2017年12月27日
英国議会総選挙支持率とポンドについて
記事を書いた人:岡ちゃんマン
メイ首相の宣言で、6月08日に英国議会総選挙が前倒しで予定されています。
目次
英国地方統一選挙について
英国議会総選挙を発表したときは、メイ首相が所属する保守党が議席数を伸ばして発言力を強めると思われ、ポンドが買われました。
しかし、選挙公約が発表されると、公約は批判的で世論調査では保守党の支持率が低下しています。
逆に、労働党は支持率を伸ばしてきてます。
5月25日現在の世論調査結果
保守党 43%
労働党 38%
自由民主党 10%
英国独立党 4%
緑の党 1%
SNP 5%
となっています。
メイ首相にとっては想定外ではないかと思います。
議席数を伸ばす予定が、逆に減る結果になりそうです。
議席数の低下は発言力の低下。
発言力の低下は、ブリグジット交渉の混迷につながるとの懸念がポンド売りにつながっています。
また、マンチェスターのテロを受けて、選挙運動は自粛している模様です。
予定されていたテレビ討論会もキャンセルになっています。
いつ再開されるかは決まっていません。
今後の世論調査の結果と、6月08日の選挙当日は要注目です。