2019年1月15日
FXに追証(おいしょう)ってあるの?リピート系 1月の結果
記事を書いた人:川ちゃん
こんにちは、川ちゃんです。
目次
追証って何?
今回のフラッシュクラッシュで追証(おいしょう)が発生した人も多かったようです。
「FXって元金以下に資金が目減りしないと認識してましたが、追証ってあるんですか?」
との質問がありましたのでそれについてお答えしようと思います。追証って何?っと思う方もいると思うので簡単に説明します。
株の信用取引などをしてる人は当然知っている知識ですが、自分が入金した資金以上に資金が目減りするということです。要は入金額以上にマイナスになるということなんです。その場合、日本の法律では、口座名義人に払う義務が発生します。払えなければ、債務となります。
そもそも、「FXって強制ロスカットがあるので追証はないはず」と思っていませんか?
僕も、あの日までは、そう思っていました。あの日とは、かの有名な2015年1月の「スイスショック」の日です。
マイナス2億円の追証発生
僕の口座は、なっなっなんとマイナス2億円超えていました。
今回のクラッシュどころではありません。1時間で3000PIP程度EUR/CHFで下落しました。
世界中のFX会社が倒産、借金。そして、個人投資家が破産しました。
当時3000万円程度で運用していました。すでに、2900万程度利益を確定して出金していました。強制ロスカットされても利益1500万円は残るだろうと考えていましたので、損切りも入れていませんでした。しかしながら、スイスショックのあと、口座残高をみると、マイナス2億円。
ぎゃーーーーーーー!!!
その時の履歴です。
赤で囲んだ部分がマイナス2024840ドル。日本円にして約マイナス2億2千万円。
海外口座だったので結局、ゼロカットなどの仕組みがあるので、追証分払わなくて済んだのですが、日本の業者であれば、もちろん逃れることはできません。破産ですね。命拾いしました。結局、トータルでマイナス80万円くらいで済みました。追証の心配をしたくない方は、海外口座か国内も法人口座が良いかもですね。
これは、皆さんをビビらすために言ってるのではなく、こんなこともあるということです。追証という想定をこの時まではできていませんでしたが、常にこのようなリスクがあるということです。
僕は日本の業者で運用してないので関係なかったのですが、この時のFX業者との争いの争点となったのが、「損切り」を入れていたかいないか、ということだったらしいです。損切りを入れていた方は、助かったと聞いています。最悪の事態を想定することが重要で、知らなかったでは済まないですね。
いつも言ってるように、トレーダーの一番の仕事はリスク管理です。どんなに、長期のトレードをしていたとしても必ず損切りは入れるようにしましょう。
本日も、英国のEU離脱に関する議会が開催されます。内容によっては値がぶっ飛ぶ可能性があります。必ず損切りは入れてリスク管理をしておきましょう。
リピドラEA 結果(1月1日から1月15日まで)
プラス84275円(ドル建ては1ドル=105円で計算しています。指標スキャル分の利益は除外してます)