2017年12月26日
FRB理事の突然辞任
記事を書いた人:岡ちゃんマン
終始なごやかなムードで終えた日米首脳会談でしだが、その裏でFRBタロール理事が任期を残して突然の辞任を表明しました。
タロール理事の突然辞任の影響は大きいのではないかと思い、取り急ぎまとめてみました。
突然辞任の背景としては 、トランプ大統領が金融規制の大幅緩和に意欲的なことに反発し、辞任を決断したとみられています。
FRB理事は本来7名ですが、タロール理事が辞任したことにより3名の空席ができることになりました。
また、来年のあたまには FRBイエレン議長・FRBフィッシャー副議長の任期満了となることから、1年以内に5名の入れ替えが起きることになります。
今後の影響としては、タロール理事はハト派でしたのでタカ派寄りの後任が選ばれると、今後の利上げ観測に影響を及ぼすと思われます。
後任人事と、空席の2名の人事に注目していきたいと思います。