11月27日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2024年11月28日

11月27日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・ニュージーランド準備銀行(RBNZ)はこの日、政策金利を現行の4.75%から4.25%へ引き下げることを決定し、声明文では「来年初めにOCR(政策金利)をさらに引き下げることができると予想」などの見解を示した

・ニュージーランド準備銀行(RBNZ)の金利引き下げは予想通りだったが、一部では75bpの大幅利下げを予想する向きもあったことから、公表後はNZドル買いで反応

・7-9月期の米国内総生産(GDP)改定値は市場予想通りの結果となったものの、同時に発表された個人消費やコアPCE、10月米耐久財受注額が予想を下回ると全般ドル売りが先行

・10月米個人消費支出(PCE)や個人所得が予想を上回ると買い戻しが入りドル円は下げ渋った

・米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視しているPCE価格指数(デフレーター)や変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは市場予想と一致

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


11月28日7:00時点

 

 

 

 

 

 


11月28日7:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


11月28日7:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

バイデン米大統領
「レバノン停戦は現地時間午前4時に開始」
「停戦合意は60日間継続」

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)声明
経済状況が予測どおりに推移し続ければ、来年初めにOCRをさらに引き下げることができると予想
「総合インフレが中間点に近づき、コアインフレ指標が中間点に収束していることから、委員会は金融政策の抑制を引き続き解除することに自信を深めている」
2025年末時点の政策金利見通しは3.6%
「2026年末時点の政策金利見通しは3.2%」

オアNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁
「フォワード予測は2月の50bp利下げと整合性がとれている」
「軌道は8月よりも急激な金利低下を示唆」
今日の会合では25bpや75bpの利下げは考慮しなかった
「OCR(政策金利)は2025年末までに中立水準近辺に達する見通し」
関税の引き上げはインフレを押し上げるというのがコンセンサス

シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
さらなる利下げには慎重になる必要がある
「金融緩和は段階的に行うべきで、中立水準を下回るべきではない
「中立金利は2-3%と推定され、現在の預金金利3.25%からそれほど遠くない」
「景気後退のリスクは現時点では見られない」
「インフレは2025年に2%目標に到達する見込み」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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