フラッシュクラッシュの正体とは??リピドラEA¥263,871(12月)

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2019年1月6日

フラッシュクラッシュの正体とは??リピドラEA¥263,871(12月)

記事を書いた人:川ちゃん

川ちゃんです。先日、フラッシュクラッシュという急落がありました。僕はこの暴落も全く問題なかったのですが、世の中は酷いことになってたようです。

 

twitterやyoutubeで強制ロスカットや追証の内容が投稿されてます

 

 

僕の口座の1つですが、現在(1月6日)の含み損は5%程度、今回の急落時のマックスでも15%程度だと思います。やはり長期トレードの場合は資金管理が超重要ですね。

 

 

今回は、なぜこのようなことが起きるのか?を説明したいと思います。

 

目次

◎フラッシュクラッシュの正体とは?

1)1月3日の午前中にクロス円の急落


瞬間で急落し、すぐに戻る。こんな値動きをフラッシュクラッシュといいます。

 

 

これって、予測できたのでしょうか?予測はもちろんできないですが、想定はできますね

 

 

僕も13年くらいFXをやってるので今回の急落以上のものも何度も見てきました。前回のリピート系記事でもあげたように、クリスマスから年末年始は取引量が少なく小さな資金で値を動かすことができる時期だと考えられます。ということは1部のマーケットメーカーやヘッジファンドが仕掛けやすいとも言えます。

 

 

以下が前回のリピート系記事です。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

リピート系トレード 株暴落! 来たるリスクオフに備えろ!!

 

 


2)年末の株暴落って何?


まず、米株を中心に年末に暴落しました。僕自身は調整だと思っています。調整にしては大きな暴落ですね。

 

 

しかしながら下のチャートを見ると、この3年間で1万ドル以上右肩上がりに上昇しています。これは、買われすぎ、あるいは小さなバブルとも言えます。なので、株を買った人たちの利益確定売りや、買われすぎ局面からの逆張りの空売りだと考えています。

 

 

サブプライム問題のような明確な暴落要素がいまいち見当たりません。FRBが利上げを繰り返し企業が少し苦しいというくらいですかね。ただ、これだけ利上げして、よく株価がここまで上がり続けたなとも思います。

 

 

今回の暴落で株で資金を溶かした人も多いんじゃないでしょうか。暴落の値幅は大きいですが、暴落率は急騰の半値戻し程度です。下のチャートがダウ平均株価の週足チャートです。

▼  ▼  ▼  ▼  ▼

(ダウ週足チャート)

 

 


3)次はFXを狙った急落


ただクロス円はそれほど下げずにいました。これは少し違和感がありますよね。そこで狙われるのが、FXの顧客の資金です。仲間内では、そろそろクラッシュ来るかもねと話していました。

 

 

当初予測していたのは、EU離脱を控えたポンドと思っていましたが、今回は円が狙われました。特にオージー円でしょうね。特に日本人顧客の「トラリピ」や「グルトレ」のオージー円買いポジションを狙ってきたように思います。

 

 

オージー円は去年1年で約10円ほど下落しています。特に年末の株に引っ張られました。ただ多くの人たちがロスカットに会うというレベルまでは来てませんでした。

 

 

下のチャートの赤線が月足のサポートラインでその辺りの青〇部分に多くの損切り注文が並んでいたと推測できます。このレートを狙って1部のヘッジファンド等が仕掛けてきたのだと思います。

 

 

(AUDJPY月足チャート)

 

 


4)なぜヘッジファンドは仕掛けてくるの?


なぜヘッジファンドはこのようなことを仕掛けてくるのでしょうか?それは、FXの仕組みにあります。

 

 

簡単に説明します。FXというのは世界中の銀行(マーケットメーカー)が作ったプラットフォームの中で遊んでいるようなものです。FX業者はそれの子分みたいなものです。カジノやパチンコ屋のスケールの大きなものと考えてください。ということは個人投資家を遊ばせて利益を得るための仕組みだということです。

 

 

その中で大きな資金を動かしているのがヘッジファンド、投機筋ともいわれます。要するに仕掛け人側で個人投資家の資金を刈り取る役目を担ってると思ってください。

 

 

株の場合は買い手と売り手の中で、負けた人のお金が勝った人に流れるという仕組みですが、FXは相手が銀行、FX業で、そことのお金をかけた勝負になる訳です。しかも、圧倒的に不利な勝負です。相手は、僕たちのポジションを全部把握しています。どこまで下落させればどれくらいのロスカットが出るかなどです。そのロスカット分はまるまる彼らの儲けとなります。

 

 

しかも今回のような瞬間的な急落は商いの薄い時間(ニューヨーク市場が閉じた朝方)や年末年始などが絶好の狙い場となります。

 

 

前回はポンドのクラッシュが2016年、EU離脱後にありました。その時はポンド円で確か1000PIP程度朝方急落しました。今回は500PIP程度の急落。どの程度の資金を投入すればどの程度の値を動かすことができるか?そうなった時どれくらいのロスカットを誘発できるか?このようなことを彼らは分かっているのです。

 

 

「大衆(多くの人たち)」と呼ばれる人たちは同じような行動をとります。レバレッジも損切りも同じようにトレードしてることが多いです。大衆と同じ戦略をしているといずれ刈り取られます。

 

 

僕はtwitterやyoutubuをみて、多くの人達がどのようなトレードをしているかをチェックしています。それは、その人たちの逆のトレードをやるためです。長期トレードをしている場合、長期トレードを投稿している人達を見ます。そうすると、この人たちがロスカットに逢うポイントが見えてきます。

 

 

例えば、暴落中それらの人達が諦めて損切りした時が絶好の買い場となる訳です。「大衆ポジション」を把握するためにはSNSは持って来いです。皆さんもそのような目線でSNSを活用してみてもよいんじゃないでしょうか!!

 

 

FXは動物界でいうなら、草食動物(個人投資家)を狙った肉食動物(ヘッジファンド)それのおこぼれをもらうハイエナら(脱大衆)とこのような構図になっています。僕たちはハイエナになることを意識する必要があるかもしれませんね。

 

 


5)リピドラEA 12月の損益


¥263,871(ドル建ては1ドル=105円で計算しています。指標スキャル分の利益は除外してます)

 

 

 

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