2020年7月5日
6月29日~7月3日を振り返り、気になったニュース!
記事を書いた人:岡ちゃんマン
焦点:「バイデン大統領」に備える投資家、ドル売りに米株圧縮も
http://jp.reuters.com/article/biden-investors-us-election-idJPKBN2430BF
米大統領選挙でバイデン候補が勝利した場合の予想が出始めた。それだけトランプ大統領との支持率が拮抗してきた証拠で、選挙の見通しがわからなくなて来ている証拠ではないかと思う。選挙見通しがわからないという事がリスクなので、大統領選挙が近づくにつれてリスクオフが進む材料になりそう。
東京の新規感染者124人、「一層の警戒必要」-小池都知事
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-03/QCVI8TDWX2PU01
東京では感染拡大がとならない。東京だけでなく米国の一部の州では過去最高の新規感染者数を記録するなど、第2波懸念が出てきている。ただ、第2波が来てもロックダウンをしたり、休業補償などの追加景気対策をする体力がない場合が多く、今度こそ大ダメージで立ち直れなくなる可能性があるので今後に注目。
日英、今月末の大筋合意目指す-貿易協定、TPPで再交渉も
http://news-digest.co.uk/news/news/uk-news/20259-2020-07-03.html
英国とEUの通商協議は難航しているが、日英はポジティブに進んでいる模様。日英貿易交渉が合意すると英国は、EUとの交渉で今まで以上に強気になるのではないかと思われる。そのことからEUから妥協案が出るなどするようであれば、通商協議が前進し始め、ポンドにとってポジティブになるのではないかと注目している。
ドイツ首相、EU復興基金の早期実現訴え「今夏成立させる以外ない」
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-03/QCVF8YDWLU6I01
経済復興のためには早期の対策が必要で、遅くなるほど経済ダメージが大きくなる。そのためにも早く成立させたいところだが、オランダ・オーストリア・スウェーデン・デンマークなどが反対している。夏休み前が一つのヤマ場、今月末までがヤマ場となりそうだ。
ECB,「中銀プット」を再発させる恐れ-オランダ中銀総裁
http://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-03/QCWD4PT1UM1701
通常の量的緩和とは違い、コロナ対応で始めたパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)は全て使い切らなくてもいいのではないか、そろそろ出口戦略を考えてもいいのではないかという声が出始めた。コロナ禍でECBタカ派・ハト派メンバーが一丸となって政策を行ってきたが、そろそろタカ派メンバーが反対を言い出し政策の遅れ、転換点と成りそう。上記のEU復興基金成立に向けた話し合いにも影響が出てくるのではないかと注目している。