2017年12月29日
FOMCメンバーと投票権について
記事を書いた人:岡ちゃんマン
あと1か月で、2017年も終わります。
年が変われば、FOMCの投票権を持つメンバーも変わります。
政策スタンスと投票権の一覧を更新しました。
FRB理事は現在、3席が空席となっています。
イエレンFRB議長は議長任期終了後は、理事職も退任するとのことなので、来年2月以降は4席が空席になる可能性もあります。
地区連銀は以下の通りです。
01)ボストン連銀:ローゼングレン総裁
02)ニューヨーク連銀:ダドリー総裁(退任表明)
03)フィラデルフィア連銀:ハーカー総裁
04)クリーブランド連銀:メスター総裁
05)リッチモンド連銀:マルニックス総裁代行
06)アトランタ連銀:ボスティック総裁
07)シカゴ連銀:エバンス総裁
08)セントルイス連銀:ブラード総裁
09)ミネアポリス連銀:カシュカリ総裁
10)カンザスシティ連銀:ジョージ総裁
11)ダラス連銀:カプラン総裁
12)サンフランシスコ連銀:ウィリアムズ総裁
リッチモンド連銀は現在総裁が不在です。
マルニックス副総裁が代行を務めています。
政策スタンスについては、発言が少ないため分かりません。
ニューヨーク連銀のダドリー総裁は、トランプ大統領とそりが合わないのか⁉それとも、仲のいいイエレン議長が辞めるからなのか⁉わかりませんが、退任の意思を表明しています。
投票権を持つ理事や連銀総裁の発言は影響力が大きいので、注目度も高くなります。
そろそろ、来年の投票権を持つ要人の発言に注目していきたいと思います。