまだ下回っている」

ボスティック米アトランタ連銀総裁
「米連邦準備理事会(FRB)は経済を安定路線に維持しようと努めている」
「貿易戦争からの崩壊は痛手になる」
「貿易問題の不確実性により米連邦準備理事会(FRB)の役目はより難しくなっている」
「自動車の関税は経済の大きな部分に波紋を起こす」
「今年もう1回の利上げがあると見込む」

カプラン米ダラス連銀総裁
「米国の経済成長は、今年は2.75%(従来は2.50-2.75%の間)」
「米国の経済成長は加速している」
「労働市場の緩みはない」
「中国からのテクノロジーへの脅威に対処するのは適切」
「北米自由貿易協定(NAFTA)の現代化を妨げることを危惧している」

モルノー加財務相
「カナダ経済は好調だが、米国の関税が問題」
「米国とのNAFTA交渉は、できるだけ早く交渉の場に着くつもりだ」

中国商務省
「米国による投資制限で予想される中国企業への影響を検証する」

菅義偉官房長官
「米国によるイラン原油禁輸要求、詳細は差し控える」
「日米はイランに関する制裁について協議している」
「日本はイランとも連絡をとっている」

 

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