1月8日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

TOP > ファンダ記録室 > 1月8日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

2025年1月9日

1月8日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・12月ADP全米雇用報告が予想より弱い内容となった

・ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「見通しが予想通りであれば、さらなる利下げが適切だ」との見解を示したことでドルの上値を抑えた

・前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だとわかるとドル買いが優勢になった

・FRBが公表した12月17日-18日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「多くの当局者は今後数四半期で慎重なアプローチが必要だと認識」「ほぼすべての当局者がインフレの上振れリスクが高まったと認識」との見解が示された

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


1月9日7:00時点

 

 

 

 

 

 

 


1月9日7:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


1月9日7:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

赤沢経済再生相
「いよいよ物価目標を達成しつつある」
「物価が2%に収束しつつあり、これに負けない賃上げ可能」

ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事
さらなる利下げが適切になるだろう
「利下げのペースはインフレの進展と雇用市場の状況に依存する」
「雇用市場が近い将来劇的に弱まるという兆候はない」
見通しが予想通りであれば、2025年の利下げを支持する
「米財政赤字も長期金利を押し上げている可能性」
「関税がどうなるかについては大きな不確実性がある」
「短期的には、関税がインフレに大きな影響を与えるとは思わない
「現在の金利は制限的だが、景気後退を引き起こすほどには厳しくない」

ビルロワドガロー仏中銀総裁
「インフレに対する勝利は崩れていない」
「12月のインフレ上昇は予想されていた」

米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月17日-18日分)
「多くの当局者は今後数四半期で慎重なアプローチが必要だと認識
「一部当局者は12月に金利を据え置くことがメリットと認識」
決定は微妙に均衡と過半数が認識
「当局者は時間の経過とともに中立金利に向かうと予想」
「労働市場の冷え込みに対する懸念は和らいだ」
「スタッフはトランプ氏の貿易政策により2025年にインフレが高止まりすると見ている」
「貿易政策によりインフレデータが読みにくくなる可能性」
「当局者はトランプ氏の貿易・移民計画によりインフレの進展が鈍化すると予想」
ほぼすべての当局者がインフレの上振れリスクが高まったと認識
「当局者は労働市場の緩やかな緩和をみており、急激な悪化の兆候はないと認識」
多くの当局者は利下げのペースを緩めたいと認識

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND