2017年12月27日
新FRB副議長ランダル・クオールズについて
記事を書いた人:岡ちゃんマン
FRB(連邦準備制度理事会)は本来、議長を含め7名いるのですが、現在3名が空席となっています。
2017年07月27日米国議会で新FRB副議長の承認公聴会が開かれ、ランダル・クオールズ氏が副議長に承認されました。
トランプ大統領は来年任期を迎えるイエレンFRB議長の後任を含め、残り空席2名の人事も早急に任命するといっています。
では今回任命された、ランダル・クオールズFRB副議長とはどんな人物なのでしょう。
経歴
・ジョージ・W・ブッシュ(子)政権で財務次官を務める
・投資会社のマネジメントディレクター
・銀行専門の弁護士としての経験も長い
(Bloomberg参照)
過去の発言や昨日の公聴会での発言をまとめると、ややタカ派寄りの人物ではないかと思います。
また、金融規制改革法(ドット・フランク法)の緩和が必要との考えを持っている。
昨日の公聴会では、「テイラー・ルールの採用は支持しない」「銀行ストレステストの透明性を向上」と発言
今後トランプ大統領の進める金融規制緩和政策のキーマンになってくるのではないかと思います。
今後の発言等に注目していきたいと思います。
テイラー・ルールとドット・フランク法については別にまとめます。
目次
ドット・フランク法について