2017年1月25日
トルコ1月政策金利発表を終えて
記事を書いた人:岡ちゃんマン
1月24日日本時間20:00に発表された政策金利についてまとめてみました。
1週間物レポート 結果8.00%(予想8.50%)
翌日物借入金利 結果7.25%(予想7.25%)
翌日物貸出金利 結果9.25%(予想9.25%)
という結果になりました。
政策金利(1週間物レポート)を利上げとの予想を裏切られ、据え置き。
利上げを予想して買われていた(利上げ→通貨買い)トルコリラが、サプライズで据え置きが発表された瞬間に失望のトルコリラ売りがでて、USD/TRY(上チャート5分足)で急騰。
指標の発表時に注目するべきところは、予想値(コンセンサス)と結果の乖離があるかということ。
市場コンセンサスでは利上げがほとんどだったので、瞬間的にトルコリラ売りが出てきました。
ただ、スワップ金利等に関係のある翌日物貸出金利は予想通りの利上げされたことで、上昇幅は限定的になったものと思われます。
今後、トルコは格付け問題や、大統領権限問題等あるので、次回政策金利も注目していきたいと思います。
格付け問題や大統領権限問題は、次回まとめたいと思います。