2020年12月11日
12月10日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・中国商務省が「12月11日より豪州産ワインの輸入に対して、
・鉄鉱石価格が大幅に上昇していることも、豪ドルほか資源国通貨の
・ECBは政策金利を据え置きし、パンデミック緊急購入プログラム
・ラガルドECB総裁は会見で新型コロナウイルス感染の第2
・欧州連合(EU)
・ジョンソン英首相が「欧州連合(EU)と貿易協定の合
・米食品医薬品局(FDA)
・米食品医薬品局(FDA)は17対4(棄権1)の投票で、ファイ
ECB理事会政策発表
- パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)は5000億ユーロ(約63兆2000億円)増額し、期間は9カ月延長して少なくとも2022年3月末までとした。購入した債券の満期償還金の再投資は少なくとも23年末まで行う
- 従来の債券購入プログラムは政策金利引き上げの直前まで、月額200億ユーロのペースで継続する
- 条件付き長期リファイナンスオペ(TLTRO)3の有利な条件の適用期間は12カ月延長し22年6月までとする。このプログラムの下で21年に新たな3回のオペを実施する。銀行が借り入れられる合計額は、各銀行の適格ローン残高の55%とこれまでの50%から引き上げる
- 21年には「流動性の安全網」として追加するパンデミック緊急長期リファイナンスオペ(PELTRO)を4回提供する
- 今年発表された担保規則緩和は22年6月まで延長する。終了期限までに措置について再検討する
- 政策金利は据え置き、中銀預金金利はマイナス0.5%で維持した
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
エルバン・トルコ財務相
「投資環境を強化するため制度改革に重点を置く」
「今後の持続的な政策を通じて雇用増を後押しする」
「財政規律は維持する」
英政府関係者
「非常に大きな溝が両サイドに残っている」
「更なる話し合いをこれから数日行う」
「溝が埋まるかはまだ明確ではない」
フォンデアライエン欧州委員長
「週末までに決定が下されるだろう」
「お互いの立場を明確に理解したが、大きな隔たりが残っている」
ジョンソン英首相
「合意は英国の独立と主権を尊重しなければいけない」
「状況は依然として困難であることは認める」
中国商務省
「12月11日より豪州産ワインの輸入に対して、一時的な反補助
ラーブ英外相
「ブレグジット交渉は、13日以降も継続する可能性」
「英国は、欧州連合(EU)に英国の漁業や法律をコントロールさ
マクギネス欧州委員(金融サービス担当)
「ブレグジット交渉では、公正な競争環境が重要な課題」
「英国との通商合意の可能性はある」
フォンデアライエン欧州委員長
「英国の合意なき離脱に対する、コンティンジェンシープランが必
「ジョンソン英首相とは、長くて良好な話し合いを行った」
「ブレグジット交渉は難航している」
「ブレグジットに関する決断は、13日の日曜日に行われる」
欧州連合(EU)高官
「英国の合意なき離脱の可能性が高まっている」
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「インフレ率は依然として非常に低い」
「PEPPの購入枠は全額は使用されない」
「パンデミックはユーロ圏経済に深刻なリスクをもたらし続ける」
「不確実性は依然高い」
「為替レートの動きを注視している」
「必要に応じてすべての措置を調整する用意がある」
「ウイルス感染第2波で10-12月期は著しい経済縮小に」
「2020年GDP見通しはマイナス7.3%(前回はマイナス8
「2021年GDP見通しは3.9%(前回は5.0%)」
「2022年GDP見通しは4.2%(前回は3.2%)」
「2023年GDP見通しは2.1%」
「2020年インフレ見通しは0.2%(前回は0.3%)」
「2021年インフレ見通しは1.0%(前回は1.0%)」
「2022年インフレ見通しは1.1%(前回は1.3%)」
「2023年インフレ見通しは1.4%」
「インフレ率は2021年初めまでマイナスが続く」
「インフレ率は2023年末まで目標の2%弱を大きく下回る」
「ユーロ高は物価に下押し圧力をかける」
「10-12月期のGDPは2.2%の縮小となる見込み」
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)
「メキシコ格付けを変える次なる要因はメキシコ国営石油会社(ペ
ムニューシン米財務長官
「追加刺激策に関する話し合いは大きく進展」
欧州中央銀行(ECB)筋
「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)規模拡大に関する
「PEPPの規模については様々な意見がでた」
ペロシ米下院議長(米民主党)
「超党派によるコロナ支援策協議は大きく前進した」
イスラエル閣僚
「米の仲介によるモロッコとの外交関係正常化は歴史的なことであ
ジョンソン英首相
「欧州連合(EU)と貿易協定の合意なしの準備を進めるべき」