2019年11月21日
11月20日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・米上下院で香港人権法案が可決
・中国は香港人権法案に反発、法案成立なら報復を示唆
・米中貿易協議が来年に持ち込まれるのではないかと一部報道されると、ダウをはじめ株価は下落
・FOMC議事要旨が公表、多くのメンバーが下振れリスクを懸念としながらも、利下げ休止には賛成
・ECBはリバーサルレートには近づいていないとはしつつも、緩和策による金融リスクに警戒感
・欧州委員会がイタリア・フランスの予算に警戒感、スペイン・ポルトガル・ベルギー・スロバニア・スロバキア・フィンランドにも規律違反のリスク
・英国選挙、ボリス・ジョンソン首相とコービン労働党党首の党首討論開催
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
ジョンソン英首相
「保守党全体が私のEU離脱案を支持している」
コービン英労働党党首
「労働党は3カ月間、ブレグジット交渉を行う」
「労働党は6カ月以内に国民投票を実施する」
「労働党は緊縮財政を終わらせる」
中国外務省
「米上院による香港人権法案可決に反対」
「米国は香港や中国の件に介入すべきではない」
レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミスト
「ユーロ圏のリセッションを想定していない」
「ECBの金融政策は限界にはきていない」
エスパー米国防長官
「アジア沿岸諸国に対する中国のいじめに反対」
「中国の行為は国権を侵害している」
デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「金融政策の副作用がさらに明白になっている」
「我々はリバーサルレートに近づいているとは思っていない」
欧州委員会
「イタリアは財政目標からさらに遠のいている」
「ベルギーやスペイン、フランスは財政規則を破るリスク」
ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事
「来年の米経済はトレンドをわずかに上回ると予想」
「インフレは2%に向けて上昇している」
「見通しを評価するため若干待ちたい」
トランプ米大統領
「米国は中国との対話を継続」
「中国は取引を望んでいる」
メクラー・スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)理事
「スイスにとってマイナス金利は絶対的に必要で不可欠」
「SNBは必要とあらば為替市場で介入する」
「スイスの短期成長見通しは悪化」
「インフレ圧力は非常に弱い」
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
「大半のメンバーは10月利下げ後、金利は適切と判断」
「ほとんどのメンバーは利下げが緩やかな成長を支える調整と判断
「数人のメンバーは近いうちに追加利下げがないとの明示が必要と
「数人のメンバーは中期的にリセッションに陥るリスクが幾分低下
「多くのメンバーは下振れリスクが高まったと認識」
「多くのメンバーは世界的な景気減速と貿易の不確実性のために利
「数人のメンバーは金利を安定的に維持することを支持。見通しは