現在の英国中銀の金融政策決定会合のメンバーは以下の通りです。

総裁1人と副総裁3人・主席エコノミスト1人・外部理事4人の合計9人で話し合いが行われ、最終的に投票で政策金利を決定する仕組みになっています。

各自のタカ派・ハト派のスタンスは上記の通りですが、注目は任期です。

前回の金融政策決定会合で利上げ票を投じたフォーブスさんは、メンバーの中で1番のタカ派の存在でしたが、2017年06月30日の任期満了後に退任することになっています。(まだ1期目なので、通例として2期務めることが多い)

後任はまだ決まっていません。

タカ派のフォーブスさんが退任することで、今後の勢力図に注目です。

また、副総裁のシャーロッド・ホッグさんは、着任早々に退任することになり、後任はまだ決まっていません。

後任が決まるまでは暫定的にメンバーを務めるようです。

これが現在のBOEの状況です。