2017年12月27日
トランプ大統領の機密情報漏洩について
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週のホワイトハウスでの会談で、ロシア当局者に機密情報を漏らしたのではないかと問題になっています。
情報漏洩した内容は、イスラム国に関する情報とのことです。
このイスラム国に関する機密情報は、同盟国間の情報共有合意で得た情報でした。
今回、何が問題になっているかというと、
①同盟国から提供された情報を、同盟国の同意を得なかったこと
②大統領選挙期間のロシアとの関係を調べていたとされる、コミー前FBI長官の電撃解任疑惑が再燃
③マクマスター大統領補佐官は会見を開き、会談ではイスラム国に関する情報提供はなかったと否定したにも関わらず、トランプ大統領は情報提供は「大統領の絶対的権利」と肯定したことにより、マクマスター大統領補佐官は嘘の会見を開いたことになっていること
現在、野党民主党はもちろんのこと、与党共和党の中からも批判が上がってきています。
マクマスター大統領補佐官は、再度会見を開き「大統領がロシアと共有した情報は、完全に共有するに値する内容だった」と火消しに必死になっています。
このまま火消しに失敗すると、大統領弾劾に向かうのではないかと心配されています。
もし仮に大統領弾劾なんてことになると、リスクオフになる可能性が高いと思われるので、注意していきたいと思います。