主要通貨のブル・ベア要因について再確認

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2017年12月29日

主要通貨のブル・ベア要因について再確認

記事を書いた人:岡ちゃんマン


通貨ごとの注目点と、売りor買いどちらに傾いているのか⁉

11月22日時点で考えてみた。

あくまで、個人的な考えです。

米国

 

23ブルベア米国

 

米国は、利上げ観測は織り込み済み

それ以上に政治不安や、期待外れの税制改革が重しになってきているように思う。

税制改革の早期承認や公約に近い減税案出てくれば株価上昇からドル買いに傾くのかなと思う。

逆に、政治不安が広がったり利上げペースが遅れてくると、ドル売りが進む可能性も、、、

欧州

 

23ブルベア英国

 

欧州は、買い要因から売り要因に傾いているように見えます。

最近は南欧諸国も景気回復傾向にあるようなので、基本的には買い目線で考えています。

ただ、後退していた不安材料が少しづつ再燃してきました。

ベア(売り)要因がこのまま沈静化してくれるかがポイントではないかと思います。
英国

 

23ブルベア英国

 

英国は、物価の上昇や継続的に利上げをしていくのであれば、ブル(買い)要因なのですが、、、

Brexit交渉や政治の不透明感が多すぎて売りor買いどちらにも大きく傾く可能性があるのではないかと思います。

個人的には、売り要因のほうが強いと考えています。

ニュージーランド

 

23ブルベアニュージー

 

ニュージーランドは、何事もなければ来年にも利上げではないかと考えていました。

なので、ブル(買い)要因に傾いていたはずですが、政権交代が起きてしまい何が起こるかわからなくなってしまいました

何か材料が出てくるたびに、ベア(売り)要因が出てきそうな気がします。

オーストラリア

 

23ブルベアオージー

 

オーストラリアは中国経済や資源価格に左右されます。

次の金融政策に動くのはまだ先、我慢強く待ち続ける。

と発言するように、基本的には通貨高けん制発言が出てきやすいです。

あとは、鉄鉱石価格が下落傾向にあることも足かせになっているようです。

ただ個人的には、利上げの期待感のほうが強くなってきていると思います。

カナダ

 

23ブルベアカナダ

 

カナダは景気的には回復傾向にあるが、早期に連続利上げの影響が気になる。

また、強い指標結果が出てくるようであれば追加利上げも期待できるのではないかと思う。

原油価格も、OPEC加盟国・非加盟国の協調減産の効果もあり上昇している。

ブル(買い)要因が多い中で、ベア(売り)要因は、早期に連続利上げしたことによる景気の後退が気になります。

それに伴う、追加利上げの後退。

また、NAFTAをはじめ米国との関係が不安材料です。

日本・スイス

 

23ブルベアスイス

 

 

23ブルベア日本

 

日本・スイスともに通貨安政策をとっている。

なので、基本はベア(売り)目線ですが、リスクオフになればブル(買い)要因になってしまいます。

現在は、若干リスクオフに傾いているように感じます。

注目の地政学リスク

現在、リスクオフの材料を上げてみました。

北朝鮮ミサイルや核実験
サウジアラビア内政問題
サウジアラビアとイランの中東問題
・Brexit交渉問題
メルケル首相の求心力低下からくるEUリスク
・トランプ大統領とロシア疑惑問題
・各国の保護主義政策

何か一つでも、大きく問題になればリスクオフモードに入ると思います。

現時点の注目材料を考えてみました。

 

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